洗濯物干し場はどこにする?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

住宅雑誌や展示場、インテリアの売り場などに行くと、オシャレにきれいに整えられていて素敵ですよね。
でもそんなオシャレな家でも生活を始めるとあっという間に汚れ物でいっぱいになっていきます。
そう、家の中は果てしなく繰り返される地味な掃除、洗濯、片付けの場所でもあるのです。

だから見た目のステキさと同じくらい、それらの家事がしやすいように考えて設計することが大事だなと実感します。家事動線ってやつですよね。

今日はそんな家事の一つ、洗濯干しについて、一階と二階の干し場の両方を使ってみた経験を元に書きたいと思います。

今は自宅で在宅の仕事をしている私ですが、3年前までは9時~6時までの仕事についていて、
土日も仕事か、子供の少年団や部活に付き添う超多忙な毎日を送っていました。

洗濯もの干し場は一階と二階の2カ所に作ったのですが、その頃は「2階に上がる時間も惜しい」と、使っていたのはもっぱら一階の干し場でした。
(一階の干し場はリビングの南側に設けたウッドデッキの端です)

洗濯干し2.png

一階の干し場のメリットは、やはり階段を上らなくていいこと。
洗濯物も濡れていると意外と重たくて、それを持って上がるのはけっこうしんどいので省力化できるし、洗うのも干すのもしまうところも一階なので、
一階で全てが完結できるので時短できました。

しかもその頃の私は、朝の家事をひとつでも少なくしたくて、夜のうちに洗濯して干していました。
リビング脇の干し場だと、子供や夫とおしゃべりしながら干せるのが良かったですね。

家で仕事をするようになって時間に余裕ができて、2階に干すようになりました。

2階の干し場のメリットは何といっても早く乾くこと。
一般的な住宅密集地の場合、2階の方が日当たりがいいという場合が多いと思いますが、我が家も例にもれず2階の方が日当たりがいいというのもあると思いますが、
二階の干し場は一階に比べるとやはり湿気が少ないんでしょうね、特に雨上がりでは干し時間が大きく違います。
3~4時頃に帰宅して取り入れることができる生活スタイルなら、2階の干し場のメリットは大きいと思います。

2階で干すようになって一番よかったなと思うのは、雨の日です。多分湿気の関係なんでしょうが早く乾きます。うちは除湿器がないので扇風機を回して部屋干しにするのですが、
薄いものは夕方には乾くし、厚手のデニム生地のものも、翌日の朝にはたいてい乾いてしまいます。
一階に干していた時は2~3日ほしていたこともあったので、全然違います。

また、一階の干し場だとリビングから洗濯物が見えることがありましたが、2階だと全く目につかないのがいいですね。
まあこれは物干し場の位置によってなので、二階干し場だからこそのメリットではないですが(^^;


というわけで、一階と二階の両方で洗濯を干した経験のある私が感じた一階の物干し場のメリットは

☆省力・時短

二階物干し場のメリットは

☆早く乾く・目につかない

ですね。

洗濯干しは、量が多いと意外に重労働です。
体力や、家事を担当する人の忙しさ、洗濯物の量など、時間と共に条件は変わると思うので、
柔軟に対応できるような設計にしておくといいかもしれませんね。今日の記事が参考になれば幸いです。

果てしなく続く家事をどれだけ楽しめるかによって、家で過ごす時間のクオリティが大きく変わってくると思います。
それを設計できるのが家を建てる時。住宅のプロの手を上手に借りながら、理想の家づくりを楽しんでくださいね!


今日は洗濯物の干し場について、私の超個人的な感想をお話しました。
ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!