大掃除が楽になる壁材って???

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

いよいよ年末押し迫ってきましたね。
大掃除やらなきゃ...と気が重い人も多いのではないでしょうか。

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我が家もやっと重い腰をあげ、昨日、夫と大掃除をしました。
大掃除は普段は見ないふりをしている窓の桟や網戸などを直視することから始めます。
手が届きにくい高い所のほこりも・・・。
全く目に入ってなかったけど、そうとう埃がついてる...。

そう、我が家の壁はホタテ漆喰と珪藻土なのですが、ホタテ漆喰はゴツゴツした仕上げなので、そこへ埃が絡まりやすいのでしょう、天井の近くなどに埃がたまってしまうんですね。

ところが最近は材料自身からマイナスイオンが出て、埃を寄せ付けないという壁材が出ているのだとか。
えー?めちゃめちゃいいなあ。年末の煤はらいしなくていいんじゃない???

そこで今回は、大掃除が楽になるという壁材について聞いてみました。

でそのマイナスイオンってどんなもの?かというと、


イオンとは電気を帯びている小さな物質(原子、分子、または分子集団)のこと。
電気といっても感電するものではなく、その大きさは肉眼ではもちろん、一般の顕微鏡でも見ることができない微粒子です。
プラスの電気を帯びたものを「プラスイオン」、マイナスの電気を帯びたものを「マイナスイオン」と呼ぶのだそうです。

そのマイナスイオンを放出する塗り壁材があるという...。


実際に見て触って体感してきたという、タッチハウスの山田代表に話を聞きました。


平戸「壁からマイナスイオンが出ると壁や天井に埃がつかないってどういう仕組みなんですか?」

山田「マイナスイオンには、空気中の浮遊菌や塵・埃を除去する機能はないんですよ。
でも、たばこの煙や花粉、埃塵など目に見えない小さな分子を結合して中和する作用があるんです。
その結果、空気が浄化されたり脱臭されるといわれています。

実はマイナスイオンの多い部屋は、埃がたまりやすいという事実があります。
どういうことかというと、マイナスイオンが多いと空気中に浮遊している細かな塵や埃が落ちやすくなるんです。
だからこまめに掃除をすれば、より良い空気空間を作ることができるといえます。

マイナスイオンが多い空間にいると、リラクゼーション効果が得られるだけでなく、花粉症や気管支炎などに悩んでた人が、とても楽になったという事例も多くあります。」


平戸「なるほど!埃が下に落ちるから壁や天井にはつきにくくなるんですね。
床なら日常的に掃除しているので、大掃除の時はずいぶん楽になりますね。いいなあ。原料は何なんですか?」

山田「美術館などで珪藻土や漆喰壁や天井を模様加工などする時に出る、本来は捨てられるはずの建材を原料にしているんです。
そこに特別な成分(企業秘密(^^♪)を加えて、マイナスイオンを発生させているそうです。」

平戸「そうなんですね。環境にもやさしいですね~。どんな塗り方でも大丈夫なんですか?」

山田「基本的にはどんな塗り方もOKです。コテやスポンジローラーを使った梨地パターンを付ける仕上げ方が一般的で、落ちついた質感が出ていいと思いますよ。」


平戸「気になるお値段ってどんな感じなんですか?」

山田「おおよそですが、珪藻土と比べて1.3~1.5倍位ですね。」

平戸「私前職の時、マイナスイオンを発生させる装置を売っていたことがあるんです。とても小さく6畳くらいの部屋用のもので10年前に20万円以上したんですよね。

それが、ウイルスや細菌を除菌するというので冬場によく売れたんです。医療用の業務用の大きさもあったようで、そちらは私は販売していなかったんですが、病院などに設置されていたんです。

そういうものが壁に備わっているってすごいですよね。しかも電気代もかからないという...。

そう考えると高くないかも...と思います。
これ、タッチハウスの標準仕様になるんですか?」

山田「リフォームはもちろん、これから新築を建てるお客様にも標準で使っていけるよう考えています!」

平戸「ぜひ標準でお願いします!!」

話を聞き、塗り壁もどんどん進化してるんだなと驚きの連続でした。
昔ながらの塗り壁ももちろんいいけれど、材料が希少だったり施工が難しかったりすると導入することができなくなってしまうこともあります。
進化してどんどんいいものが出てきているんですね。


リフォームにも使えて壁紙の上から塗ることも可能らしいです。
我が家は天井が壁紙なので、リフォームする時はこれに決まりですね!(^^)!


今回は大掃除が楽になる壁材について、タッチハウスの山田から話を聞きました。自然素材で家を建てたいと思っているあなたのお役にたてたら、とっても嬉しいです。

ご質問などありましたら何でもお答えしますので、ぜひコメントくださいね!感想などいただけたら、小躍りして喜びます!

自然の変化に対応できるのが自然素材

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

毎日寒い日が続きますね。
私の住む静岡では富士山がすぐ近くにありますが、今年はもう年末だというのに夏山のように雪が全く積もっていないのです。変な気候です。

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こんな風に暖冬だったり、記録的な寒波が来たり、台風が多かったりと気候が全く同じというような年はやってこないものです。

人間の体も変化する気候や食べ物に影響を受け、日々変化し続けていますよね。

自然住宅に住んで13年、自然な食やライフスタイルに携わって30年の私の観点から、そんな変化に対応できるのが自然素材...という話を今回はしたいと思います。


無垢の床や塗り壁、素敵だけどそれなりにコストアップするし、導入しようかどうか迷ってる...そんなあなたにおススメの記事です。

私は内装がヒノキの床板、ホタテ漆喰の壁という家に住んでいるのですが、気温や雨によって大きく変わるのは室内の湿度です。


同じ温度でも湿度が違うと感じ方が違い、湿度が高いと暑く(あたたかく)感じ、湿度が低い時は寒く(涼しく)感じます。

夏、晴れてお日さまがカンカンに照っているときは空気の温度が高くなっているから暑くて当然なんですが、でも、お日さまが照っていないくもりのときも暑く感じるのは湿度(しつど)が高いから...。

自然素材は調質効果が高く、湿度の高い時期は外から帰ってくると室内はそれほど蒸し蒸ししないのが特徴です。
我が家は昨年までエアコンがなかったのですが、それは梅雨の時期にさほど過ごしにくくなかったから。

集合住宅にいた頃は梅雨時、蒸し暑さが堪えがたかったのと大きく違います。

そして冬は無垢の木や塗り壁が水分を外に出して湿度を上げてくれるので、家に帰るとほんのりとあたたかく感じます。

こんな風に温度や湿度に自動的に対応して調湿してくれるのが自然素材のスゴイ所です。
年によって変わる天候の変化に、人工的な素材は対応する機能を持っていないのです。
それに対応するために、エアコンや換気機能を備え付けています。

もちろんエアコンの良い点はたくさんありますが、その一方で電気代がかさんだり、小さなお子さんの体温調節に必要な汗腺が育たなくなってしまったりすることもあります。
冷房によるな冷えからくる自律神経失調症や、全身のだるさや疲れやすさなど、現代人の不定愁訴の原因の一つにも冷房が数えられています。

かといって使わなければ湿気を調整することができず結露とカビが発生してしまうことも。以前住んでいた鉄筋コンクリート住宅では、結露とカビにずいぶん苦労しました。


自然の調湿効果は自然素材で家を建てたら、無料で半永久的に続くわけで、それは人間の健康にとって計り知れないメリットです。
自然素材の家に住んで具合がよくなる人が多いのは必然なんですね(^^♪

健康はお金では買えないと言いますが、私は食べるものと住環境には投資すべきだと激しく思います。

現代はほんの50年前と比べてものすごく便利になりました。
水くみも、薪割りも、畑仕事もしなくてすみ、少しの距離でも車で移動でき、エアコンで暑さ寒さも自由自在です。
ただ便利な半面、自然から大きくかけ離れてしまっているのも事実です。人間も有機物で自然の一部なので、自然に触れる時間はとても大事です。

自然素材の家で毎日自然に触れて、加工しすぎていない自然な食べものを食べることが、便利な現代社会の恩恵を受けながらも、健康に暮らしていける方法だと思います。


このブログを読んでくださっているあなたは、きっと健康を重視した家づくりを考えていらっしゃることと思います。
今回の記事が少しでもあなたの家づくりの参考になれば幸いです。


今日は「自然の変化に対応できるのが自然素材」というテーマで、私の超個人的な感想をお話しました。
ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!