木製玄関ドアのメリット・デメリット
こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。
玄関は家の顔。風水では玄関は運を迎え入れる所だといい、とても大事に考えます。
家族が出かけ、帰ってくるときに迎えてくれる玄関。
その中心ともなるドアはどんなのにしようか悩みますよね。
玄関ドアは、機能性からアルミやスチールなどの金属製のドアが主流ですが、自然住宅を建てようと考えているあなたは、ナチュラルな雰囲気を楽しめる木製ドアに惹かれることもあるのでは?
今日はそんなあなたのために、木製ドアの玄関を13年使用してきた経験から、木製ドアのメリットデメリットをお伝えしていこうと思います。
木製ドアのメリット
☆デザイン性
やはり木製ドアの一番のメリットは見た目の温かさ。
金属製にはない木の持つ優しい風合いが、出かける時も帰ってくるときも目に入ってきて癒してくれます。
☆経年変化が楽しい
我が家の玄関ドアは、木目が美しく狂いが少ないということからタモ材が使われているのですが、これも床材と同様、白木から深みのある濃い茶色に変化してきて重厚になってきました。
金属や樹脂の物だとだんだん色が褪せてきたり、劣化が進んでしまいますが、木はいい感じに色が変化してくんですよね。
それと木の性質として時間が経つほど強度が増すらしいんです。
玄関は防犯の要でもあるので、それも安心感につながっています。
☆玄関が寒くない
木製の玄関ドアは断熱性能がいいと聞いていたけど本当でした。
我が家はリビングから廊下がなくていきなり玄関なので、玄関の室温がけっこう重要なんですが、いつもリビングよりちょっと寒いかな?という程度。
実家にいる時は玄関は寒い場所というイメージがあったので、すごく感覚が違いました。
木製ドアのデメリット
☆塗装が大変
玄関のとびらって、外側は当たり前ですが外なんですよね。
という事は外構の木部と同じようにマメに塗装をしないと木が傷んできてしまうんです。
最初の3~4年はたまにオイルを塗ったりしてたんですが、その後すっかり忘れて5年ほど放置していたら、点々と黒っぽいしみのようなものができてきてしまいました。
我が家の玄関は北向きで、直射日光があまり当たらないのでカビのようなものが発生ししてしまったらしいんです。
その時は塗装屋さんに来てもらってきれいにしてもらえましたが、放置はよくないということが大変勉強になりました。
最低でも2年に一度くらいはオイルか塗装をしないと我が家のようになりかねません。
☆価格が高い
はっきり覚えていないのですが、値段は倍くらいしたような記憶です。
☆閉まりにくい、鍵がかけにくい時がある。
季節によってなのですが、木は膨張したり乾燥したりします。
通常はドアを開けたら閉めなくても自然にドアの重みで扉が閉まるのですが、膨張時は扉が閉まらないことがあります。
また、鍵穴もずれるのか、鍵をかけたり開けたりしにくい時期があります。
施工会社さんが言うには、直射日光があたる南向きの玄関に木製ドアを施工するともっと狂いが生じることがあるんだそうです。
我が家は北向きなのでこのくらいですんでいるのでしょう。
木製ドアのメリットとデメリットをあげてみましたが、いかがだったでしょうか。
玄関ドアは本当に種類が豊富なので、色々情報を集めてあなたにピッタリの物を見つけてくださいね。
この記事を書くにあたって色々玄関ドアをチェックしていて、最近玄関ドアの存在を忘れていたなーと思いました。
玄関は家にいる間ずっと目にするものではないからですかねえ。
建てる時は玄関ってすごく重要な感じがしてたけど、今はほとんど意識にも上らないという...。
来客の多い家とかはまた違うのでしょうけど。
限られた予算の中で、家の中にお金をかけるか、家の顔ともいえる外側にお金をかけるか、10年後を想像してそれを明確にするといいかもしれませんね。
それが決まるときっとあなたの迷いも減ってくることでしょう。
今回の記事があなたの理想の家づくりに少しでも参考になればうれしいです。
今日は木製の玄関ドアについて、私の超個人的な感想をお話しました。
ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!
それではまた次回お会いしましょう!