ユーチューブチャンネル「タッチハウス修理塾」スタート! 

こんにちは。

タッチハウス広報の平戸です。


前回のブログで予告しましたが、タッチハウスのユーチューブがスタートしました。

その名も「タッチハウス 修理塾」

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代表の山田の「全ての人が自宅をセルフメンテナンスできる社会」という壮大な夢が詰まったチャンネルです。

壮大な夢ですが、まずは小さな一歩から!

というわけで、自宅のセルフメンテナンスをするにはまず「基本の道具の使い方を知って欲しい」のです。

そんなわけで、第一回目はDIYの基本中の基本の釘の打ち方です。


釘はまっすぐ打つのが難しいと思われていますが、実は簡単なコツがありそれをつかむと子供でも楽に上手に釘を打てるようになります。

金槌は大抵のものが持つ部分が木で叩く部分が鉄です。

その鉄の部分を釘にまっすぐに「落す」ことがコツです。

そう、打つというよりも「落す」とか「押さえる」というような感覚です。その時に手首のスナップを使って「押さえる」ことで、力が無くてもしっかりと釘が入っていくのです。

現在はコロナで自粛していますが、以前は時々子供が集まるイベントで釘打ち体験をやっていました。小学生でも、このように鉄の重さを利用して何回か練習するととても上手に釘が打てるようになります。

百聞は一見に如かず

と言います。「子供でもできる釘の打ち方」はこちらから動画でご覧ください↓


いかがだったでしょうか。

初めての撮影で緊張したせいでしょうか。山田の声がちょっと小さいのはお許しください。これからどんどん内容も充実させていきたいと思っていますので、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします。

家のメンテナンスでぜひこれを教えて欲しい!なんてリクエストがありましたら、ブログへのコメントでもユーチューブへのコメントでもいいので、どしどしお寄せください。


タッチハウス修理塾(^^)/

こんにちは。

タッチハウス広報の平戸です。

この度タッチハウスではユーチューブチャンネルを立ち上げることになりました。

その名も

「タッチハウス修理塾」

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このチャンネルには山田代表の熱い思いが込められています。

実は山田には長年夢見ていることがあります。それは

「全ての人が自宅のメンテナンスができるようになる世界」を作ることです。

というのは、住宅は生涯最大の買い物であるはずなのに、日本では自らメンテナンスを行う人はあまりいないと常々思っているからなんです。

リフォームをするための建材や工具がホームセンターに溢れていたり、インターネットでもさまざまな住宅のDIY情報が多く掲載されていたりするのにもかかわらず実際に手をかける人はあまりいません。

ほとんどが、住宅に不満を持ちながらも住み続け、設備に不具合が発生していても、自分で手直しせず業者メンテナンスを任せるのが一般的です。

なぜ、日本では自分で住宅のメンテナンスをするという文化が根付いていないのでしょうか?

これには、日本の住宅の中古市場の状況も影響しているのかもしれません。

一般的な日本の木造住宅は約22年で減価償却し、固定資産税や銀行の担保価値から見た名目上の資産価値もゼロになってしまうという事情もあります。

理由はともあれ、日頃からメンテナンスしておくと大きなトラブルを事前に防ぐこともできますし、何より自分の家に愛着を持てるようになります。

DIY大国アメリカは自宅のメンテナンスや補修を自分たちでやるそうです。映画とかでもそのようなシーンを良く見かけます。

築年数が100年などの住宅がざらにありますが、メンテナンスや補修を自分たちでおこなっているのもひとつの理由ではないでしょうか。

専門業者の手をかりなければ補修できないこともありますが、鍵の交換や、襖や網戸の貼替えなどの簡単な工事や、トイレのタンクが詰まったときの修理の仕方など、自分でできることはとても多いのです。

それを多くの人に伝えたい...

山田はずっとそう考えていたのでした。

スマホやパソコンを皆が持っている時代になり、ユーチューブチャンネルを使えば、多くの人にちょっとした修理のやり方をお伝えできると考えました。

というわけで、今週中にはチャンネルを整備してお届けする予定でおります。

第一回目は何にしようか思案中...。どうぞお楽しみに!

無垢材の塗装による違いって?

こんにちは。

タッチハウス広報の平戸です。

天然素材で家を作る時、面積の多くを占める床材を何にするかはとても重要です。

「無垢の床板ならどれでも湿度を調節してくれるよね」と思っているあなた。

実は無垢の床板でも様々な塗装をしてあるものがあり、中には調湿効果が失われているものもあるんです。

今回はタッチハウスの代表山田から、床板の「塗装」について詳しく聞きました。

塗装の種類

一口に塗装と言っても、多くの種類があり、その目的や効果はさまざまです。"これを選んでおけば大丈夫"というようなオールマイティな塗装方法はありません。

それだけに塗装によってどのような効果が得られるのか、どんな仕上がりになるのかなどの情報を知っておくことで、無垢材に対する楽しみが大きく拡がり、採用した後の満足度が高まります。

塗装には、大きく分けて「浸透性塗料」による塗装、「コーティング系塗料」による塗装があります。
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浸透性塗料

浸透性塗料は塗料を木材に浸透させるもので、木の質感を活かすことができます。植物オイルや蜜蝋ワックスなどがあります。

表面に固い塗膜を作ることがないので、湿度の調節効果があります。

コーティング系塗料

表面にウレタン樹脂などの塗膜を作る塗装がコーティング系塗装。木の質感は薄れてつるつるした仕上がりになります。

傷や汚れがつきにくいのが特徴ですが、一度傷がつくと目立ちやすく補修はできますが、

表面に塗膜を作るため、調湿効果はありません。

素性のいい無垢の床板は塗装していない

基本的に浸透性塗装は、無垢の床板を張って現場で施工するのに対して、コーティング塗装は工場で塗装してから出荷されます。

では、塗装してある床板と、塗装していない床板だとどちらが値段が高いと思いますか?

「塗装するってことは塗装材の材料費もかかるし、塗る手間もかかるのでどう考えても塗装してるほうが値段が高くなると思うけど」

ですよね。

ところが...

実際は塗装していない無垢板の方が値段が高いのです。

えーー!なんでーー?

実は塗装して販売している床板はシミや色ムラなどが多い床板なんです。それを目立たなくするために塗装をしていることが多いのです。

木は天然のものなので、風雨で枝が折れたりするとそこから水が浸み込んで染みになったり、色ムラになったりします。

それが自然なのですが、床板の場合はやはり染みのないものが好まれます。

塗装するとシミなどが目立たなくなるので、そういう床板は塗装に回されることが多くなります。そして染みや色ムラのない木材は全体の中でも数が少なく希少なので無塗装の方が高くなってしまうのです。

時間を経るに従って味わいが増し、愛着が深まるのが無垢材という自然素材の大きな魅力。

その魅力は塗装によって大きく変わります。無垢の床板ならどれでも調質効果があるというわけではないので注意が必要です。

調湿効果や無垢の板の自然な風合いや温かさなどをイメージされているなら、「浸透性塗料」による塗装がおススメです。

今回は山田代表に、床板の「塗装」について聞きました。
この記事があなたの家づくりのお役に立てれば大変うれしく思います。


「太る」床板 「痩せる」床板

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

無垢の板で床を張ると、板と板の間に隙間ができて日が経つほどに痩せていくのが普通なのですが、楢の木で床を張ると床板が太ってしまうという現象が起こるのをご存じでしょうか?

今回は山田代表による、床板材の不思議な話です。

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実は最近知り合いの家の床板が盛り上がって弾けてしまったのです。

え?床板が弾けるってどういうこと?と思いますよね。

そのお宅の床には無垢の楢の床材が張られていて建ってから15年ほど経つのですが、実は何年も前から床が盛り上がっていたのだそうです。

無垢の床板というのは夏場は湿気を吸ってふくらみ、冬は乾燥して収縮します。それを繰り返しながら何年か経つとだんだん収縮していきすきまがあいてくる...つまり「痩せる」のが普通です。

ところがこの楢の木は、ちょっと普通じゃないんです。

なんと、「太る」木なんです。

床板を張る時には隙間なくぴっちりと張っていくのがセオリー。夏冬の湿気で膨張と収縮があるといいましたが、出荷時の床材は湿度管理がされているので隙間なく張れるようになっています。

普通なら経年で木がやせてすきまがあいてくるはずなのですが、楢の床板はこちらのお宅のように木が太ってくるのです。何年もかけてゆっくりと!

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そしてとうとう耐え切れずに盛り上がって弾けてしまったというわけなんです。

昔は無垢の床板の中に手ごろな値段で買える乱尺という、板の長さがバラバラの床材がありました。

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その中でもとりわけ安価だったのが楢の木。継いで使えば安く済むので一般的によく使われていたのです。

その楢の乱尺を使うと、微妙な幅の違いがありカンナで削り着けるのですが、隙間があいて不格好になってしまったなと思っても、

1年後とかに見るとピッタリ隙間がなくなっていて「変だな」と思うことがよくありました。

私の場合はこういう長年の経験から、楢の木は太ることを知っていたのですが

今回の事件は、それを知らない業者さんが施工したために起こったことでしょう。

このように経験の少ない施工業者は、安くて安価で雰囲気もよい楢の木を安易に使ってしまうことがあります。

近年はこういったことが大分知られてきて、床材を張る時に隙間をあけるようにと木材メーカーが推奨するようになってきました。

ただ、経験上他の木材でこんなことは起こったことはありません。気をつけなければならないのは楢の木だけです。

でも木材メーカーはクレーム防止のために、全ての木材で隙間をあけて施工するよう注意喚起するようになってきました。

こういった事情を知らない施工者だと、まじめに全ての木材ですきまをあけているのですが、隙間をあけて施工するというのはひと手間かけることなので、

それはそのまま手間賃としてお客様の負担になってしまうのです。

経験豊富な施工業者さんなら、無駄のない施工をするので、それが価格にも反映してくると思います。

今回は山田代表による太る床板と痩せる床板についてお伝えしました。

長持ちするいい家を建てるには、施工業者さんとよく話をして経験が豊富な業者さんを選ぶことが不可欠です。
木材は色んな癖をもっています。その個性を生かして施工してくれる業者さんをぜひ探してください。

今回の記事が、家を建てたいと思っているあなたの施工業者を選ぶ時の判断基準の一つになれば幸いです。

ちょっと気になる塗り壁材「プレミアムレーベン」

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

あんなに暑かった毎日が、急に秋のような涼しさに変わり、温度差に戸惑ってしまうこの頃ですが、体調など崩していませんか?

実は最近、代表の山田がちょっと気になる内装材を見つけました。

それは、サンゴの塗り壁をパワーアップさせたという新しい漆喰です。

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漆喰というのは有害物質を吸収・分解し、防カビ・消臭・調湿効果がある昔ながらの塗り壁材。

補修もかんたんで、時間が経つほどいい感じになってくるのが特徴です。

加えて、漆喰の原料でもある消石灰はあらゆる菌・ウイルスを死滅させる効果があり、特に漆喰は5分間でウイルス99.9%以上を不活化させることが実証されています。

それだけ聞いても漆喰はスゴイのですが、それをさらにパワーアップしたという商品が出たというではありませんか。

それが「プレミアムレーベン」という天然の塗り壁材。

おおー、名前からしてプレミアム感がにじみ出てる~(^^

「プレミアムレーベン」の原材料は沖縄の綺麗な海から許可を得て採取された、砂や泥など不純物の混じっていない「風化造礁珊瑚」。

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珊瑚の特徴は、多孔質で調湿・消臭効果に優れていること。

ホルムアルデヒドなどの揮発性有害化学物質を吸着、たばこやトイレの匂いを吸って、キレイな空気を出してくれます。

また、洗面所などの湿気を吸収し快適な湿度を保ちます。夏は湿気を吸収し、乾燥する冬は水分を放出する、まるで家全体が呼吸をしている感じを体感できるのだとか。
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この珊瑚に、ケイ素を主成分とした「ゼオライト」と酸化チタンが主成分である「光触媒」をブレンドしているそう。

ゼオライトは約700万年の永い年月をかけて生成された、特異な吸着性・脱臭性などの機能を持った多孔質の天然鉱物。

オングストローム(1億分の1cm)という極微小な空洞と細孔を有し、水分を吸ったり吐いたりする機能を持っているのだとか。

よく押し入れなんかに入れておく除湿をする「水取りぞうさん」的なものがありますよね?あれの中身ってゼオライトなんですよ。

除湿と言えばゼオライト!

更にゼオライトはネコのトイレの砂に使われているんです。(ホームセンターに行った時にでも見てみて!)それだけ強力な消臭効果があるんです。

そして光触媒...これって何かというと、太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる環境浄化材料のこと。

原料の酸化チタンはすっごく色んなものに使われていますが、有名なのは日焼け止め!

他にもファンデーションや歯磨き粉、無味無臭なのでチューインガムやマヨネーズなどの食品にも使われてるんです。

この光触媒が細菌・雑菌・カビ菌・ウイルス・アレルギーやシックハウス症候群の原因となる化学物質・悪臭・ヤニ汚れなどの有害物質を光の力で分解無害化してくれるというではありませんか!

これでコロナウイルスも怖くない!!

さらにこの漆喰、クロスの上から塗ることもできるのが秀逸!リフォームにも使える!
とメリットがいっぱいなんです。

特徴をまとめると

【特徴①】防カビ・防藻抗菌性

光触媒で殺菌、防カビ、防藻の効果を発揮します。

【特徴②】防汚性・持続性

撥水性塗膜で汚れにくく美しさ長持ち。トップコート不要!


【特徴③】有害物質・悪臭物質の吸着
ホルムアルデヒドや悪臭の原因となる分子を吸着。
シックハウス対策にも最適です。

【特徴④】調質効果
ゼオライトの優れた調質性能で結露の発生を抑制します。


【特徴⑤】消臭効果
悪臭の原因となる原子を吸着するため、生活臭やトイレのにおいも気になりません。


【特徴⑥】防火性
水性で不燃性材料できているため、火に強く国土交通大臣認定の防火材料です。

【特徴⑦】静電気が起こりにくい
無機質性素材のため静電気が起こり難く耐候性にも優れています。

【特徴⑧】カラー展開が豊富
カラーは全12色。デザイン性の高い空間を演出します。

といった感じ。

めっちゃいい~!!

でもやっぱり世の中にメリットだけなーんて都合のいいものは存在しないもの...。

施工会社としても実際に施工してみないことには何ともいえません。実際に使ってみてまたレビューさせていただきますね!

テクノロジーの進歩で、新しいものがたくさん出てきていますが玉石混交でもあります。宮大工出身の代表山田の確かな目で、本当にいいものを選んで施工するのがタッチハウスです。

コロナ禍間がとーーーーっても長くなっている今、おうち時間を快適にすることは、人生のクオリティをあげてくれると言っても過言ではありません。

お手伝いが必要な時はいつでもお声かけくださいね!

タッチハウスは新築だけでなくリフォームの相談も承っています。無理な営業は一切行っていません。「こんなこと相談してもいいかな?」と思うような小さなことでも安心してご相談ください。

店舗の外壁塗装で「リフレッシュ」

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

暑かった8月も終わりましたね。お元気でお過ごしでしょうか?

今週からタッチハウスでは、老舗の瀬戸物屋さんの改修工事に取り掛かっています。

古い商店街に位置する施主さんの建物は、前にも全面改修をさせていただいたことがある店舗です。

今回のご依頼は、店舗外側の壁や木部の塗装工事です。

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お客様は、店舗の外観を見て店に入るか入らないか決めることが多いもの。ですから外の壁などが色褪せていたり、木の部分がささくれだっていたりすると入店意欲をそいでしまうことになりかねません。

そこで「リフレッシュ!」

それと色は人に影響を与える効果があるからです。

例えば...

赤色 情熱・興奮・購買意欲・食欲増進

オレンジ 暖かい・楽しい

青色 清潔・リラックス

緑色 癒し・安らぎ・食欲減退

黄色 楽しさ・喜び・希望

白色 清潔感・潔白

黒色 高級感・知的

などなど。

施主さんの店舗の主力商品や、来てくれる人に合った色を使うことで集客効果を高めることができるのです。

もちろん周囲とのバランスもあるので思った色にできないこともあるかもしれません。

そこで今回は同じ赤でもぐっと落ち着かせて茶色に。落ち着いた趣のある街並みに溶け込ませることができそうです。

外観の雰囲気をそろえれば地域全体のイメージアップができ、結果的に集客にもつながるに違いありません。

それに外壁塗装はするだけでも「キレイになる」「新鮮さを感じさせる」という効果があります。

特に今回のご依頼主さんの店舗は商店街に位置しているので人通りも多く、通行人にみられることが多い場所です。
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大切な外観の塗りなおしを任せていただけることに、うれしい気持ちと同時に、お客様が入りたくなってしまうような雰囲気にして差し上げなくては!と身が引き締まる想いです。

施主さんにきめ細かくお話を聞き、最適な色で塗装させていただきたいと思います。

外壁は常に自然が起こす酸性雨・雨・ホコリなどの環境ダメージを常に浴び続けています。ダメージを受けると、塗装が剥がれてきて、塗装でできた塗膜が薄くなりダメージを受けきれなくなり、建物の寿命を短くしてしまいます。

施主様の大切な財産である店舗。環境ダメージから守れるよう、細部まで気を抜かずに施工していこうと思います。


築50年以上!日本家屋のリフォーム 窓ガラスのリフォーム編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

暑い日が続きますが、朝晩はだいぶ涼しくなり虫の声が聞こえるようになりましたね。

タッチハウスでは先週から、築50年以上と思われる日本家屋のリフォームに取り掛かっています。

広々とした贅沢な作りの日本家屋なのですが、さすがに寄る年波には勝てなかったようです。2カ所のリフォームをさせていただいています。

前半では、一か所目の「白アリにやられてしまった壁の修理」についてお伝えしました。

後編では二カ所目の

「窓ガラスのリフォーム」

についてお伝えします。

ご依頼主の住宅は、昔ながらの贅沢な作りの日本家屋。広縁に続く南側に掃き出し窓が10メートルも並んでいるのですが、その建具が木製だったのです。

趣のある木製建具も経年劣化ですきまが空き、冬場はそこからの冷気がこたえるようになってきたとのこと。もちろん昔のガラス窓なのでシングルガラス。当然冷房・暖房効率も悪いですよね。

以前「まるで新築!全面リフォーム 構造編」という記事でも触れたのですが、実は部屋の暖かさを逃がさないポイントは「窓の断熱」なのです。

一般的な住宅は、壁・床・屋根・窓で構成されていて、暖房時にはそこから熱が逃げて行ってしまいます。この中で、一番熱の出入りが多い部分が窓で、なんと58%の熱が窓から出て行ってしまうのです。

屋根5%、床7%、壁や換気の15%と比較すると、窓の占める割合が非常に大きいことがわかります。

こちらのお宅は雨戸も木製でした。べニアなどではない無垢の木材でとてもいいものでしたが、やはり気密性の問題が生じてきてしまったので、窓ガラスと一緒に取り替えることになりました。

まず、木製のガラス戸を外します。そしてガラス戸がおさまっていた上下のレール枠の上にアルミサッシ枠をはめていくのですが、既製品では当然サイズが合いません。

そこで、あらかじめガラス戸を外してサイズを計って、サッシ屋さんでそのサイズに合うように枠とサッシをカットしてもらいます。

それをガラス戸を外した部分にはめ込みます。

枠を仮止めしたらペアガラスで断熱効果をアップさせたガラス窓を入れてみます。

隙間なく閉まるか、建て付け調整は問題なくできるか、確認します。今回は枚数が多いので全てのガラス戸を入れてみて確認してから枠を固定します。

古い窓枠の上下レールには溝があります。アルミサッシの枠を固定する時に隙間が生じてしまうので、ネジを打つ時に隙間を埋める充填剤を注入してしっかりと固定できるようにします。

取り付けが終了したら、既存の枠とアルミサッシの枠の間に開いたわずかな隙間を木材でおさめていきます。きれいにできました。

雨戸も同じアルミサッシ枠で設置できるようになっています。

こちらのお宅は、雨戸が通る部分「一筋」が土台と一体化してるのでサッシを入れる時に加工しなければならなりませんでした。今の家屋ではほとんど見られない贅沢な作りです。

今回アルミサッシ枠を入れるためにこの部分は撤去することに。

リフォームでは、昔の建物ならではの造りというのに出会うことがよくあります。昔のものと現在の便利なものとを上手く組み合わせるのが、リフォームの難しさであり楽しさでもあります。

雨戸は断熱に優れた、中に断熱材をサンドした雨戸を設置しました。これで今年の冬はぬくぬくと暖かく過ごして頂けると思います。

タッチハウスはリフォームの相談も承っています。無理な営業は一切行っていません。「こんなこと相談してもいいかな?」と思うような小さなことでも安心してご相談くださいね。


築50年以上!日本家屋のリフォーム 白アリ編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

暑い日が続きますが、朝晩はだいぶ涼しくなり虫の声が聞こえるようになりましたね。

タッチハウスでは先週から、築50年以上と思われる日本家屋のリフォームに取り掛かっています。

広々とした贅沢な作りの日本家屋なのですが、さすがに寄る年波には勝てなかったようです。2カ所のリフォームをさせていただいています。

一か所目は
「白アリにやられてしまった壁の修理」

こちらのお宅は家の北側にトイレが配置されています。そのトイレの柱や壁に穴があいてしまい、そこから白アリが出てきてしまったのです。

白アリは集団で木を浸食しながら移動をします。

白アリの地球での役目は木を分解して土にすることで、そのおかげで大量の木くずが時間の経過で土になり土が豊かになります。

木造住宅も白アリにとってはただの食べ物。こちらとしては遠慮してほしいのだけど、人間の家だからと言って容赦はありません。

白アリは春から夏にかけてが交尾の時期で、静岡県東部では、ゴールデンウイーク前後に羽アリが大発生するので、それで気付く方も多いです。

こちらの家でも羽アリが家にたくさん飛んでいたかもしれませんね。トイレの柱や壁には小さな穴がたくさんあいてしまっていたそうです。

シロアリは湿気の多い場所を好むので、日当たりや換気の悪い場所や水回りなどで発生しやすいのです。

こちらのお宅も北側で日当たりが悪く、換気の良くない状況で、シロアリがのびのび生息していたものと思われます。

ちなみに羽アリが出たら白アリというわけでもなく、黒アリの場合もあります。黒アリだったら恐れることはありません。

家に羽アリが出てきたときに備えて

体形は寸胴で、4枚の翅(はね)がほぼ同じ大きさなのが白アリ

腹部の付け根が細くくびれていて、4枚ある翅の上の2枚が下の2枚より大きいのが黒アリ

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熊本シロアリ.comより

と覚えておきましょう。

あ、脱線してしまいました(^^;

柱と壁に穴が開いているので、白アリが浸食していることは明白!そこで白アリの侵入経路を探ります。

ありました、ありました。

シロアリは、"自分たち専用の立派な道路"を作ってお家に侵入します。

シロアリは空気の流れ(外気)や光を嫌うため、地表をそのまま歩いて移動することはありません。"アリ"とは言っても普通の"黒アリ"とは全く違う生き物なんですね。

シロアリは地中の暗闇の中をエサを探すために移動します。そして、たまたま住宅に到達したシロアリは暗闇の床下から建物に使われている木材を目指して地中から地表に上がってきます。

その時に作るのが「蟻道」(ぎどう)と呼ばれるトンネルの道路です。
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蟻道は土や木材のカスなどと、シロアリの排泄物・分泌物を練り合わせたものからできていて、セメントのように固く、簡単に壊すことができない頑丈なシロモノです。

蟻道を作ることで移動の際に外敵から身を守ることができます。つまり、外敵から攻撃されることなく住まいを食害できるんです!

さすが3億年を生き抜いてきたシロアリ殿!賢いですね!

ああ、また脱線してしまいました(-_-;)

とにかくこのシロアリの専用道路「蟻道」を撤去!シロアリの侵入経路を薬剤でふさぎます。

そして被害にあっている部材を新しいものと交換。柱や木の壁などを新しくしました。これで一安心です。

木材は濡れた状態を放置する事で、シロアリの被害に遭うリスクがどんどん上がっていきます。湿気を帯びた木材が、シロアリを引き寄せるからです。

たとえ濡れたとしても、すぐに乾けば、蟻道を造るための水分が確保できずに被害にあうことはありません。

ですから雨漏りや水漏れに気づいたら、早く直さないといけない訳です(^^)/

シロアリの被害が進行すると建物の耐久性能は落ち、万が一の地震で倒壊するリスクが大きくなります。木がぼろぼろになって見栄えも悪いです。

ある程度築年数が経った家にお住まいの方はシロアリ被害のサインを見逃さないようにしましょう。

シロアリ被害のサイン

〇床や畳を踏んだときにフワフワする感触がある
〇風呂や洗面所といった湿気の多い場所の柱に穴が開いている
〇スムーズに開閉できていたドアや雨戸が開けられなくなる
〇家の中にシロアリの羽蟻が飛んでいる


後編では2カ所目の「窓ガラスのリフォーム」についてお伝えします。お楽しみに!

まるで新築!全面リフォーム 構造編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

「40年住んだ住宅を、赤ちゃんのいる娘さん夫婦と一緒に住むために全面改装したい」というご依頼を受けて、先週のお盆期間中リフォームの図面を書いていた山田代表。

前回は、このご依頼に提案した間取りを紹介しました。まるで新築!全面リフォーム 間取り編

今回は構造的な部分の提案を紹介したいと思います。

施主さんの住む地域は静岡県内でも寒い地域。

寒冷地は冬場の暖房費がかさみます。それだけではなく部屋の中に温度差があると、ヒートショックが起こる可能性が高く大変危険です。

そこで提案したのは熱を逃さないよう断熱を補強することです。

新しい断熱材を充填する

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1975年頃の軽量鉄骨2階建ての住宅であれば、グラスウールなどは使われているかもしれませんが、グラスウールは水分を含むと劣化するので、壁内結露によって性能が落ちてる事は充分に考えられます。断熱材の充填はなされてない箇所もあるかもしれません。

もし入っていたとしても経年劣化で断熱材の性能が落ちてしまっているし、現在は断熱材自体の性能も上がっているので、新しい断熱材を入れると過ごしやすさが全然違ってきます。

ただ、施主さんのお宅は大手メーカーの軽量鉄骨パネル工法。メーカー独自の寸法になっているため在来工法とは柱と柱の間の距離が違い、既成の断熱材が合わないことはわかっています。

実際に解体してみないことには何とも言えないものの、現場に合わせて対応するのは長年の経験から得意分野。経験から培った技術で断熱材を交換することを提案していこうと思っています。

窓の断熱性能を高める

一般的に壁や天井に断熱材を使用することは常識となりつつありますが、「窓の断熱」についてはまだまだ認識が浅く、あまり重要視されていません。

でも、冬の寒さからお部屋を守るためには「窓の断熱」が非常に大きなポイントとなります。

なぜ「窓の断熱」がそんなに重要なのかというと...

一般的な住宅は、壁・床・屋根・窓で構成されていて、暖房時にはそこから熱が逃げて行ってしまいます。

ではこの中で、一番熱の出入りが多い部分はどこでしょう?

答えは...

屋根 5%
床  7%
壁 15%
換気 15%

そして窓は...

なんと58%!!!

暖房で暖めた熱の実に58%が窓から逃げて行ってしまうのです。

「えっ、そんなに」と思ったのではないでしょうか。他の部分と比較してもダントツでNo1なんです。驚きですよね。

部屋の暖かさを逃がさないポイントは「窓の断熱」なのです。

というわけで窓の断熱性能をあげるには・・・

40年経過している窓なので、サッシごと交換できればしたいところですが、今回は、サッシのサイズもメーカー独自のサイズなため、既製品のサッシと交換することができません。

そこで提案したのが現在の窓の内側にもう一枚窓をつけること。

内窓をつける

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内窓をつけると、今ある窓と内窓の間に空気層ができるので冷たい外気の影響を受けにくくなるんです。現在は熱を伝えにくい樹脂のフレーム製の内窓も出ていて、さらに断熱効果を高めてくれます。

もちろん内窓のガラスは複層ガラス。

複層ガラスとは、2枚のガラスを使い、そのガラスの間に乾燥した空気を封入したガラスのことです。断熱ガラスは、空気の層が厚いほうが断熱効果が高くなります。

シングルガラスと比較して、複層ガラスは約43%部屋から逃げる熱を減らすことができるのです。

現在の窓と内窓との間の空気層と、複層ガラスの空気層とダブルの空気層で高い断熱効果が期待できます。

ただ、この内窓はどうしても少し出っ張ってしまうので、掃き出し窓に設置するとつまずきの元に。

そこで内窓は掃き出し窓以外の窓に設置することにして、掃き出し窓は現場でサッシの中のガラスを交換することを提案しました。現在のガラスが入っているスペースに2枚のガラスを入れるのです。

一枚分のスペースに2枚入れるので、空気層はそんなに厚くすることはできませんが、シングルのままよりはずっと断熱性能がアップします。

断熱材の交換
内窓の設置
シングルガラスをペアガラスに交換

これらの断熱の補強で、寒冷地でも暖かく快適で、ヒートショックの心配のない家に変身します。

赤ちゃんを迎え、みんなで子育てをする施主さん一家を、物理的にも暖かく応援できる家になるといいな...。

タッチハウスは、このようにリフォームの相談も承っています。無理な営業は一切行っていません。「こんなこと相談してもいいかな?」と思うような小さなことでも安心してご相談くださいね。


まるで新築!全面リフォーム 間取り編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

先週はお盆でしたね。どんなふうにお過ごしだったでしょうか。

タッチハウスでも建設現場はお休みでしたが、山田代表は一人で、リフォームの図面を書き上げていました。

「40年住んだ住宅を、赤ちゃんのいる娘さん夫婦と一緒に住むために全面改装したい」というご依頼をいただいていたからです。

リフォームのテーマは
「みんなで一緒に子育てできる家」

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共働きの娘さん世帯を親御さん世帯がサポートできるような環境をリフォームで作りたいとのご要望でした。

施主さんご家族のご要望をお聞きして、山田がこのリフォームで提案したのは次の3つでした。

家事動線が短い家
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共働きの娘さん世帯にとっても、年を重ねていく親御さん世帯にとっても、家事動線はとても大事です。

「家事動線」とは文字通り、家事をする際に移動する経路のこと。特に朝や夕方などは料理しながら洗濯や掃除、子どもの世話をするなど、いくつもの家事を同時に行うことが多く、気づけば洗面室とキッチンを何往復もしていた...なんてことも。

こんなことにならないためにも、無駄のない家事動線が欠かせません。

柱など、動かせないものもありますが、壁などは全て取り払い、家事のための経路の無駄をなくす、つまり、キッチンや洗面室(洗濯機等)、洗濯物を干すスペース(ベランダ等)をなるべく近い場所に配置し、移動にかかる時間を短縮できる間取りを考えました。

家事の時間を短縮できた分、家事に追われず、家族団らんに時間を使えるようになるといいなあと願いを込めて・・・。

複数人で使えるキッチンに
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施主さんのご希望は、基本的には親御さん世帯の住む1階にいつもいたいということ。

そこで、リビングやダイニング、キッチンを一体化して一つの空間としたプランを提案しました。

手元が見えないよう腰壁を建ててサービスカウンターを設けたスタイルよりも、よりオープンで、ダイニングとの一体感を深めたフラットなプランです。

「作る」と「食べる」の距離がぐっと近づき、作りながら食べたり食べながら作ったりできて、しかも一人で作るのではなく家族が作ったり片付けに参加しやすいキッチンを提案しました。

また、オープンなキッチンを美しく維持し続けるには、適切な収納を設けることが必須です。便利なキッチン家電やツールがたくさん発売されていて、とても便利な半面、テイストの合わないものもありますよね。

見せたいものだけ外に出せるように収納計画をしっかり立てました。

キッチンが閉鎖的だと、どうしても一人がキッチンにこもりきりになりがちです。

オープンキッチンなら家族が集まりスムーズに家事のシェアができるに違いない!と願いを込めて...。

自然を身近に感じられるウッドデッキの設置
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リフォーム予定のお宅の立地は、緑に囲まれた自然豊かな場所です。

気候の良い日は子供に自然に触れさせることも大事ですよね。

そこでお施主さんが「気軽に外でごはんを食べられるようにウッドデッキを設置したい」と希望されました。

山田建築は木のエキスパートですから、予算の中で最も目的に合うものを選ぶのは得意分野です。常に雨風に晒されるという過酷な運命を背負う「ウッドデッキ木材選び」は真骨頂!

ウッドデッキは、リビングが広く感じる・リラックススペース、家族のコミュニケーションスペースとして活用できる・洗濯物を干すスペースとして活用できるなどなど、生活を豊かにしてくれます。

ただ、予算も定期的なメンテナンスも必要です。ウッドデッキはせっかく作ったけど使わない設備のランキングで上位を占める設備でもあるので、施主さんの生活スタイルに合うかどうか、しっかりとお話を伺いながら進めたいと思っています。

後編では、断熱など構造的な部分のリフォームについてお伝えしようと思っています。
お楽しみに!