タッチレス水栓のメリット・デメリット後編
全世界で広まったコロナウイルス(COVID-19)は、私たちの生活様式を大きく変容させ、"感染症対策"というキーワードは、一気に身近なものとなりました。
その中でも、手指洗浄の分野ではアルコール消毒や、しっかりとした手洗いが励行されるように。
感染症対策に大切な手洗いやうがいですが、そもそも蛇口に触れることでウイルスが付着し、せっかく手を洗ったりうがいをしたりしても、最後に手で蛇口を閉めてしまえばまた菌がついてしまいますよね?
そこでおすすめなのが「タッチレス水栓」というわけです。
タッチレス水栓を導入してみたいけど、本当に良いの?と思っている方もいるはず。
そこで今回はタッチレス水栓を検討中の方のために、タッチハウスでの施工例をあげながら、メリットとデメリットをご紹介します。
前編の前回はタッチレス水栓とはどんなものなのかということと、メリットをお伝えしました。
後編の今回はタッチレス水栓のデメリットや、タッチハウスおススメのメーカーをご紹介したいと思います。
タッチレス水栓のデメリット
バッテリー式だと電池交換が必要
タッチレス水栓はセンサーで動きますが、それを作動させているのは電気です。コンセントで繋がっているタイプはいいのですが、バッテリー式のものだと、電池の交換が必要になってきます。
電池の寿命は1日100回程度使用で約1~3年ほどとされています。(メーカーによって違いがあります)
また、コンセントで繋がれているタイプも、停電の時にはセンサーが使えなくなってしまうので注意が必要です。
ただ、タッチレス水栓は手動モードに切り替えることで、停電になっても水が出せるので大きな心配は不要です。
ただ手動に切り替える方法をあらかじめ覚えておかないと万が一のときに困ってしまうので、設置したら操作方法をしっかりと覚えておくようにしましょう。
ペットに注意
タッチレス水栓は、手をかざしただけで水が出るのでとっても便利なのですが、ペットの動きにも反応してしまうので要注意です。水栓の前を横切っただけでも反応してしまうこともあります。
特に猫は水遊びが大好きなので、自動で出てくることに味をしめ、延々と遊んでしまうことも。めっちゃ可愛いですけどね(^^♪
これを防ぐために留守中はセンサーを切っておく、自動止水モードに切り替えておくなどの対処が必要です。
価格が高い
メーカーや機種によって価格は様々なので一概には言えないのですが、通常の水栓に比べて、自動機能がついている分高めになっています。
タッチハウスの施工事例
ちょうど今施工させていただいている伊豆市の民宿で、洗面所の水栓をタッチレスに変えました。
以前使っていた水栓はこちら⇓
そして変更した自動水栓がこちら⇓
リフォームで自動水栓に交換する場合、タッチハウスでおススメしているのはミナミサワというメーカーの水栓です。
ミナミサワは長野の老舗水栓メーカーで、賃貸住宅でも後付けが可能な、電気工事不要の乾電池タイプのタッチレス水栓を得意としています。
国産メーカーなので品質がいいことがおススメの一番の理由です。自動水栓はセンサー式なので、センサーに過剰に反応したり、逆に反応が悪かったりと、メーカーによって違いがあるのですが、センサーの反応がちょうどいい具合に作られているのが特徴です。
こちらの動画ではセンサーの反応をご覧いただけます⇓
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また、電化製品なのでメーカーによってはすぐ故障してしまうこともおおいのですが、ミナミサワの製品は故障が非常に少なく、長く使えることも特徴です。
また、乾電池タイプの製品は電気工事が不要なため設置時間も短く工事費も安く済むので、気軽に安価に自動水栓を導入してもらえるのもメリットです。
気になる電池の交換ですが、シンクの下に乾電池を取り付けますので交換も簡単です。電池の持ちは1日100回程度使用で約3年です。
今回はタッチレス水栓のメリットとデメリット、施工事例などをご紹介しました。
便利なだけでなく感染症対策に向くこと、また安価で導入できることなどから取り入れる方が増えているのが現状。確かに汚れた手で開けた蛇口にまたキレイな手で触れるというのは合理的ではありません。
タッチレス水栓選びは、水圧や使い勝手、設置したい箇所などによっても変わってきます。
なかなか決めきれないと思いますので、興味があればぜひタッチハウスにご相談ください。