これさえ知っておけば失敗しない!三島市で耐震補強工事 VOL3

2011年の東日本大震災の後
日本では各地で大小の地震が発生しています。

「我が家も地震に備えたい...」
と思いながらよくわからないからと
先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は耐震補強工事の方法や
費用、実例を紹介します。
正しい知識を身につけて
あなたのご自宅に必要な
耐震リフォームを行ってください。

VOL1では木造建築の耐震補強工事の流れと方法
VOL2では工事費用について
VOL3では補助金制度
VOL4ではタッチハウスの実例
をお伝えします。

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第三回目の今回は耐震補強工事の
補助金制度についてです。

耐震補強工事補助金

住宅の耐震補強には
「補助金制度」や「税制優遇」など
様々な公的補助制度があります。

自治体によってその金額は様々です。
今回は三島市の取り組みをご紹介します。

三島市の補助金制度

専門家による診断(令和6年まで)
 昭和56年5月31日以前に着工された
木造住宅(戸建住宅・長屋・共同住宅)を対象に
市から派遣した専門家(静岡県耐震診断補強相談士)
による無料の耐震診断で受けることができます。
専門家は耐震診断とあわせて
耐震補強工事の相談に応じることもできます。

非木造住宅は耐震診断に係る経費の
一部を補助してくれます。

木造住宅の耐震改修事業(令和7年まで)
昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅を対象に
一定の基準を満たす建物の補強計画を策定し
耐震改修工事をする場合
市から耐震改修工事に要する
費用の一部を補助してくれます。

金額は1棟あたり100万円が上限ですが
65歳以上の方だけで済んでいる場合や
障害者がいらっしゃるばあいは120万円が上限です。

木造住宅の除却事業(令和7年まで)
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耐震診断を受けた結果
残念ながら結果が思わしくなく
取り壊しを決めることもありますよね。
そんな時に使える補助金もあります。

評点が1.0未満で
地震に対して特定行政庁による
勧告等を受けた建物を対象に
建物の撤去工事費用の一部を補助してもらえる
というものです。

ブロック塀等耐震改修促進事業
地震の時はブロック塀の倒壊も
第三者に被害を与えるかもしれないので
耐震補強が必須です。
そのための補助金です。

危険なブロック塀の撤去費用や
安全なものに改善する費用の一部を
補助してくれます。

補助率は撤去費用が

補助対象経費の額と
1メートル当たりの基準額9,000円に
撤去するブロック塀の長さをかけた額と比較し
少ない額の3分の2以内(上限18万円)

改善費用が

補助対象経費の額と
1メートル当たりの基準額47,400円に
改善するブロック塀等の長さをかけた額とを比較し
少ない額の3分の2以内(上限43万円)

となっています。

いずれも令和6年~7年までも実施ですが
補助金はその年度の予算の範囲内の交付のため
予算がなくなり次第終了となりますので
タイミングを逃さないように
ご注意くださいね。

補助金の申請は各市町村のホームページで
ご確認いただけます。
三島市の補助金制度については
こちらをご覧ください⇓
三島市建物地震補強について

次回はタッチハウスで実際に行った
耐震補強工事を紹介します。

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