吹き抜けってどうなの?パート2☆冷房編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

今週は台風が近づいているせいか天候不順ですね。でもまだまだ暑い日が続いていますね。

先日吹き抜けについての記事をアップしましたが、エアコンがなかったため、夏のエアコンの効きについてコメントできなかったのが心残りでした。だってやっぱり8月の最も暑い時期に、吹き抜けでのエアコンの効きはどうなの?って気になりますよね。

実はあれから我が家にエアコンが導入されたので、吹き抜けのエアコンの効きについてレポートできることになりました!パチパチ!

というわけで今日は、観測史上最も暑い夏と言われる今夏、吹き抜けの冷房の効きってどうなの?をレビューしたいと思います。
吹き抜けを検討しているあなたのお役に立てればうれしいです。


まずは設置空間と導入したエアコンのKWを紹介しますね。

我が家は12畳のダイニングキッチンと約10畳のリビング、その隣に6畳の畳の部屋があります。東西に細長く南側は三間分の掃き出し窓があります。吹き抜けはリビングの上部8畳分と、リビングに設けられた階段上部2畳分です。

畳の部屋はふすまで仕切ることができるので、約22畳のLDKが冷えればいいかなと、23畳用の7.1KWのエアコンを導入しました。

設置場所は、真ん中のリビングと畳の部屋の間の壁。リビングからダイニングキッチンに向けて風が行くように設置しました。
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設置当日は35度越えの暑い日。汗だくで設置してくれた作業員さんがエアコンのスイッチを入れたとたん、5分ほどであっという間に冷えていくではありませんか。27度の設定温度では寒いほど!
「え?こんなに冷えるの?」
でもでも、作業が終わったのは4時過ぎだったので、ガンガンに陽が照りつけてるわけじゃないし、まだわかんないな。とまだまだ疑っていたのでした。

翌日はいい天気で、三間分の南の窓から太陽の光が容赦なく部屋に差し込む暑い日。外気温は35度。
「この太陽光にエアコンが対抗できるのか??」
ドキドキしながらスイッチを入れると、やはり5分ほどであっという間に冷えるじゃないですか!しかもためしに畳の部屋や洗面所などの戸も開けてみても、十分涼しくなるじゃありませんか!

つまり、23畳用のエアコンで約30畳分の空間が十分涼しくなったってことです。めちゃめちゃパフォーマンス高くないですか?

吹き抜けもあるのにこんなに冷えていいの?そう思って2階に上がってみると...あ・・暑い(^^;
そうか、大空間なのに一階がこんなに冷えるのは、冷たい風がぜんぜん上には上がって行かないからなんですね。
2階に冷気が行かない分、分散せずにこのサイズのエアコンでも1階が十分に冷えるということではないかなーーと思います。

エアコンの業者さんが言っていたんですが、吹き抜けのもう少し高い場所に設置し、30畳以上の大きいパワーのあるエアコンをつけ、シーリングファンなどで空気を動かせば、全館を冷やすことも可能だと言っていました。

我が家では2階の個室は寝るだけなのでこれで大丈夫ですが、個室で仕事や勉強をするとか、寝る時も暑くてエアコンがないと眠れないというお宅では、30畳のエアコンか、個室のエアコンの検討が必要かもしれません。

ともあれ、吹き抜けのエアコンは、想像しているより冷えるというのが実感です。最近のエアコンは性能がいいとは聞いていましたが、激しく同感です。涼しすぎて設定温度がどんどん上がっています(^^;

吹き抜け上部へ冷気は上がって行かないからですが、それって暖かい空気は全部上に上がってしまうということなんですよねー。それを考えると吹き抜けは床暖房などと相性がいいのかなと思います。

ぜひ、家を建てた後の生活まで想像して、間取りを検討してみてくださいね。

今日は吹き抜けについて、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!