自然素材の家で部屋干しすると匂わないってホント?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

雨が降らずにカンカン照りだった夏が終わり、秋雨のシーズンがやってきましたね。
秋雨というのは夏から冬の季節の変わり目で、夏の暖かい高気圧と冬の冷たい高気圧がせめぎ合いで雨が降るらしいです。
梅雨の時期同様、洗濯物を外に干せない日が増えてきますね。

日本は雨が多いので洗濯物を室内に干す時間がとても多いですよね。そうなると気になるのは部屋干しの臭いではないでしょうか?
部屋干し専用の洗剤、除湿器、スプレー式の消臭剤などがたくさん売られていますもんね。

実は自然素材の家で使う、無垢の木材や漆喰、畳、障子、ふすまなど、日本古来からの建材は、部屋の温度、湿度を調節し、
においを吸収する効果があると言われています。つまり、部屋干しをしても洗濯物も臭わないというのです。

でもそれって実際どうなの?本当かなあ?って思いますよね??

そこで今日は自然素材の家で13年間部屋干しをしている私の実感を書きたいと思います。

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部屋干ししても臭わないは本当か?

本当です(*^^*)
私は専門家ではないのでただの実感でしかないのですが、13年部屋干しをしてきて、臭いなと思ったことは一度もありません。

実は13年の間に洗剤も色々と使ってきました。最初はそのせいで臭くないんじゃないかと思っていました。

☆界面活性剤ゼロで重曹主体の粉状洗浄剤「バジャン」「浄」
☆界面活性剤ゼロの液状洗浄剤「海へ」
☆洗浄剤がいらない洗濯リング

こういった有機成分の入っていない洗濯洗浄剤を使っていたので、臭くなる原因となる有機物質が少ないせいなのかなと思っていたのです。

でも子供がだんだん大きくなり汚れが増してくると、有機成分の入った通常の粉せっけんや液体せっけんも使うようになりました。
子供が高校生になり部活の汚れと臭いに耐え切れず、香りの入った合成洗剤を使うこともでてきました。

でもこういった粉せっけんや合成洗剤で洗濯したものを部屋干ししても、全く臭くなかったんです。

周囲には部屋干しの洗濯物の臭いで悩んでいる人がけっこう多いのですが、遊びに行ったりすると、
ビニールクロスの壁に合板のフローリングというお宅が圧倒的に多くて、やはり建材の影響が大きいと実感しました。


我が家のリビングと居室は、ホタテの貝殻を原料にしたホタテ漆喰壁というものです。
貝殻の細微な穴が部屋の温度に応じて水分を吸ったり、吐いたりする調湿効果もあるし、消臭効果もあると言われる壁材です。
トイレ、洗面所などの水回りは調湿効果がもっと高いと言われる珪藻土で施工しました。

ホタテ漆喰壁は、珪藻土や本漆喰にくらべて消臭・殺菌効果は低めと聞いていましたが(大分安かったので仕方なし(-_-;))それでも全然部屋干しの洗濯物が臭わないです。
全空間を珪藻土や本漆喰にできればもっと快適かもしれません。

そして床材は一階が無垢のヒノキ、二階が無垢のパインです。ヒノキもパインも針葉樹で、フィトンチッドといういい香りの成分が広葉樹よりたくさん含まれているんだそう。
これには消臭や抗菌作用があるそうで、その影響もあるかもしれません。消臭に重きをおきたいなら針葉樹の床材を選ぶという選択肢もアリだと思います。

家の中は果てしなく繰り返される地味な掃除、洗濯、片付けの場所。見た目のステキさも大事ですが、機能性もとっても大事です。
自然住宅は、部屋干しに関しては多分除湿器並みの高性能を発揮すると私は思っています。
床材と壁材は一番面積が多く、一番触れることが多く、一番機能が発揮される建材なので、妥協せずに実際に触ったりして体験して選んだ方がいいと思います(^^♪

タッチハウスでは本漆喰も、珪藻土も、無垢の床材もコストアップすることなく施工できるとか!いいなあ。うらやましい。

今日は部屋干しについて、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

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