働くママがラクになる!家事動線って?

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

働くママにとって、毎日は時間との戦いですよね。最近は家のことをやってくれる男性も多いとは聞きますが、家にいる時間の長い方に負担がかかることは往々にしてありますよね。そしてそれはたいがいママ。

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夫婦二人の時は部屋もたいして汚れないし、洗濯ものだってそんなに多くはありません。でも、家族が増えると洗濯ものも掃除の回数も倍増します。

赤ちゃんの時は昼寝の時や機嫌のいい時に効率よく家事をしないと回らないし、幼稚園や学校に通い出すと、時間までに送り出すために、やはりスピードが求められます。


私も下の子が幼稚園に入りパートに出始めてからは、とにかく忙しい毎日でした。家にいる時間はやることがいっぱいで、子供の言うことをしっかり聞いて受け止めてあげたり、横に座って宿題を見てあげるなんて、ほとんでできませんでした。

でも子供が小さいのはほんの一瞬。「子供のための時間をもっと作ればよかったな...」と今は全力で思います。でも当時はどうやったら時間が作れるかなんて考えもせず、ただ目の前のことを全力でこなすだけが精一杯でした。

でも、あるんですね。物理的に家事の時間を減らすことができる方法が。それが家事動線を考慮した家づくり。今日はそんな働くママの味方「家事動線」について書きます。今日のブログは

家事にかける時間を減らしたい
家族と過ごす時間を増やしたい
家事に追われず自由な時間が欲しい

という方のお役に立てるかもしれません。


まずそもそも家事動線とは何でしょう。

それは、料理や洗濯などの家事をする時の移動経路のこと。洗濯だったら、洗濯機から干し場、取り込む場所、たたむ場所、しまう場所までが家事動線です。

この動線上に、家族の動線が重なりすぎるとお互いにストレスだし、長すぎると効率が落ちてしまいます。

キッチンから洗面所、ベランダ、収納場所の効率的な配置で家事の負担を軽減できるのです。

では共働きのママの負担を軽減できる配置とはどんなものでしょう

☆キッチン、洗濯場、洗面所を回遊型にする

朝の身支度の時間が重なりがちな洗面所と、キッチン、洗濯場を回遊型にすることで家族の渋滞を防ぎ、無駄な移動をなくし、効率よく家事ができるように。


☆室内干しスペース
遅い時間まで働くママは、明るいうちに洗濯ものを取り入れることができません。帰ってから湿った洗濯ものを取り入れるのはとても残念。

室内干しのスペースがあれば、帰りが遅くなる日はそこに干せるし、雨の日や洗濯ものが多い日も安心です。

☆適切な場所に収納があること
家には毎日大量のモノが入ってきます。そのモノ達をどこに収納するか決めておくのが家をきれいにするコツですが、収納場所が使う場所から離れていると、面倒になって片付けなくなってしまいます。

パントリーや土間収納など、使う場所に収納を設けるとスッキリ!


実は私自身は、家庭によって家事のこなし方や分量なども違いがあるので、動線は住む人によって違う、自分の家庭にピッタリあった動線を設計してもらえばいい...と思っていました。

未来の生活をイメージして色々と考え、設計の方と相談して家を建てたのですが...家事が楽だったかというとそうでもなくて...(^^;

子供の服やランドセル、習い事の道具、プリント、おもちゃ、ゲーム...こういうものが常にリビングやキッチンにあるし、乾かない洗濯ものが部屋の片隅に干してあるし、いただきものの野菜や服など、行き場のないものが隅に置かれ...。

洗濯機置き場とキッチンが離れているので、洗濯が終わったことに気付かず干し忘れてしまうこともありました。小さなイライラがたまっていく毎日でしたね~。


確かに家庭によって事情は異なるのですが、素人の考えはやっぱり浅いし、10年も経つと事情も変わります。やっぱりプロの経験の蓄積から生み出された間取りって改めて見るとスゴイと思います(^^;

適切な収納があれば、子供たちも自分の荷物を自分で片付けることが習慣づけられただろうし、部屋干しのスペースを確保しておけば、乾かない洗濯物をリビングに置かなくても良かったし。

不意の荷物の一時置き場があれば、いただきものに頭を悩ませることもなかったし、
朝の忙しい時間には洗面所や洗濯機が近くにあると洗濯ものを干し忘れることもなかったな...と思うのです。

家事動線を考えた間取りになっていれば、散らからないので片づける時間が減り、料理や洗濯の場所が近いと往復する時間がいらなくなるので時短になりますよね。

何より、家を常にきれいにしておけるので小さなイライラが減って、家族にもやさしく接することができそうです。

そんな家事動線をしっかり考えた規格住宅も販売されています。規格住宅というのは間取りプランが何パターンか決まっていて、選択肢が少ない代わりに、高性能の家をリーズナブルな価格で提供するというものです。

タッチハウスでも取り扱いを始めました!家事動線をしっかり考えた耐震等級3の高水準の家です。今週1月30日と31日は展示発表会もやっています。ご興味のある方はぜひお出かけください。

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それではまた次回お会いしましょう!