おうち時間が楽しくなる家づくり前編

最近コロナ過の状況で
おうち時間を楽しみたいと
家づくりを検討する方が
だいぶ増えてきました。

そこで今回は
おうち時間が楽しくなる
ポイントをご紹介したいと思います。

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おうち時間を楽しく過ごすには
まず過ごす場所が快適でなくてはなりません。

タッチハウスがおススメするのは
床や壁、天井までふんだんに自然素材を使うことです。

ずっといたくなる心地いい空間を作る
自然素材を使う
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ここ何年か
家づくりは高気密高断熱住宅を
作ることに情熱が注がれてきています。

高気密高断熱住宅は
気密を上げて外の寒さや暑さに影響されにくく
省エネで気温をコントロールでき
一年中快適な温度で過ごせる

ということがメリットです。

でも家づくりの予算を考えた時
高気密高断熱は高コストなので
構造材、内装材は安価な合板などを
使う場合が多くなります。

その合板や化学建材からは
微量ながら化学物質が放出されるので
そういった建材が多いほど
シックハウス症候群など
健康への悪影響が問題になっています。

高気密高断熱で
化学建材を多く使った家は
省エネ性能など
目に見える数字で表すことができますが、

自然素材が体にいいかどうか
それを数値で表すことは確かに難しいです。

ただ、人間はそもそも動物なので
自然素材に触れた時の
肌触りのよさや心地よさ
空気のさわやかさや気持ちよさ
などを
身体で感じる方が多いのも事実です。

人工的な空間よりも
自然な空間。

それこそが
何となくずっと家にいたくなる
そんな気持ちにさせてくれるのです。

床材
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自然素材と聞いて
思い浮かべるのは無垢の床板ではないでしょうか。

見た目のおしゃれさもさることながら
天然木のフローリングは機能性が非常に高いんです。

まず
湿気の吸収に優れていること
そして
木の種類にもよりますが
フィチンドットなどにより
いい香りがする
ゴキブリなどを寄せ付けない
などの効果もあります。

さらに、無垢材のもつ質感や温かみはやはり
合板にはない大きな魅力だと思います。

「木の温もり」ってよく言いますけど
実際にさわり比べてみると
無垢材は本当に温かいんです。

メンテナンスという点でも
自然素材を使うメリットがあります。

無垢材の床なら
部分的に剥がれたり傷ができても
周りを少し削れば
元通りの見た目になります。

合板の場合は
はがれてくるとぼろぼろになって
どんどん劣化するので
ある程度の年数が経つと
張り替えをしなければならなくなります。

無垢材の場合
年を経るごとに
味わいを増し愛着が湧く素材なので
張り替えの必要がないんです。

そう考えると
導入する時のコストは高いですが
張り替え工事をしなくていい分
トータルで見ると
逆に安いということになります。

自分で手入れしながら
大切に長く住んでいきたい人には
ぴったりです。

最近は
そうしたライフスタイルを選ぶ方が
増えているような気がします。

壁材

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自然素材でよく知られる珪藻土などは
「呼吸する建材」なんて言われますが
家の中の湿気を吸って
乾燥すると吐き出す調湿効果が知られています。

快適に過ごすためには、湿度がとても重要なのです。

じめじめした夏には湿気を吸着し
乾燥した冬には湿気を放出するので
梅雨時にカビが生えることなんてこともないし
部屋干しの洗濯物が匂うこともありません。

冬も加湿器いらずで
部屋中をちょうどいい湿度に保ってくれます。

また、ビニールクロスと違って
光の反射もおさえてくれるので
目にもやさしく部屋を柔らかな印象にしてくれます。

自然素材の壁も
メンテナンス面でメリットがあります。

床板と同じように
自然素材の壁も
年を経るごとに
味わいを増し愛着が湧く素材です。

クロスは時間が経つと
つなぎ目が目立ってきたり
よくわからない汚れが目立ってくるのですが
漆喰や珪藻土の壁はそういうことがありません。

もちろん汚れをつけてしまうこともありますが
そんな時は
硬く絞ったふきんでこすったり
サンドペーパーなどで
削るときれいになり
あとも全然目立ちません。

クロスだと汚れが目立ってきたら
張り替え工事をしなければならなくなるので
それを考えると塗り壁は経済的だと
いえるでしょう。

タッチハウスではこのように
自然素材で居心地のよい
空間が作ることをおすすめしています。

素材についてはこちらのページで
詳しくご紹介していますので
よかったらご覧ください⇓

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予算の関係で全ての部屋には
無理という場合でも

家族が過ごす時間の長い
リビングの床だけ無垢材に変えるとか
無理のない範囲で取り入れていけばいいと思います。

後編ではおうち時間が
楽しくなる間取りについて
お伝えしていきます。