おうち時間が楽しくなる家づくり前編

最近コロナ過の状況で
おうち時間を楽しみたいと
家づくりを検討する方が
だいぶ増えてきました。

そこで今回は
おうち時間が楽しくなる
ポイントをご紹介したいと思います。

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おうち時間を楽しく過ごすには
まず過ごす場所が快適でなくてはなりません。

タッチハウスがおススメするのは
床や壁、天井までふんだんに自然素材を使うことです。

ずっといたくなる心地いい空間を作る
自然素材を使う
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ここ何年か
家づくりは高気密高断熱住宅を
作ることに情熱が注がれてきています。

高気密高断熱住宅は
気密を上げて外の寒さや暑さに影響されにくく
省エネで気温をコントロールでき
一年中快適な温度で過ごせる

ということがメリットです。

でも家づくりの予算を考えた時
高気密高断熱は高コストなので
構造材、内装材は安価な合板などを
使う場合が多くなります。

その合板や化学建材からは
微量ながら化学物質が放出されるので
そういった建材が多いほど
シックハウス症候群など
健康への悪影響が問題になっています。

高気密高断熱で
化学建材を多く使った家は
省エネ性能など
目に見える数字で表すことができますが、

自然素材が体にいいかどうか
それを数値で表すことは確かに難しいです。

ただ、人間はそもそも動物なので
自然素材に触れた時の
肌触りのよさや心地よさ
空気のさわやかさや気持ちよさ
などを
身体で感じる方が多いのも事実です。

人工的な空間よりも
自然な空間。

それこそが
何となくずっと家にいたくなる
そんな気持ちにさせてくれるのです。

床材
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自然素材と聞いて
思い浮かべるのは無垢の床板ではないでしょうか。

見た目のおしゃれさもさることながら
天然木のフローリングは機能性が非常に高いんです。

まず
湿気の吸収に優れていること
そして
木の種類にもよりますが
フィチンドットなどにより
いい香りがする
ゴキブリなどを寄せ付けない
などの効果もあります。

さらに、無垢材のもつ質感や温かみはやはり
合板にはない大きな魅力だと思います。

「木の温もり」ってよく言いますけど
実際にさわり比べてみると
無垢材は本当に温かいんです。

メンテナンスという点でも
自然素材を使うメリットがあります。

無垢材の床なら
部分的に剥がれたり傷ができても
周りを少し削れば
元通りの見た目になります。

合板の場合は
はがれてくるとぼろぼろになって
どんどん劣化するので
ある程度の年数が経つと
張り替えをしなければならなくなります。

無垢材の場合
年を経るごとに
味わいを増し愛着が湧く素材なので
張り替えの必要がないんです。

そう考えると
導入する時のコストは高いですが
張り替え工事をしなくていい分
トータルで見ると
逆に安いということになります。

自分で手入れしながら
大切に長く住んでいきたい人には
ぴったりです。

最近は
そうしたライフスタイルを選ぶ方が
増えているような気がします。

壁材

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自然素材でよく知られる珪藻土などは
「呼吸する建材」なんて言われますが
家の中の湿気を吸って
乾燥すると吐き出す調湿効果が知られています。

快適に過ごすためには、湿度がとても重要なのです。

じめじめした夏には湿気を吸着し
乾燥した冬には湿気を放出するので
梅雨時にカビが生えることなんてこともないし
部屋干しの洗濯物が匂うこともありません。

冬も加湿器いらずで
部屋中をちょうどいい湿度に保ってくれます。

また、ビニールクロスと違って
光の反射もおさえてくれるので
目にもやさしく部屋を柔らかな印象にしてくれます。

自然素材の壁も
メンテナンス面でメリットがあります。

床板と同じように
自然素材の壁も
年を経るごとに
味わいを増し愛着が湧く素材です。

クロスは時間が経つと
つなぎ目が目立ってきたり
よくわからない汚れが目立ってくるのですが
漆喰や珪藻土の壁はそういうことがありません。

もちろん汚れをつけてしまうこともありますが
そんな時は
硬く絞ったふきんでこすったり
サンドペーパーなどで
削るときれいになり
あとも全然目立ちません。

クロスだと汚れが目立ってきたら
張り替え工事をしなければならなくなるので
それを考えると塗り壁は経済的だと
いえるでしょう。

タッチハウスではこのように
自然素材で居心地のよい
空間が作ることをおすすめしています。

素材についてはこちらのページで
詳しくご紹介していますので
よかったらご覧ください⇓

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予算の関係で全ての部屋には
無理という場合でも

家族が過ごす時間の長い
リビングの床だけ無垢材に変えるとか
無理のない範囲で取り入れていけばいいと思います。

後編ではおうち時間が
楽しくなる間取りについて
お伝えしていきます。

無垢材の塗装による違いって?

こんにちは。

タッチハウス広報の平戸です。

天然素材で家を作る時、面積の多くを占める床材を何にするかはとても重要です。

「無垢の床板ならどれでも湿度を調節してくれるよね」と思っているあなた。

実は無垢の床板でも様々な塗装をしてあるものがあり、中には調湿効果が失われているものもあるんです。

今回はタッチハウスの代表山田から、床板の「塗装」について詳しく聞きました。

塗装の種類

一口に塗装と言っても、多くの種類があり、その目的や効果はさまざまです。"これを選んでおけば大丈夫"というようなオールマイティな塗装方法はありません。

それだけに塗装によってどのような効果が得られるのか、どんな仕上がりになるのかなどの情報を知っておくことで、無垢材に対する楽しみが大きく拡がり、採用した後の満足度が高まります。

塗装には、大きく分けて「浸透性塗料」による塗装、「コーティング系塗料」による塗装があります。
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浸透性塗料

浸透性塗料は塗料を木材に浸透させるもので、木の質感を活かすことができます。植物オイルや蜜蝋ワックスなどがあります。

表面に固い塗膜を作ることがないので、湿度の調節効果があります。

コーティング系塗料

表面にウレタン樹脂などの塗膜を作る塗装がコーティング系塗装。木の質感は薄れてつるつるした仕上がりになります。

傷や汚れがつきにくいのが特徴ですが、一度傷がつくと目立ちやすく補修はできますが、

表面に塗膜を作るため、調湿効果はありません。

素性のいい無垢の床板は塗装していない

基本的に浸透性塗装は、無垢の床板を張って現場で施工するのに対して、コーティング塗装は工場で塗装してから出荷されます。

では、塗装してある床板と、塗装していない床板だとどちらが値段が高いと思いますか?

「塗装するってことは塗装材の材料費もかかるし、塗る手間もかかるのでどう考えても塗装してるほうが値段が高くなると思うけど」

ですよね。

ところが...

実際は塗装していない無垢板の方が値段が高いのです。

えーー!なんでーー?

実は塗装して販売している床板はシミや色ムラなどが多い床板なんです。それを目立たなくするために塗装をしていることが多いのです。

木は天然のものなので、風雨で枝が折れたりするとそこから水が浸み込んで染みになったり、色ムラになったりします。

それが自然なのですが、床板の場合はやはり染みのないものが好まれます。

塗装するとシミなどが目立たなくなるので、そういう床板は塗装に回されることが多くなります。そして染みや色ムラのない木材は全体の中でも数が少なく希少なので無塗装の方が高くなってしまうのです。

時間を経るに従って味わいが増し、愛着が深まるのが無垢材という自然素材の大きな魅力。

その魅力は塗装によって大きく変わります。無垢の床板ならどれでも調質効果があるというわけではないので注意が必要です。

調湿効果や無垢の板の自然な風合いや温かさなどをイメージされているなら、「浸透性塗料」による塗装がおススメです。

今回は山田代表に、床板の「塗装」について聞きました。
この記事があなたの家づくりのお役に立てれば大変うれしく思います。


「太る」床板 「痩せる」床板

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

無垢の板で床を張ると、板と板の間に隙間ができて日が経つほどに痩せていくのが普通なのですが、楢の木で床を張ると床板が太ってしまうという現象が起こるのをご存じでしょうか?

今回は山田代表による、床板材の不思議な話です。

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実は最近知り合いの家の床板が盛り上がって弾けてしまったのです。

え?床板が弾けるってどういうこと?と思いますよね。

そのお宅の床には無垢の楢の床材が張られていて建ってから15年ほど経つのですが、実は何年も前から床が盛り上がっていたのだそうです。

無垢の床板というのは夏場は湿気を吸ってふくらみ、冬は乾燥して収縮します。それを繰り返しながら何年か経つとだんだん収縮していきすきまがあいてくる...つまり「痩せる」のが普通です。

ところがこの楢の木は、ちょっと普通じゃないんです。

なんと、「太る」木なんです。

床板を張る時には隙間なくぴっちりと張っていくのがセオリー。夏冬の湿気で膨張と収縮があるといいましたが、出荷時の床材は湿度管理がされているので隙間なく張れるようになっています。

普通なら経年で木がやせてすきまがあいてくるはずなのですが、楢の床板はこちらのお宅のように木が太ってくるのです。何年もかけてゆっくりと!

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そしてとうとう耐え切れずに盛り上がって弾けてしまったというわけなんです。

昔は無垢の床板の中に手ごろな値段で買える乱尺という、板の長さがバラバラの床材がありました。

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その中でもとりわけ安価だったのが楢の木。継いで使えば安く済むので一般的によく使われていたのです。

その楢の乱尺を使うと、微妙な幅の違いがありカンナで削り着けるのですが、隙間があいて不格好になってしまったなと思っても、

1年後とかに見るとピッタリ隙間がなくなっていて「変だな」と思うことがよくありました。

私の場合はこういう長年の経験から、楢の木は太ることを知っていたのですが

今回の事件は、それを知らない業者さんが施工したために起こったことでしょう。

このように経験の少ない施工業者は、安くて安価で雰囲気もよい楢の木を安易に使ってしまうことがあります。

近年はこういったことが大分知られてきて、床材を張る時に隙間をあけるようにと木材メーカーが推奨するようになってきました。

ただ、経験上他の木材でこんなことは起こったことはありません。気をつけなければならないのは楢の木だけです。

でも木材メーカーはクレーム防止のために、全ての木材で隙間をあけて施工するよう注意喚起するようになってきました。

こういった事情を知らない施工者だと、まじめに全ての木材ですきまをあけているのですが、隙間をあけて施工するというのはひと手間かけることなので、

それはそのまま手間賃としてお客様の負担になってしまうのです。

経験豊富な施工業者さんなら、無駄のない施工をするので、それが価格にも反映してくると思います。

今回は山田代表による太る床板と痩せる床板についてお伝えしました。

長持ちするいい家を建てるには、施工業者さんとよく話をして経験が豊富な業者さんを選ぶことが不可欠です。
木材は色んな癖をもっています。その個性を生かして施工してくれる業者さんをぜひ探してください。

今回の記事が、家を建てたいと思っているあなたの施工業者を選ぶ時の判断基準の一つになれば幸いです。

ちょっと気になる塗り壁材「プレミアムレーベン」

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

あんなに暑かった毎日が、急に秋のような涼しさに変わり、温度差に戸惑ってしまうこの頃ですが、体調など崩していませんか?

実は最近、代表の山田がちょっと気になる内装材を見つけました。

それは、サンゴの塗り壁をパワーアップさせたという新しい漆喰です。

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漆喰というのは有害物質を吸収・分解し、防カビ・消臭・調湿効果がある昔ながらの塗り壁材。

補修もかんたんで、時間が経つほどいい感じになってくるのが特徴です。

加えて、漆喰の原料でもある消石灰はあらゆる菌・ウイルスを死滅させる効果があり、特に漆喰は5分間でウイルス99.9%以上を不活化させることが実証されています。

それだけ聞いても漆喰はスゴイのですが、それをさらにパワーアップしたという商品が出たというではありませんか。

それが「プレミアムレーベン」という天然の塗り壁材。

おおー、名前からしてプレミアム感がにじみ出てる~(^^

「プレミアムレーベン」の原材料は沖縄の綺麗な海から許可を得て採取された、砂や泥など不純物の混じっていない「風化造礁珊瑚」。

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珊瑚の特徴は、多孔質で調湿・消臭効果に優れていること。

ホルムアルデヒドなどの揮発性有害化学物質を吸着、たばこやトイレの匂いを吸って、キレイな空気を出してくれます。

また、洗面所などの湿気を吸収し快適な湿度を保ちます。夏は湿気を吸収し、乾燥する冬は水分を放出する、まるで家全体が呼吸をしている感じを体感できるのだとか。
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この珊瑚に、ケイ素を主成分とした「ゼオライト」と酸化チタンが主成分である「光触媒」をブレンドしているそう。

ゼオライトは約700万年の永い年月をかけて生成された、特異な吸着性・脱臭性などの機能を持った多孔質の天然鉱物。

オングストローム(1億分の1cm)という極微小な空洞と細孔を有し、水分を吸ったり吐いたりする機能を持っているのだとか。

よく押し入れなんかに入れておく除湿をする「水取りぞうさん」的なものがありますよね?あれの中身ってゼオライトなんですよ。

除湿と言えばゼオライト!

更にゼオライトはネコのトイレの砂に使われているんです。(ホームセンターに行った時にでも見てみて!)それだけ強力な消臭効果があるんです。

そして光触媒...これって何かというと、太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去できる環境浄化材料のこと。

原料の酸化チタンはすっごく色んなものに使われていますが、有名なのは日焼け止め!

他にもファンデーションや歯磨き粉、無味無臭なのでチューインガムやマヨネーズなどの食品にも使われてるんです。

この光触媒が細菌・雑菌・カビ菌・ウイルス・アレルギーやシックハウス症候群の原因となる化学物質・悪臭・ヤニ汚れなどの有害物質を光の力で分解無害化してくれるというではありませんか!

これでコロナウイルスも怖くない!!

さらにこの漆喰、クロスの上から塗ることもできるのが秀逸!リフォームにも使える!
とメリットがいっぱいなんです。

特徴をまとめると

【特徴①】防カビ・防藻抗菌性

光触媒で殺菌、防カビ、防藻の効果を発揮します。

【特徴②】防汚性・持続性

撥水性塗膜で汚れにくく美しさ長持ち。トップコート不要!


【特徴③】有害物質・悪臭物質の吸着
ホルムアルデヒドや悪臭の原因となる分子を吸着。
シックハウス対策にも最適です。

【特徴④】調質効果
ゼオライトの優れた調質性能で結露の発生を抑制します。


【特徴⑤】消臭効果
悪臭の原因となる原子を吸着するため、生活臭やトイレのにおいも気になりません。


【特徴⑥】防火性
水性で不燃性材料できているため、火に強く国土交通大臣認定の防火材料です。

【特徴⑦】静電気が起こりにくい
無機質性素材のため静電気が起こり難く耐候性にも優れています。

【特徴⑧】カラー展開が豊富
カラーは全12色。デザイン性の高い空間を演出します。

といった感じ。

めっちゃいい~!!

でもやっぱり世の中にメリットだけなーんて都合のいいものは存在しないもの...。

施工会社としても実際に施工してみないことには何ともいえません。実際に使ってみてまたレビューさせていただきますね!

テクノロジーの進歩で、新しいものがたくさん出てきていますが玉石混交でもあります。宮大工出身の代表山田の確かな目で、本当にいいものを選んで施工するのがタッチハウスです。

コロナ禍間がとーーーーっても長くなっている今、おうち時間を快適にすることは、人生のクオリティをあげてくれると言っても過言ではありません。

お手伝いが必要な時はいつでもお声かけくださいね!

タッチハウスは新築だけでなくリフォームの相談も承っています。無理な営業は一切行っていません。「こんなこと相談してもいいかな?」と思うような小さなことでも安心してご相談ください。

ウッドデッキのおススメ素材&リフォーム徹底解剖 VOL4

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

「リビングがちょっと狭いな」・「子どもや犬が走り回れるスペースが欲しいな」と思うことはありませんか?

リビングの延長に設置するウッドデッキは「アウトドアリビング」のようなもの。風を感じながら食事をしたり、読書や勉強をしたりと多彩な使い方ができます。

今回は、ウッドデッキにおすすめの素材から、メンテナンス、改修工事の様子まで、実際に私がタッチハウスでウッドデッキの改修工事をした事例を元に、徹底解剖していくシリーズです。

自宅にウッドデッキを作りたいと思っている方
ウッドデッキの改修工事をしようと思っている方
確かな技術の工務店を探している方

におすすめの記事です。
Vol1ではウッドデッキの素材について
VOL2ではウッドデッキ改修工事 土台編
Vol3ではウッドデッキ改修工事 デッキ設置編

をお伝えしました。

VOL4では、タッチハウスでウッドデッキをリフォームするとお得な理由をまとめてお伝えします。


ウッドデッキの改修時期を教えてくれる

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我が家ではウッドデッキが傷んできているのは知っていましたが、明らかに傷んでいるのは一部分だけだったので、いつ改修するか、するなら部分的にするか、全面改修にするか迷っていました。

タッチハウスでみてもらうと、明らかな傷みのある部分は危険があるのですぐにでも交換した方がいいと言われました。部分的にも治せるし、全面でもOKということで、どちらにするか自分で選択できたのが良かった。

部分的に治すのなら値段が安く済むのがメリットだけど、残りの部分がダメになってきたら二重工事になって、結果的には高くついてしまうこともあること、

全面改修なら金額はたかくなってしまうけど、土台がダメになってる部分があればそこも治せること、

など、メリットデメリットを上げてもらえたので選択しやすかったですね。

タッチハウスで作ると耐久性が高い3つの理由

材木の選定がいい

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大工歴35年の棟梁の経験で、水はけの良さ、持ちの良さ、価格とのバランスの良さ、施工場所に合う、施主さんのライフスタイルに合う...など現時点で施主さんにとって最もいい材木を選んでくれる。

木材を腐らせない技術と知識が半端なく高い

これは本文中でも長々と書きましたが、宮大工上がりの棟梁がいるタッチハウスならではと思うことばかり。

☆木の反りを利用した排水技術

どんな樹種であっても、木材には断面に年輪の中心を含んでいる「芯持ち材(芯材)」と、断面に年輪の中心を含まない「芯去り材」の2種類が存在。

この2種類は時間の経過とともに現れる変形やひび割れに違いがあり、「芯持ち材」は反りが少ないが、ひび割れしやすいという特徴があり、「芯去り材」はひび割れが起きにくいが、反りやすいという特徴がある。

このひび割れしにくい「芯去り材」でデッキを作るのですが、反りの凸面を表面にすることで雨水を排水しやすくしている。

☆釘を使わない技術

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デッキ材にドリルで穴を開けビスを打つと施行しやすいけれど、穴を開けるとそこから水が入り込んで傷んできてしまうから、雨のあたりにくいデッキの下部分にビスをとめている。

☆板を継がない

長い材は価格が高くなってしまうので、継いで作る業者も多いけど、継ぎ目の部分から浸水して傷みやすいから、価格が高くても板は継がない。


タッチハウスで施工するとお得な理由

我が家の場合、土台が部分的に白アリにやられていたが、改修の必要な部分は交換し、使える部分は使うなど、経験に基づいてトータルで見て施主さんの懐具合に優しい方法を提案してくれた。

コロナやスエズ運河の事件で木材の価格が高騰しているウッドショックの最中でも、施主さんの懐に優しい木材を全力で探してくれる。

ウッドデッキの施工費は設置する場所によって湿度や高度などの環境や、接する道路状況も違うし、面積、材料、リフォームなのか新築なのかによってもずいぶん違うが、その時々の状況を見ながら、施主さんにとって最適な選択をていじしてくれるので、トータルで見るとお得!


などなど、タッチハウスでリフォームを頼まない理由が見つかりません!(^^)!

ウッドデッキのリフォームをお考えの方は、タッチハウスに連絡してみてくださいね!


ウッドデッキのおススメ素材&リフォーム徹底解剖 VOL3

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

「リビングがちょっと狭いな」・「子どもや犬が走り回れるスペースが欲しいな」と思うことはありませんか?

リビングの延長に設置するウッドデッキは「アウトドアリビング」のようなもの。風を感じながら食事をしたり、読書や勉強をしたりと多彩な使い方ができます。

今回は、ウッドデッキにおすすめの素材から、メンテナンス、改修工事の様子まで、実際に私がタッチハウスでウッドデッキの改修工事をした事例を元に、徹底解剖していくシリーズです。

自宅にウッドデッキを作りたいと思っている方
ウッドデッキの改修工事をしようと思っている方
確かな技術の工務店を探している方

におすすめの記事です。VOL1ではウッドデッキの素材について、VOL2ではデッキ改修工事土台編についてお伝えしました。

今回はウッドデッキ改修の要、板張りについてお伝えします。

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ウッドデッキ改修工事 デッキの設置編

ウッドデッキの板の張り方

デッキ材は、それを受ける根太の上に、ビスで留めていきます。我が家の改修前のデッキがこちら↓家を建てた大工さんに作ってもらったものです。
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1メートル間隔に2カ所ビスで止められていて、デッキ材のすきまが1㎝弱ありました。

ウッドデッキの板張りプロの技

そしてこれが、タッチハウスで施行してもらったデッキです。

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ビスはどこ?

違いに気が付きましたか?そうなんです。1メートル間隔に留められていたビスがないんです!えーーー!ビスがなくてどうやって留まっているの???

なんと!下からビスを打っているのでした↓

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デッキ材にドリルで穴を開けビスを打つのが施行しやすいのに、なぜこんなに手間のかかることをやるの?

聞いてみたところ、穴を開けるとそこから水が入り込んで傷んできてしまうから...とのこと。

確かにーー!!
ビスのところから板が腐ってきてたーーー!!

その腐った板の下の根太も腐ってたーー!!

そうだったのか...。知らなかった...。

タッチハウスではビスが水のあたる表面に出ないように留めているのです。

実は板を継ぐことも、同じ理由でデッキの傷みが早くなってしまうそうなんです!

我が家のデッキは長い部分で3メートル80センチ。3メートル以上の長い木材は価格も運賃も高いうえ、まっすぐに施工するのに技術が必要なため、短めのモノを組み合わせて使う場合が多いのだとか。

でもタッチハウスでは、「継ぎ目の部分から傷んでくるので短めを組み合わせることはしない」という方針なんです。

せっかくデッキを作るならできるだけ長く持たせたいですよね。そんな思いでデッキを作る際にこのような知識を持っていることは必須だなと思いました。

私も15年前に知っていれば施工業者さんの見極めができたなーと残念です^^;

でも!今回は、特別に水に強いレッドシダーの赤い部分を使って、このような施工をしてもらいました!

もう30年くらい持つんじゃないか...と期待に胸がふくらんでいます。


すきまが少ない!

デッキ材のすきまにも注目です。

以前のデッキはすきまが1㎝弱あって、デッキで過ごしていると箸やペンなどを落すのですが、それがすきまから落ちてしまうということがけっこうあって、かなり緊張感を持たないとならなかったのですが、

すきまが少なくなって、箸が落ちなくなったんです↓

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ペンも!えんぴつも!↓

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これでうっかりの私も安心できるようになりました。

ただ、今は木材が湿気を含んで膨らむ夏なので、冬になったら鉛筆は落ちちゃうかもです^^;

完成品がこちらです!↓
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赤い木の色がとてもすてきです。いい感じに完成しました。

お手入れは「3年に一度、防腐効果のある塗料を塗る」です。また、デッキ材のすきまに入った落ち葉をほうきで掻き出すと長持ちすると聞いたので、長持ちさせるために頑張って掃除しようと思いました。


さていよいよ最終回の次回は、タッチハウスでウッドデッキをリフォームするとお得な理由をまとめてお伝えします。お楽しみに!

ウッドデッキのおススメ素材&リフォーム徹底解剖 VOL2

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

「リビングがちょっと狭いな」・「子どもや犬が走り回れるスペースが欲しいな」と思うことはありませんか?

リビングの延長に設置するウッドデッキは「アウトドアリビング」のようなもの。風を感じながら食事をしたり、読書や勉強をしたりと多彩な使い方ができます。

今回は、ウッドデッキにおすすめの素材から、メンテナンス、改修工事の様子まで、実際に私がタッチハウスでウッドデッキの改修工事をした事例を元に、徹底解剖していくシリーズです。

自宅にウッドデッキを作りたいと思っている方
ウッドデッキの改修工事をしようと思っている方
確かな技術の工務店を探している方

におすすめの記事です。VOL1ではウッドデッキの素材についてお伝えしました。

VOL2では、タッチハウス施工!我が家のウッドデッキ改修工事の様子をお伝えしていきます。

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ウッドデッキ改修工事 土台編

我が家のウッドデッキは築15年。実は5年ほど前に一部腐ってきた部分があり、そこだけ交換してもらった経緯がありました。

15年経って、全体の1/5ほどが、ぶかぶかとやわらかくなってきてしまいました。万が一腐って抜け落ちたりでもしたら大けがになりかねない...と改修工事を決めました。

見積にきてもらった山田代表に聞いてみると、使用していた木材はホワイトウッドという水にはあまり強くない木材だったよう。

水に強いレッドシダーを使うから20年は持つよ!と太鼓判を押され、うれしくなりました。

土台に白アリが!

そして始まった改修工事。まず古い木を外します。すべてのデッキ材を取り払うと、土台が現れました。そしてそこで見たものは...

白アリ!!!
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土台は5㎝ほどのコンクリート置き石の上に設置されていたのですが、そのコンクリートの下の地面から白アリが登ってきていたのでした。

白アリが来ていた土台の上のデッキ材は5年前に腐って取り替えた場所。やっぱり腐ってしまうのには原因があったのですね。

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白アリは木を分解して自然界に返すという重要な役割を担っています。我が家のデッキでもきちんと白アリとしての仕事をしていたわけで、白アリは悪くはないんですけどね(>_<)

そんなわけで、計画段階ではデッキ材だけの交換の予定でしたが、悪くなっている土台も全て変えてもらうことに。

防腐塗料でコーティング

もちろん土台の木材には、しっかりと防腐塗料を。上に木を貼ってしまうと見ることもできないので、今回のように白アリが来てしまうこともあります。そうならないためにしっかりと防腐塗料を塗るそうです。

実はデッキの下に白アリ駆除用の薬を撒くことも考えたのですが、山田代表に、「駆除用の薬も万能というわけじゃないし、防腐塗料でも十分役目は果たせるので、薬害を考えたらしなくてもいいのでは」とアドバイスを受けました。


レッドシダーでも水に弱い部分もある

「防腐塗料だけでほんとに大丈夫?」不安に思った私は聞きました。

すると山田代表が教えてくれたのは、塗料も大事だけど、最も大事なのはどんな木を使うかということ。そして木の中でもどの部位を使うかということでした。

ウッドデッキのおススメ素材&リフォーム徹底解剖 VOL1で山田代表に聞いたデッキにおすすめの木材「レッドシダー」にも実は水に弱い部分があるそうです。それは色が白い部分。

レッドシダーとは直訳すると「赤い杉」。文字通り赤い部分が多いのですが、それは木の中心部分。外側には水を吸い上げる部分があってそこは色が白っぽいのです。

外側の白い部分は水を吸い上げるのが仕事なので、木材になっても水を吸ってしまい水に弱いのだとか。

そこでタッチハウスでは木材を少し多めに購入し、白い部分をはじいていいものだけを厳選して施工に使っているのだそうです。

だから防腐塗料をしっかり塗れば、白アリ駆除剤などの健康を害するほどの強い薬剤は必要ないのだそう。

すごい!なんかもう、30年くらい持ちそうな気がしてきた!

というわけで、次回は我が家のウッドデッキ改修工事の様子「デッキの設置編」をお伝えしていきます。お楽しみに!

ウッドデッキのおススメ素材&リフォーム徹底解剖 VOL1 

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

「リビングがちょっと狭いな」・「子どもや犬が走り回れるスペースが欲しいな」と思うことはありませんか?

リビングの延長に設置するウッドデッキは「アウトドアリビング」のようなもの。風を感じながら食事をしたり、読書や勉強をしたりと多彩な使い方ができます。

また、コロナ禍の今、この「アウトドアリビング」が注目を浴びています。自粛で出かけられなくてもリビングの延長にウッドデッキがあれば、我が家がキャンプ場やレストランに早変わり!

といいことづくめのようなウッドデッキですが、作るとなるとメンテナンスはどうなのか、耐久性はどのくらいなのか、改修はどんな風にするのか、気になるところですよね。

そこで今回からは、ウッドデッキにおすすめの素材から、メンテナンス、改修工事の様子まで、実際に私がタッチハウスでウッドデッキの改修工事をした事例を元に、徹底解剖していきます。

自宅にウッドデッキを作りたいと思っている方
ウッドデッキの改修工事をしようと思っている方
確かな技術の工務店を探している方

におすすめの記事です。VOL1ではウッドデッキの素材についてお伝えします。

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「ウッドデッキを作るなら、天然木より樹脂木の方が断然良い」と説明しているウェブサイトは数多く存在しますが、実際のところはどうなのでしょうか。

大工歴30年以上のタッチハウスの山田代表に聞きました。

平戸「ウッドデッキって、木材で作るとメンテナンスが大変という印象がありますが、おススメの素材ってありますか?」

山田「ウッドデッキの素材になる木材には、人工と天然のものがあります。どちらが優れているというモノではなくて、二つの素材の違いを知って自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが重要です。どういうものなのか知って選べば後で「しまった!」ということがなくなります。」

平戸「なるほど~。では両方の特色を教えて下さい」

山田「ではまず、人工素材から説明していきますね」

デッキの素材1人工素材
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山田「人工の木材で人気なのは樹脂製のウッドデッキです。一見ホンモノの木に見えるくらい精巧に作られている粉状の木材とプラスチックを混ぜて押し固めた素材です。

基本的にメンテナンスの必要がなく、耐久性が高いのがメリットです。腐らないため白アリにの心配もありません。また、紫外線による色褪せもほとんどないので、作った当初の色合いをずっとキープできるんですよ」

平戸「それはいいなあ。我が家は天然木のウッドデッキなんですが塗装がけっこう大変でした。15年経ったのですがそろそろ部分的に傷みが出てきて、作り直さなければならない時期。耐久性が高いなら樹脂製に変えようかな」

山田「でもいいことばかりでもないんです。樹脂なので熱くなりやすいんですよ。、夏の日差しが強い時には素足で歩けないほどになることも。その輻射熱でウッドデッキに隣接する部屋の温度が上がってしまうこともあります。

また天然木材のように吸水することがないので、表面に水がたまり滑りやすくなるのも注意です。

それと、そもそもが天然木の屋外での弱点を補うという目的で作られた素材なので、やはりイミテーション感が強く、質感で見劣りするのは否めないんですよ」

平戸「そうか、確かに鉄板の上にいるような感覚ですもんね。暑い時期にこそ活用したいデッキなのに困るなあ。デッキがリビングに隣接してるから輻射熱で暑くなるのも困る。

それにせっかく自然素材にこだわって作った家なのに、リビングからよく見えるウッドデッキがイミテーション感が強いなんて嫌だなあ」

山田「そんな人には天然素材がおススメです」

デッキの素材2天然素材
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山田「天然木は木目が美しく、木がもつ本来の柔らかさやぬくもりがメリットです。人工木材と比べて熱くなりにくく、夏でも素足で歩くことができます。

木材の種類にもよりますが人工木材より安価に仕上がる場合が多いです」

平戸「え?そうなの?素敵なだけじゃなくて安く作れるの?わーそれってめっちゃうれしい!」

山田「デメリットもちゃんと聞いてくださいね(笑)デメリットの第一はやはりメンテナンスの大変さです。数年に一度は防水のための塗装が必要だし、表面や隙間に落ち葉などがたまらないよう掃除もしたほうが長持ちします」

平戸「そうそう、塗装がけっこう大変。でも毎年塗らなくても大丈夫なんですか?」

山田「3年に一度くらい塗れば大丈夫ですよ」

平戸「そうなんですか?今のデッキは毎年塗るように言われてて、でもとても毎年なんて塗れなかったんんです。だからで15年しか持たなかったんだろうなあ」

山田「確かに天然木のウッドデッキを長持ちさせるためにはメンテナンスが不可欠ですが、メンテナンスだけをすれば良いというものでもありません。

耐久性の高いウッドデッキ作りのためには適切なメンテナンスに加えて、素材選びがとても重要になんですよ」

平戸「そうなんですね。どんな素材がいいんですか?」

山田「天然素材の中でもウッドデッキとして使用される木材は、ハードウッドと言われる広葉樹と、ソフトウッドと言われる針葉樹に大別されます。

ハードウッドは頑丈で腐敗に強く老朽化しにくいため、ウッドデッキに適していると言われています。ただ硬くて重いため施工が難しく、価格も高い傾向があります。

一方のソフトウッドは軽くて柔らかくウッドデッキに向いていないと説明されることが多いのですが、これは正確ではないんですよ。

そのような説明のほとんどでは、「ウッドデッキにどの樹種の木材を使用したか」までは触れてないんです。

もしかするとDIYでよく使われているSPF材でウッドデッキを作ったのかもしれません。

SPF材というのは北米産の針葉樹からきりだされた木材のことです。スプルース(トウヒ)、パイン(松)ファー、(もみの木)のこと。成長が早いので価格が安い反面、耐久性は低く虫にも弱いので屋外や長期間の使用に向かないという弱点が。ホームセンターにほぼ必ず置いてある最も安い部類の木材です。

ソフトウッド=SPF材というイメージが広まってしまい、ソフトウッドは屋外に向いていないと思う方が多いのですが、樹種ごとに木材の性質・特徴は大きく異なるんです」

平戸「確かに私にもそんなイメージがありました。じゃあソフトウッドでも屋外に強い木材ってどれなんですか?」

山田「ソフトウッドの中でも20年以上屋外での風雨に耐えうる性能を備えた木材がいくつか存在し、その代表的なものがレッドシダーです。

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レッドシダーは樹木の内部に「ツヤプリシン」という物質を豊富に含んでいて、これが、木材腐敗菌という木を腐らせる菌類の働きに抵抗する抗菌作用を持っているからなんです。

レッドシダーには、このツヤプリシンに加え虫害を防ぐ効果のある天然成分(Thujicacid)も含まれているため、ウッドデッキ材にうってつけの高い耐久性を備えていると言われているんです。そしてハードウッドに比べ安価なのもメリットです」

平戸「レッドシダー、聞いたことあります。これで作れば低予算で耐久性の高いデッキになるんですね?!」

山田「はい、レッドシダーなら耐久性の高いデッキを作れます。さらにタッチハウスでは、デッキの耐久性を上げるために木の反りを活かす施工の工夫をしています。ですから20年以上もつと思いますよ」

平戸「え?木の反り?それは何ですか?」

山田「どんな樹種であっても、木材には断面に年輪の中心を含んでいる「芯持ち材(芯材)」と、断面に年輪の中心を含まない「芯去り材」の2種類が存在します。

この2種類は時間の経過とともに現れる変形やひび割れに違いがあり、「芯持ち材」は反りが少ないが、ひび割れしやすいという特徴があり、「芯去り材」はひび割れが起きにくいが、反りやすいという特徴があります。

このひび割れしにくい「芯去り材」でデッキを作るのですが、反りの凸面を表面にすることで雨水を排水しやすくしているんです」
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W-WALETより

平戸「えー、スゴイ工夫ですね!それってどこでもやってくれるわけじゃないですよね?」

山田「昔なら当たり前の工夫ですが、目立たないことなので、価格とスピード重視の最近の住宅作りではあまり重要視されることがないかもしれません」

平戸「そうなんですね。元宮大工の山田代表がいるタッチハウスならではですね!それでは我が家のデッキは、レッドシダー+木の反りを活かす施工で改修をお願いします!」

というわけで、15年目の我が家のウッドデッキ、改修工事をすることに決定いたしました!!

次回からはタッチハウスの行うウッドデッキ改修工事の様子を利用者目線でお伝えしていきますね。お楽しみに!

肌荒れに悩んでいる方必見!冬場の肌荒れの原因は家だった?

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

寒波の襲来で寒い日が続いていますね。冬になると肌荒れがひどくなったり、手が荒れたりしないですか?
今回のブログは、そんな肌荒れに悩んでいるあなたに読んでほしい内容です。

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まずは、なぜ冬になると肌荒れがひどくなるのでしょう?

睡眠、食べ物ももちろん影響がありますが、一番大きな原因は「乾燥」です。

肌は表皮で覆われていて、一番外側にあるのが角質層と呼ばれる層です。角質層には「バリア機能」という重要な使命があります。
内部から水分が蒸散するのを防ぎ、アレルゲンや細菌の侵入や外的な刺激から肌を守るという使命です。

この角質細胞にはアミノ酸やセラミド、脂肪酸などが入っているのですが、乾燥によってこれが減って細胞をつなぎとめる力が弱くなり、バリア機能が低下し肌の水分が蒸散してしまうのです。


冬は夏に比べてもともと乾燥していますが、家の中で暖房することで乾燥がよりすすんでしまいます。

室温が上がると湿度が下がるという性質があるからなのですが、快適な屋内湿度が40~50%なのに対して、暖房すると20%台にまで下がっているということがよくあるのです。

この室内の湿度を上げることが、肌荒れを起こさない大きな要因になります。

その対策としてはできることは

☆加湿器を使う
☆部屋干しをする
☆湯を沸かす時に換気扇を回さない
☆洗面所の扉を開けてお風呂の湯気を室内に入れる

などがあります。


加湿器等は手っ取り早く便利ですよね。冬になると様々なタイプの加湿器が家電売り場に並びます。

でも加湿のしすぎや不足を防ぐためにも床面積にあったものを選ぶ必要があったり、蒸気が出るものは吹き出し口でやけどをしないよう注意が必要だったり、クリーンな空気を作るためには定期的なお掃除は必須...とちょっと面倒なのも確かです。


でも実はそんな文明の利器を使わなくても「自然の加湿器」を手に入れる方法があります。

それが自然素材を使って家を建てることなんです。

家は床や天井、壁等に無垢材や漆喰などの自然素材を使うことで、室内の湿度が変わるのです。

無垢材や漆喰、畳などは空気中の湿度が高い時は水分を吸収し、湿度が低い時には水分を放出するという「調湿作用」があるからです。


ではなぜ自然素材は調湿作用があるのでしょうか?

例えば無垢の柱は、一本でビール瓶約6本分の水分を吸放出すると言われています。木は建材として加工された後も生きているということ。
無垢材の床に加え、構造材も無垢の柱で作っている場合は、柱でも湿度を吸放出をしてくれているということになります。

木の表面には無数の小さな孔があいていて、その孔に湿気をため込んだり放出したりしていると言われています。漆喰にも同じように孔があり、それが天然の除湿器、加湿器の役割を果たしているのです。

だから、構造材や内装材に木材をふんだんに使い、壁を漆喰などで覆うと室内の湿度が調節されるのです。

私は13年前に無垢の床材と漆喰壁の家を建てて引っ越しました。夏場はみっちりと隙間なく並んでいる無垢材や畳が冬は隙間が見えるので、間違いなく痩せたり太ったりしながら室内の湿度の調節をしてくれているようです。

集合住宅にいた頃は子供たちがアトピー性皮膚炎で病院に通っていましたが、徐々に良くなり、5年くらいですっかり病院とは縁が切れたという経験もあり、やはり調湿作用があるんだと実感しています。

私自身も手荒れや肌の乾燥に悩まされることがずいぶん減りました。特にここ3年ほどは在宅で仕事をしている影響もあるのか、リーズナブルな化粧品を使っているのにお肌の調子が絶好調です。

自然素材の家には、調湿効果の他にも、マイナスイオン効果や殺菌力を持つフィトンチッドの効果など、肌にいい要素がいっぱいです。

冬の肌荒れの一番の原因は乾燥。

一番いる時間の長い家の中の乾燥を防ぐのが、肌荒れを防ぐ近道です。
肌荒れに本気で悩んでいるなら、自然素材によるアプローチを検討されてみてはいかがでしょうか?

今回は肌荒れの原因についての話でした。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

大掃除が楽になる壁材って???

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

いよいよ年末押し迫ってきましたね。
大掃除やらなきゃ...と気が重い人も多いのではないでしょうか。

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我が家もやっと重い腰をあげ、昨日、夫と大掃除をしました。
大掃除は普段は見ないふりをしている窓の桟や網戸などを直視することから始めます。
手が届きにくい高い所のほこりも・・・。
全く目に入ってなかったけど、そうとう埃がついてる...。

そう、我が家の壁はホタテ漆喰と珪藻土なのですが、ホタテ漆喰はゴツゴツした仕上げなので、そこへ埃が絡まりやすいのでしょう、天井の近くなどに埃がたまってしまうんですね。

ところが最近は材料自身からマイナスイオンが出て、埃を寄せ付けないという壁材が出ているのだとか。
えー?めちゃめちゃいいなあ。年末の煤はらいしなくていいんじゃない???

そこで今回は、大掃除が楽になるという壁材について聞いてみました。

でそのマイナスイオンってどんなもの?かというと、


イオンとは電気を帯びている小さな物質(原子、分子、または分子集団)のこと。
電気といっても感電するものではなく、その大きさは肉眼ではもちろん、一般の顕微鏡でも見ることができない微粒子です。
プラスの電気を帯びたものを「プラスイオン」、マイナスの電気を帯びたものを「マイナスイオン」と呼ぶのだそうです。

そのマイナスイオンを放出する塗り壁材があるという...。


実際に見て触って体感してきたという、タッチハウスの山田代表に話を聞きました。


平戸「壁からマイナスイオンが出ると壁や天井に埃がつかないってどういう仕組みなんですか?」

山田「マイナスイオンには、空気中の浮遊菌や塵・埃を除去する機能はないんですよ。
でも、たばこの煙や花粉、埃塵など目に見えない小さな分子を結合して中和する作用があるんです。
その結果、空気が浄化されたり脱臭されるといわれています。

実はマイナスイオンの多い部屋は、埃がたまりやすいという事実があります。
どういうことかというと、マイナスイオンが多いと空気中に浮遊している細かな塵や埃が落ちやすくなるんです。
だからこまめに掃除をすれば、より良い空気空間を作ることができるといえます。

マイナスイオンが多い空間にいると、リラクゼーション効果が得られるだけでなく、花粉症や気管支炎などに悩んでた人が、とても楽になったという事例も多くあります。」


平戸「なるほど!埃が下に落ちるから壁や天井にはつきにくくなるんですね。
床なら日常的に掃除しているので、大掃除の時はずいぶん楽になりますね。いいなあ。原料は何なんですか?」

山田「美術館などで珪藻土や漆喰壁や天井を模様加工などする時に出る、本来は捨てられるはずの建材を原料にしているんです。
そこに特別な成分(企業秘密(^^♪)を加えて、マイナスイオンを発生させているそうです。」

平戸「そうなんですね。環境にもやさしいですね~。どんな塗り方でも大丈夫なんですか?」

山田「基本的にはどんな塗り方もOKです。コテやスポンジローラーを使った梨地パターンを付ける仕上げ方が一般的で、落ちついた質感が出ていいと思いますよ。」


平戸「気になるお値段ってどんな感じなんですか?」

山田「おおよそですが、珪藻土と比べて1.3~1.5倍位ですね。」

平戸「私前職の時、マイナスイオンを発生させる装置を売っていたことがあるんです。とても小さく6畳くらいの部屋用のもので10年前に20万円以上したんですよね。

それが、ウイルスや細菌を除菌するというので冬場によく売れたんです。医療用の業務用の大きさもあったようで、そちらは私は販売していなかったんですが、病院などに設置されていたんです。

そういうものが壁に備わっているってすごいですよね。しかも電気代もかからないという...。

そう考えると高くないかも...と思います。
これ、タッチハウスの標準仕様になるんですか?」

山田「リフォームはもちろん、これから新築を建てるお客様にも標準で使っていけるよう考えています!」

平戸「ぜひ標準でお願いします!!」

話を聞き、塗り壁もどんどん進化してるんだなと驚きの連続でした。
昔ながらの塗り壁ももちろんいいけれど、材料が希少だったり施工が難しかったりすると導入することができなくなってしまうこともあります。
進化してどんどんいいものが出てきているんですね。


リフォームにも使えて壁紙の上から塗ることも可能らしいです。
我が家は天井が壁紙なので、リフォームする時はこれに決まりですね!(^^)!


今回は大掃除が楽になる壁材について、タッチハウスの山田から話を聞きました。自然素材で家を建てたいと思っているあなたのお役にたてたら、とっても嬉しいです。

ご質問などありましたら何でもお答えしますので、ぜひコメントくださいね!感想などいただけたら、小躍りして喜びます!

自然の変化に対応できるのが自然素材

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

毎日寒い日が続きますね。
私の住む静岡では富士山がすぐ近くにありますが、今年はもう年末だというのに夏山のように雪が全く積もっていないのです。変な気候です。

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こんな風に暖冬だったり、記録的な寒波が来たり、台風が多かったりと気候が全く同じというような年はやってこないものです。

人間の体も変化する気候や食べ物に影響を受け、日々変化し続けていますよね。

自然住宅に住んで13年、自然な食やライフスタイルに携わって30年の私の観点から、そんな変化に対応できるのが自然素材...という話を今回はしたいと思います。


無垢の床や塗り壁、素敵だけどそれなりにコストアップするし、導入しようかどうか迷ってる...そんなあなたにおススメの記事です。

私は内装がヒノキの床板、ホタテ漆喰の壁という家に住んでいるのですが、気温や雨によって大きく変わるのは室内の湿度です。


同じ温度でも湿度が違うと感じ方が違い、湿度が高いと暑く(あたたかく)感じ、湿度が低い時は寒く(涼しく)感じます。

夏、晴れてお日さまがカンカンに照っているときは空気の温度が高くなっているから暑くて当然なんですが、でも、お日さまが照っていないくもりのときも暑く感じるのは湿度(しつど)が高いから...。

自然素材は調質効果が高く、湿度の高い時期は外から帰ってくると室内はそれほど蒸し蒸ししないのが特徴です。
我が家は昨年までエアコンがなかったのですが、それは梅雨の時期にさほど過ごしにくくなかったから。

集合住宅にいた頃は梅雨時、蒸し暑さが堪えがたかったのと大きく違います。

そして冬は無垢の木や塗り壁が水分を外に出して湿度を上げてくれるので、家に帰るとほんのりとあたたかく感じます。

こんな風に温度や湿度に自動的に対応して調湿してくれるのが自然素材のスゴイ所です。
年によって変わる天候の変化に、人工的な素材は対応する機能を持っていないのです。
それに対応するために、エアコンや換気機能を備え付けています。

もちろんエアコンの良い点はたくさんありますが、その一方で電気代がかさんだり、小さなお子さんの体温調節に必要な汗腺が育たなくなってしまったりすることもあります。
冷房によるな冷えからくる自律神経失調症や、全身のだるさや疲れやすさなど、現代人の不定愁訴の原因の一つにも冷房が数えられています。

かといって使わなければ湿気を調整することができず結露とカビが発生してしまうことも。以前住んでいた鉄筋コンクリート住宅では、結露とカビにずいぶん苦労しました。


自然の調湿効果は自然素材で家を建てたら、無料で半永久的に続くわけで、それは人間の健康にとって計り知れないメリットです。
自然素材の家に住んで具合がよくなる人が多いのは必然なんですね(^^♪

健康はお金では買えないと言いますが、私は食べるものと住環境には投資すべきだと激しく思います。

現代はほんの50年前と比べてものすごく便利になりました。
水くみも、薪割りも、畑仕事もしなくてすみ、少しの距離でも車で移動でき、エアコンで暑さ寒さも自由自在です。
ただ便利な半面、自然から大きくかけ離れてしまっているのも事実です。人間も有機物で自然の一部なので、自然に触れる時間はとても大事です。

自然素材の家で毎日自然に触れて、加工しすぎていない自然な食べものを食べることが、便利な現代社会の恩恵を受けながらも、健康に暮らしていける方法だと思います。


このブログを読んでくださっているあなたは、きっと健康を重視した家づくりを考えていらっしゃることと思います。
今回の記事が少しでもあなたの家づくりの参考になれば幸いです。


今日は「自然の変化に対応できるのが自然素材」というテーマで、私の超個人的な感想をお話しました。
ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

自然素材の家は過度に乾燥しないってホント?

自然素材の家は過度に乾燥しないってホント?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

ここのところ急激に寒くなりました。いよいよ冬本番ですね。
冬になると、顔、肘や膝、足、かかと...色んな所が乾燥してきます。
空気中には水分が含まれていますが、気温が低くなると空気中に含むことができる水分量が減ってしまうので、冬は一年を通して最も空気中の水分が少なくなる季節。
乾燥によって皮膚の水分が減ってしまい、バリア機能が働かなくなって、肌が荒れたりかゆくなったりするわけなんです。

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乾燥は肌が荒れるだけではありません。口や鼻などの粘膜が乾燥することにより感染症に対する体のバリア機能も低下してしまうので、病原菌やウイルスが体内に入りやすい状態になると言われています。

もちろん家の中の空気も乾燥してきます。
そこで調質作用があると言われる自然素材が気になりますよね。

よく塗り壁や無垢の床などを内装に使うと乾燥しすぎずに快適だと聞きませんか?
でもそれって本当なのかな?実際にはどうなの?と思うのではないでしょうか?
私は疑り深いせいか、建設会社の都合のいいことばかり言ってるんじゃないの?
などと懐疑的な目で見ていた時期がありました。


そこで今回は、自然素材の家を建てて13年の私が、自然素材の家の冬の乾燥の実態についてお伝えしようと思います。
実際冬を過ごしてみて、乾燥具合はどうなのか、結露はしないのか、体調に変化はあったのか...をぶっちゃけてみたいと思います。


ただ正直なところ家の中に湿度計があるわけではないので、あくまでも私の体感になりますのでご理解いただけると幸いです。

自然素材の家を建てたいと思っているあなたの参考になればうれしいです。


我が家は一階がヒノキの床と畳、壁はホタテ漆喰、二階がパインの床で壁はホタテ漆喰、水回りは床がビニールタイルで壁が珪藻土という内装になっています。


室内が乾燥しているかどうか、体感でいうと実はあまりよくわかりません。
ただ、夜寝ているときにのどが乾燥して目が覚めるとか、のどが痛くなるということはなくなったので過度に乾燥はしていないようだ...ということはわかります。
引っ越してみて実際に変化したことをあげてみますね。

☆肌トラブルがなくなった

うちの子供たちは、冬になると肘や膝の内側や、耳の後ろなどが荒れることがよくあり、病院に行くとアトピー性皮膚炎と診断されていました。
それが、引っ越しをしてから病院に行ってないってことに、しばらく経ってから気が付きました。全く症状が出なくなったんです。
不思議ですよね。全部が全部自然素材のせいではないかもしれませんが、環境の変化は大きかったのではないかなと思います。


☆風邪やインフルエンザなど感染症にかかりにくくなった。

家を建てる前に集合住宅に住んでいたころは、夫は毎冬風邪をひくだけでなく、マイコプラズマ肺炎になって1か月も療養したこともあり、感染症に激弱でした。さらに感染症だけでなく、メニエール病になったり、胆石になったりと若かったのに何かと病弱でした。

それが引っ越しをしてからは、風邪をひく回数がすごく減りました。毎年だったのが3~4年に一回くらいで、しょっちゅうかかっていたインフルエンザにもかからなくなりました。関係ないかもしれませんがメニエールも再発しなくなりましたね。

数年前から単身赴任で寮に住み始めて、今はまた毎年風邪をひいているので、家の環境による違いは大きいなと改めて感じています。

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子供たちも引っ越す前は小さかったせいかもしれませんが、風邪、嘔吐下痢、手足口病、ヘルパンギーナ、溶連菌感染症、アデノウイルス...とずいぶん病院のお世話になりました。

でも引っ越しをしてからは、たまにひく風邪と歯科、眼科くらいで、病院に行く回数がずいぶん減りました。

☆静電気が起きない

以前は服を着たり脱いだりすると、不快な静電気がバチバチ起こったのですが、この家に引っ越してきてからそれが全然ないことに気が付きました。
スカートなどを履くときエレガードという静電気防止スプレーが必須だったのに、13年間一度も買ってないという...。

乾燥すると物の表面が乾いて電気が流れにくくなり、静電気が帯電しやすい状態になると言われています。
だから静電気が起きないということは、乾燥していないということなんですね。

☆結露は洗面所でたまにする

我が家で一か所だけ結露する場所が洗面所です。
先にも書いたように、我が家は水回りの床はビニールタイルです。
壁は珪藻土ですが、洗面所はお風呂からたくさん蒸気が漏れてくる場所だからでしょうか、真冬はガラス窓がうっすら結露しています。
窓枠に垂れるほどではないので放っていますが(^^;

なぜか入居当初のほうが結露が多く、年を経るごとに結露が少なくなってきてる気がします。気候のせいかなあ。

集合住宅にいる時は、「水取りぞうさん」という除湿剤を山のように使っても、北側の押し入れはかびるし、北側の窓は結露がびっしりだったなあ...と、今回この記事を書いていて久しぶりに思い出しました。

以上が私が自然素材の家で13年冬を過ごした体感です。結論を言うと我が家の場合は以前の集合住宅に比べて「乾燥しない家」といえると思います。


乾燥を助長すると言われるエアコン房ではなく、灯油ストーブとオイルヒーターを使っていることも過度に乾燥しない理由の一つかもしれません。

立地もあると思うので「絶対」ではないと思いますが、私の個人的な実感としてはとても快適に冬を過ごせています。


室内が乾燥しても、今は加湿器などもあって快適に過ごすことは全然可能だと思います。

自然素材は人工的な装置に頼らず、自然に快適に過ごしたいという方にとてもいいと思います。

今日は自然素材の家の乾燥状況について、私の超個人的な感想をお話しました。
ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

自然素材は高い?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

家を建てる時には、やはり気になるのが予算ですよね。特に自然素材は高いというイメージがあると思います。

実際に集成材やビニールタイルなどの建材と比べると高く見えますよね...?でも実はそうでもなかったりするんです。

今回は素材の価格について、実際に自然素材で家を建てた経験から書きたいと思います。

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メンテナンス費用までトータルで計算すると???

例えば壁材。一般的に漆喰や珪藻土などで仕上げると、クロスの2倍以上はしますよね。我が家でもクロスが1㎡あたり1500円だったのに対して珪藻土は3750円と倍以上でした。

そこで予算の関係で天井はクロスにしたのですが、壁の方が汚れそうなのに、一切触ったりしていない天井の方が汚れが目立つんです。特にキッチン周り。

継ぎ目の部分も目立ってきています。我が家は建ててから13年目なのですが多分先々張替えをすることになると思います。すると、
その分の施工費がかかってきちゃうんですよね。材料費、人工代に足場代...。

それに引き換え、塗り壁は、13年経ってもほとんど汚れが目立たないんです。汚れがついた時は固く絞った雑巾で拭いていたくらいなんですが、意外ときれい。
クロスが時間と共に色褪せて汚い感じになるのと反対に、時間が経ってくると風格が増すというか、かえっていい感じになってくるのです。

だから多分塗り替えはしないで済みそう。そうなんです。20年後、30年後のメンテナンスまで考えると、自然素材は決して高くないなって思います。

これは床材も一緒。無垢材は傷も汚れもつきますが、それ自体が味になっていくんですが、集成材や突板の床材は表面が傷ついて剥がれてしまうと、
それはただの傷で何だかボロくなっていってしまうんですよね。
そう考えると、「ああーやっぱり天井も塗り壁にしておけばよかったな」ってちょっと後悔しています。

施工会社によって建材の値段は全然違う

例えば、自然素材をメインに使って施工している施工会社さんは、自然素材の問屋さんにパイプがあり、常に自然素材を買っていますよね。一年中それを扱っていれば素材の性質や適性もわかってくるので、良心的な施工会社なら無駄に高級な材料を使うこともないし、買う量がまとまれば安くなるのも想像できますよね。

新建材を主に使う会社だと、たまにしか頼まないので直で取引できなかったりして、問屋を多く経由することになり、中間マージンで高くなってしまったり、経験が少ないゆえに高価格のものを信用してしまうこともあると聞きます。

そういう意味で、建材の価格は施工会社次第という事が言えると思います。
理想の家を安く建てたいなら、あなたの理想の家を建てている会社を探すのが近道だと私は思います!(^^)!

今日は住宅素材の価格について、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

匂いと無縁の下駄箱って?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

あなたはご自宅で、消臭剤や芳香剤を使っていますか?

巷では消臭剤や芳香剤の商品が溢れていますよね。それだけ匂いに悩まされている方が多いんだと思います。

実は、家の中の匂いは自然素材を適所に配置すれば発生しないのを知っていますか?

今回は、特に気になる下駄箱の匂いについて、自然住宅に13年住んでいる経験から書きたいと思います。

この記事を読むと、扉を開けたら「なんか臭〜い」とは無縁の下駄を作ることがきっとできるはず^_^


そもそも下駄箱は、空気がこもりやすい玄関にあり、狭く、汚れや水分を含んだままの靴が並ぶという、断トツにニオイがこもりやすい場所。

ニオイの原因は、バクテリアや微生物の発生による場合がほとんど。特に夏は湿気が多いため、バクテリアなどが育ちやすくなります。それらの増殖を防ぐためにも、
⭐︎湿気や水分を断つ 
⭐︎換気をよくする 
⭐︎細かい埃を取り去る
のが大事だと言われています。

我が家は1坪程の玄関に、半間分の作り付けの下駄箱を設置しています。家族4人分の下駄箱にしては小さめだと思います。

以前も少し書きましたが、収納を最小限にして建坪数を減らし、自然素材にお金をかけたかったからです。

そのかわり、少ない収納は内部まで自然素材を使ってもらいました。我が家の押し入れ、下駄箱は杉板張りです。
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施工会社がすすめてくれた杉は柔らかく、断熱性・吸放湿性に富むため、狭い押し入れの中の湿気を調節するのにうってつけなのだそう。

もちろん針葉樹の特徴でもあるフィトンチッドを放出させています。フィトンチッドは、抗菌.防腐効果があるので、バクテリアの発生を抑え、消臭.防カビにつながるらしいです。

ウンチクはともかく効果は絶大!!

私は基本ものすごくズボラ。だから、靴の埃や泥も、いつもそのままで下駄箱にしまっています。
ズボラなくせに見える所はキレイにしておきたいので、脱いだばかりの湿気たっぷりの靴も、どんどん下駄箱にしまっています。


でも!全く臭わないんですよね。バリバリの運動部の男子の靴が入っていた時も!です。

以前住んでいたアパートでは、普通に臭かったので、杉の消臭効果半端ないです。

もちろんカビが生えた事もないですよー。

多分、ヒノキやヒバなども同じかそれ以上の効果があると思うのですが、杉は比較的安価なのが導入した理由でした。

木材の価格は施工会社によってピンキリなので、一概には言えませんが(^^;;

木材の価格についてはまた次回呟いてみたいと思います。

今回は匂いと無縁の下駄箱について書きました。

私の経験から言うと

下駄箱の内部を針葉樹の無垢板で張る

のがオススメです。特にいつも靴をキレイにしておけないズボラな方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか(⌒▽⌒)

ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!


ストレスフリーなキッチンとは?前編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

家を建てる時は外観や素材、間取りや外構などを一生けんめい考えますよね。
でも家は完成すると生活の場所。当たり前ですが、ご飯を作り、洗濯をして、
掃除をする毎日が待っていて、きれいなままじゃいられません。

だからご飯を作りやすい、洗濯のしやすい、掃除のしやすい家というのが主婦にとってはとても重要です。

人によって家事にも優先順位があると思います。

「掃除はそこそこ、料理は好きだからちゃんとやりたい」
「家はきれいじゃないと嫌。キッチンが汚れるからおかずは出来合いの物で十分」
「洗濯は重要。アイロンスペースやクローゼットは充実させたい」

などなど...。自分が何を優先させたいのかを知ることはとても重要ですね。

私の場合は、料理教室を主宰しているので料理に対する優先度はめちゃめちゃ高いと思います。

そこで今日は、毎日のご飯作りをストレスなくできるキッチンについて、
自然素材の家に住んで13年の経験をもとに書きたいと思います。

キッチンは毎日、粉や油が飛び散る場所です。調理が終わってから周囲を拭いてきれいにしたつもりでも、
拭ききれずに積み重なる汚れは多いですよね。

そこで助かっているのが
時間が経っても汚れがさっと落ちる素材
です。

キッチンに多い油と埃が混じった汚れは、時間と共に固くなって取りにくくなっていくのですが、
樹脂系の素材とその他の素材では時間が経ってからの落ちやすさが全然違います。

ホーローやタイル、ステンレスなどの素材では、セスキ炭酸ソーダや強アルカリ水などを吹き付けるとさっと落ちるのに対し、
樹脂系の素材のものはべとべとがなかなか取れません。しかも10年過ぎると経年劣化で色が黄ばんでもろくなってきます。

こういうのが積み重なると、だんだんキッチンが汚れてきて、
キッチンに立つのがストレスになってきちゃうんですよね。

これと同じ理由で
汚れが味になる素材
というのも愛着のあるキッチンにするために、私にとって大きな要素です。

我が家ではキッチン脇の壁は塗り壁、床はヒノキの無垢材です。

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塗り壁や床に水や調味料が飛び散ることは日常茶飯事です。
その度に拭き掃除はしますが、うっすらシミになったりもしています。
でもそれがいい味になっているんですよね。床も油が飛び散るせいか、
他の部分よりもあめ色が濃くていい感じになってきています。

実は天井はクロスを貼っていて、天井だからたいして汚れは飛び散ってないはずなのに、
塗り壁より汚れが目立つんです。しかも継ぎ目の部分が薄い茶色に変色してきているんですよね。

塗り壁や無垢板が時間が経てば経つほどいい感じになるのに対し、
クロスは劣化が目立ってきて張替えをしたくなってくるんです。
長い目で見れば天井も塗り壁にした方が安く済んだな~と、大変後悔している部分です。


ちょっと長くなってしまったので、次回、後編を書きたいと思います。


今日はストレスフリーなキッチンについて、私の超個人的な感想をお話しました。
ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

無垢の床板と子供2     三島市 自然素材 × 健康住宅

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

前回のブログで「自然住宅で子育てをすると無垢板がどんな風に変化するか」について、実際の写真も添えて書きました。
今回はその続編です。

前回の写真を見て、中にはこんなに傷やシミがついてしまうなら無垢材はやめておこうかなと考える人もいたかもしれません。
でも実は前回の記事では写真での見え方についてちゃんとお伝えできていなかったと反省しておりまして...(^^;

そこで今回は、写真とリアルの感覚の違いについて書いてみたいと思います。

実は無垢板は写真でみるのと実物を見るのは大きく違います。光の加減もあるのかもしれないのですが、
写真で見るほどシミも傷も目立たないんです。
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無垢材の床には数え切れないほど傷やシミがつきます。でも無垢材には傷はついても目立ちづらいという特性があります。
無垢材は年月と共に色が濃くなり、つやも出てきます。それによって傷は目立たなくなってきます。

カメラを寄せて撮れば傷もシミも目立つのですが、立っている目線や、座っている目線ではあまり気にならないんです。

これはもう実際に見てみるしかないと思うので、やはり入居宅見学会などで、実際に住んでいる方の家を見せてもらうのが一番だと思います。

そしてもう一つは、例え傷だらけだったとしても、味わいとして見れるかもしれないということです。
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個人的に無垢材は、ナチュラルなインテリアや生活スタイルに合っていると思います。無垢材の一つ一つに表情があり、
クセも性質も違うからこそ、独特の風合いや足触りが出てきます。生活によってつく傷や汚れもそんな風合いの一つだともいえます。

私が自然派住宅に住みたいと思ったのは、天然の木の柔らかい雰囲気、無垢板の床の足触りと艶が素敵だったからです。
見学した家はどこも10年以上経っていたのですが、あめ色に艶が出た無垢材や、ちっとも古びた感じのしない漆喰の壁が本当にすてきで、
時間が経つとよくなる家に住みたいと思ったものです。

そんな私は傷もシミも風合いとしてとらえてしまっています。このあたりは感覚的なものなので、実際に見学してみて、
傷や汚れが許容範囲かどうか確認するといいと思います。写真や言葉だけで判断するのはもったいないと思います。

ぜひ色んな家を見学して、あなたにとって最高の家を建ててくださいね。今回の記事が少しでも役に立てればうれしいです。

今回は無垢の床板と子供について、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

床が温かいって不思議!   三島市 自然素材 × 健康住宅

こんにちは、タッチハウス代表の山田です。
朝晩涼しくなって、上着が必要な陽気になりました。
衣替えもお済になりましたか?

床が温かいって不思議!
家を建てる時に、内装って気になりますよね。
特に寒くなると足元が冷えるのは辛いです。
そんな時に建材のフローリングより、無垢の床板の方が足になじみ
心地よい感覚でいられますよね。

ところが、建材のフローリングでも下地に温水の管を敷詰めたり、電気を通してシートを温めたり
暖房設備を入れる事で床板を温め、床自体が発熱しているかのように感じます。
前回もお話しましたが、石油製品やノリなどの樹脂は温めると体に影響を及ぼすガスを
発生します。

だから、無垢の床板でも、床暖房が出来たらいいのにーと思いますよね。
でも残念ながら、無垢の床板は床暖房とは相性が悪いのです。
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70度くらいに温められた熱源は自然界ではほとんど存在せず、冬場10℃程度の床板がその変化を受けると
対応できなくなり反ったり、割れたり、縮んだりして継ぎ目の隙間が目立ってきたり、劣化を早め悪影響を及ぼします。

では最近よく聞く?床暖房対応の無垢床板ってどうなんだろう。
答えは従来の床板の変形を抑えるために幅を狭くしたり、樹脂をとかしてしみこませたり、塗ったり。
温めたら、体に良くないヤツが発生するものと同じ状況になってしまいます。
厳密には、なんちゃっての天然素材です。
だから体調の整わないあなたは、住環境を意識して
本物の天然素材を、見極めて使用する事が大切です。

今回は自然素材の無垢床板の床暖房について、お話をさせていただきました。
次回も何かヒントにになるものがあれば上げていきますので、ご質問等ありましたら、
コメント欄からいただけましたら、ご案内いたしますのでよろしくお願いいたします。

無垢の家は暖かいってほんと?   三島市 自然素材 × 健康住宅

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

10月になり朝晩が冷え込むようになりました。過ごしやすい気候になりましたが、
衣替えや模様替えをして寒さへの備えを始める時期でもありますね。
自然住宅を建てたいと思っているあなたも、冬の家について色々イメージされているのではないでしょうか?

よく、無垢の木の家は夏は涼しく冬は暖かいと聞きませんか?私も家を建てようと思っていた時よく耳にしていて、
実際にはどうなんだろう?と自然住宅に住んでいる人に体験談を聞かせてもらったりして、とても参考になったものです。

そこで今回は冬場の無垢の家の暖かさについて、実際に13年自然住宅に住んでいる私がその体験をお伝えします。

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我が家のリビングの床材はヒノキ、2階の床材はパインです。
無垢の木、特に針葉樹材(杉、ヒノキ、パインなど)は木の中にしっかりと空気を含んでいるので素足に暖かく感じるといいますよね。

確かにヒノキもパインは、合板フローリングによくあるひやっとした冷たさがありません。
さらっとしていて、合板によくあるペタつきもないので、よけいにやんわりとした暖かさを感じます。

ただ、あくまでも合板と比べてという話で、床暖房のように暖かいかというとそんなことはありません。
あたりまえですが、気温が下がればそれに比例して床の温度も下がります。

それでも、何だろう、嫌な冷え方じゃないんですよね。
というととても抽象的になってしまうのですが、合板のようにしんしんと足元が冷えるということがないんですね。
しいて言うと畳のような暖かさというか。

多分床の材質によってもずいぶん違うと思うのですが、ヒノキやパインの場合は、ちょうど合板と畳の中間に位置するのかなあという感じです。

また、無垢の木や漆喰などは呼吸をしているといいますよね。
夏は余分な湿気を吸ってからリとさせ、冬は逆に湿気を出して室内の湿度をあげてくれるって。

冬場はある程度湿気があると寒さを和らげてくれるので、それも暖かさに一役買っているかもしれません。

部屋の作り、日当たり、断熱材など色んな要素があるとは思いますが、
我が家では太陽が出ている日はとても暖かく過ごせています。

暖房は寝室・子供部屋はオイルヒーター、洗面所には遠赤外線の電気ストーブ、
リビングには灯油ストーブなどを必要な時に使うという感じです。

現在はいい建材がでているかもしれませんが、私が家を建てた13年前は、
無垢の床材は床暖房と相性が良くないということで導入できませんでした。

床暖房も魅力的だったんですが、そのために無垢の床板をあきらめるのはあまりにも惜しいと思ったんですよね。
合板の質感は好きじゃないし、無垢材の機能性を考えるとなしでもいけるんじゃないかと。

実際には、さすがに1月2月は素足だと寒いです(^^;その時期は温かい靴下や室内履きをはいて過ごしていますが、
床暖房にすればよかったなーとはほとんど思いません。
十分に暖かく感じるからです。


私が冬場の無垢の家に感じているのは

☆床がヒヤッとせず触れて暖かいので、床暖房が無くても平気。

☆無垢の家は湿度があるので快適。

です。人によって感じ方は様々だと思いますので、ぜひ参考程度にどうぞ。
また「やっぱり床暖房にしたい」と思っているなら、13年たった現在は、探せば床暖房対応の無垢フローリングも出ているかもしれません。
施工会社に相談してみてくださいね。


今回は冬場の無垢の家の暖かさについて、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

自然素材って何だろう?(フローリング)

こんにちは、タッチハウス代表の山田です。
秋らしくなってきて、住宅づくりにも快適な季節になりました。

自然素材って何?
家を建てる時に、内装って気になりますよね。
樹脂を使った既製品の床や壁・天井材は、室温が高くなるとガスを発生し
換気を怠ると、心や体に影響を及ぼします。
私たちが提案する家づくりは、床から天井まで
心地よい空間「自然素材」でできています。
自然素材って何だろう?と思っているあなた、それは
石油製品などの人工的に作られたものではなく
自然の中で培われた素材で、出来上がった材料なのです。

「自然素材の家づくり研究会」会員でもあり
皆様に少しでもお役に立てればと思い書かせていただきます。

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無垢フローリング
床材は基本的に、無塗装の無垢材を使います。
ウレタンなどの樹脂塗料を塗ると膜が出来、木が呼吸できなくなり本来の機能を失います。
とはいえ何も塗らないと汚れが付きやすく、液体をこぼすとシミにもなります。
そこで最近は、浸透性の無着色の塗料を使用しており、無垢本来の質感を維持しながら
呼吸できる空間を実現しております。
メンテナンスは3年おきに塗り直すことをお勧めしますが、
やり方を説明すれば、ご自身でもプロ並みに仕上げられますので、メンテナンスが楽しくなってきます。
もちろん施工方法の説明は丁寧にさせていただきますし、時期が来たらお声を掛けさせていただきますので、
ご安心ください。

今回は自然素材について、無垢材の塗装メンテナンスのお話をさせていただきました。
次回も何かヒントにになるものがあれば上げていきますので、ご質問等ありましたら、
お客様の問合せフォームからいただけましたら、ご案内いたしますのでよろしくお願いいたします。