無垢の家は暖かいってほんと? 三島市 自然素材 × 健康住宅
こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。
10月になり朝晩が冷え込むようになりました。過ごしやすい気候になりましたが、
衣替えや模様替えをして寒さへの備えを始める時期でもありますね。
自然住宅を建てたいと思っているあなたも、冬の家について色々イメージされているのではないでしょうか?
よく、無垢の木の家は夏は涼しく冬は暖かいと聞きませんか?私も家を建てようと思っていた時よく耳にしていて、
実際にはどうなんだろう?と自然住宅に住んでいる人に体験談を聞かせてもらったりして、とても参考になったものです。
そこで今回は冬場の無垢の家の暖かさについて、実際に13年自然住宅に住んでいる私がその体験をお伝えします。
我が家のリビングの床材はヒノキ、2階の床材はパインです。
無垢の木、特に針葉樹材(杉、ヒノキ、パインなど)は木の中にしっかりと空気を含んでいるので素足に暖かく感じるといいますよね。
確かにヒノキもパインは、合板フローリングによくあるひやっとした冷たさがありません。
さらっとしていて、合板によくあるペタつきもないので、よけいにやんわりとした暖かさを感じます。
ただ、あくまでも合板と比べてという話で、床暖房のように暖かいかというとそんなことはありません。
あたりまえですが、気温が下がればそれに比例して床の温度も下がります。
それでも、何だろう、嫌な冷え方じゃないんですよね。
というととても抽象的になってしまうのですが、合板のようにしんしんと足元が冷えるということがないんですね。
しいて言うと畳のような暖かさというか。
多分床の材質によってもずいぶん違うと思うのですが、ヒノキやパインの場合は、ちょうど合板と畳の中間に位置するのかなあという感じです。
また、無垢の木や漆喰などは呼吸をしているといいますよね。
夏は余分な湿気を吸ってからリとさせ、冬は逆に湿気を出して室内の湿度をあげてくれるって。
冬場はある程度湿気があると寒さを和らげてくれるので、それも暖かさに一役買っているかもしれません。
部屋の作り、日当たり、断熱材など色んな要素があるとは思いますが、
我が家では太陽が出ている日はとても暖かく過ごせています。
暖房は寝室・子供部屋はオイルヒーター、洗面所には遠赤外線の電気ストーブ、
リビングには灯油ストーブなどを必要な時に使うという感じです。
現在はいい建材がでているかもしれませんが、私が家を建てた13年前は、
無垢の床材は床暖房と相性が良くないということで導入できませんでした。
床暖房も魅力的だったんですが、そのために無垢の床板をあきらめるのはあまりにも惜しいと思ったんですよね。
合板の質感は好きじゃないし、無垢材の機能性を考えるとなしでもいけるんじゃないかと。
実際には、さすがに1月2月は素足だと寒いです(^^;その時期は温かい靴下や室内履きをはいて過ごしていますが、
床暖房にすればよかったなーとはほとんど思いません。
十分に暖かく感じるからです。
私が冬場の無垢の家に感じているのは
☆床がヒヤッとせず触れて暖かいので、床暖房が無くても平気。
☆無垢の家は湿度があるので快適。
です。人によって感じ方は様々だと思いますので、ぜひ参考程度にどうぞ。
また「やっぱり床暖房にしたい」と思っているなら、13年たった現在は、探せば床暖房対応の無垢フローリングも出ているかもしれません。
施工会社に相談してみてくださいね。
今回は冬場の無垢の家の暖かさについて、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!
それではまた次回お会いしましょう!
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