匂いと無縁の下駄箱って?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

あなたはご自宅で、消臭剤や芳香剤を使っていますか?

巷では消臭剤や芳香剤の商品が溢れていますよね。それだけ匂いに悩まされている方が多いんだと思います。

実は、家の中の匂いは自然素材を適所に配置すれば発生しないのを知っていますか?

今回は、特に気になる下駄箱の匂いについて、自然住宅に13年住んでいる経験から書きたいと思います。

この記事を読むと、扉を開けたら「なんか臭〜い」とは無縁の下駄を作ることがきっとできるはず^_^


そもそも下駄箱は、空気がこもりやすい玄関にあり、狭く、汚れや水分を含んだままの靴が並ぶという、断トツにニオイがこもりやすい場所。

ニオイの原因は、バクテリアや微生物の発生による場合がほとんど。特に夏は湿気が多いため、バクテリアなどが育ちやすくなります。それらの増殖を防ぐためにも、
⭐︎湿気や水分を断つ 
⭐︎換気をよくする 
⭐︎細かい埃を取り去る
のが大事だと言われています。

我が家は1坪程の玄関に、半間分の作り付けの下駄箱を設置しています。家族4人分の下駄箱にしては小さめだと思います。

以前も少し書きましたが、収納を最小限にして建坪数を減らし、自然素材にお金をかけたかったからです。

そのかわり、少ない収納は内部まで自然素材を使ってもらいました。我が家の押し入れ、下駄箱は杉板張りです。
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施工会社がすすめてくれた杉は柔らかく、断熱性・吸放湿性に富むため、狭い押し入れの中の湿気を調節するのにうってつけなのだそう。

もちろん針葉樹の特徴でもあるフィトンチッドを放出させています。フィトンチッドは、抗菌.防腐効果があるので、バクテリアの発生を抑え、消臭.防カビにつながるらしいです。

ウンチクはともかく効果は絶大!!

私は基本ものすごくズボラ。だから、靴の埃や泥も、いつもそのままで下駄箱にしまっています。
ズボラなくせに見える所はキレイにしておきたいので、脱いだばかりの湿気たっぷりの靴も、どんどん下駄箱にしまっています。


でも!全く臭わないんですよね。バリバリの運動部の男子の靴が入っていた時も!です。

以前住んでいたアパートでは、普通に臭かったので、杉の消臭効果半端ないです。

もちろんカビが生えた事もないですよー。

多分、ヒノキやヒバなども同じかそれ以上の効果があると思うのですが、杉は比較的安価なのが導入した理由でした。

木材の価格は施工会社によってピンキリなので、一概には言えませんが(^^;;

木材の価格についてはまた次回呟いてみたいと思います。

今回は匂いと無縁の下駄箱について書きました。

私の経験から言うと

下駄箱の内部を針葉樹の無垢板で張る

のがオススメです。特にいつも靴をキレイにしておけないズボラな方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか(⌒▽⌒)

ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!