外壁塗装の注意点 Vol1

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

家を建てて10年~15年経つとそろそろ外壁の塗装工事を考える時期です。でも建築業界で働いているわけでもなければ、何を基準にどんな所に注意すればいいかわかりませんよね。

そこで今回のシリーズでは外壁塗装を検討している方に、初めての外壁塗装で損をしないための情報をお届けします。

外壁塗装に詳しくなって、あなたにとって最良の業者を見つけましょう。

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1早めの塗装が家を長持ちさせる

外壁塗装は壁の劣化部分を補修し、塗装を新しくする工事のこと。塗装には外壁を雨風や紫外線から守る効果があり、これが劣化すると保護機能がなくなってしまいます。

定期的な外壁塗装をしないと表面の塗膜が劣化し続け、ゆくゆくは塗膜がはがれ、ひび割れしてきて、雨漏りなどの劣化症状が現れます。

見た目が色褪せるだけだからまだいいと思いがちですが、これらは家の基礎部分にも被害を及ぼすこともあります。

外壁塗装なら100万円程度ですが、家の基礎部分を治すとなると数百万円単位の大規模補修となってしまうことも。

早めの塗装が家を長持ちさせるということを知っておくのと知らないのでは、数十年後大きな差が出てきます。


2必ず相見積もりをとって業者を選ぶ
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外壁塗装はトイレやキッチンのリフォームと違って、家全体の劣化を抑える重要な工事です。塗装に使う塗料の選定や、コーキングの方法、防水の加工法などによって、その後の劣化状況は大きく変わってきます。

家の持ちが変わるだけでなく、見た目の仕上がりも選ぶ塗料によって大きく違います。つやつやピカピカした感じになったり、マットでシックな仕上がりになったり、面積が大きいだけに与える印象がかなり変わります。

ということは当然、施工会社によって提示する見積もり金額も大きく違います。安いからいい、高いからダメということではなく、納得感を持てるかどうかということが重要です。

例えば次の見積もりのどちらが納得感が得られるでしょうか。

A費用項目が細かく分かれて記載されており、具体的な作業内容や作業面積、使用する塗料の種類までがきちんと明記されている見積もり

Bすべての項目に「一式」としか記されておらず、費用計算の根拠が不明確。
作業の内容や面積、単価も記されていないので、具体的にどの様な作業を行ってもらえるのかわからない見積もり

この場合、説明に納得がいくのはやはりAの内訳が具体的な見積書を提示してくれる業者ですよね。

このように合い見積もりを取ってみることで、業者を客観的に見ることができるので、より納得感のある選定ができるようになります。

自分にとって安いか高いかを判断できる様な見積を出してくれる会社は安心してまかせることができますね。

3安くしたいなら自社施工の業者、地場工務店に頼む

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外壁塗装を行ってくれる業者さんには「ハウスメーカー」「リフォーム業者」「塗装専門業者」などたありますが、その中でも重要なのが下請けによる施工なのか、自社施工なのかということ。

下請けによる施工の場合、当然マージンが上乗せされるためその分高くなります。

ということは塗装専門業者に頼むのが一番安価になるわけです。

とはいっても、普通の人は懇意にしている塗装業者さんなどありませんよね。腕の良い塗装業者は仕事が途切れることはないので、広告宣伝をすることもないので一般の人と接する機会もありません。

腕のよい塗装業者さんと繋いでくれるのはやはり地元の工務店です。地元の工務店は、ハウスメーカーほど高いマージンを取るわけではないので、腕のいい職人さん達が集まりやすく、価格も良心的です。

またお客さん目線で職人さんに要望を伝え、価格交渉までやるコーディネーターになってくれる工務店が多いです。

また外壁塗装がメイン工事ですが、せっかく足場を組むので高い箇所の気になる部分を修理するチャンスでもあります。工務店に頼めば付帯工事も同時に頼むことができるというメリットもあります。

外壁塗装の注意点はまだまだ続きます。

次回は値引きについての考え方や見積書の見方、保険を使えるかどうかなどについての注意点についてお伝えしていこうと思います。

V0l2をお楽しみに!