家をコストダウンするためにやった5つのこと
こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。
家を建てる時って、憧れもあるし、展示場で色んな設備を見たりするとあれも欲しいこれも欲しいとなりがちです。
でも予算にはやっぱり限りがありますよね。
予算の中で家を作るには、やりたいことにはしっかりお金をかけ、削れるところは削るという、メリハリの利いた予算の使い方をするしかないと思います。
そこで今回は、13年前に自然住宅を建てた私が、建築費用を予算内でおさめるために削ったことをお話したいと思います。
何を削ろうか悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
予算を削ったポイントその1
玄関ホールをなくす
我が家は、一般的に玄関を上がったところにあるホールというものがありません。上がり框からすぐにダイニングという作りになっています。
玄関ホールがない代わりに大きな窓をつけ、狭さを和らげる作戦をとっています。
実際に住んでみて、玄関ホールがないのはどうかというと、特に問題はありませんでした。家の中を見られたくない場合は土間に下りて対応すればいいし、そもそも配達員以外の来客は家に上がってもらうことが多く、玄関先での対応があまりないからです。
その2 廊下をなくす
我が家は、玄関からダイニングに入りリビングが繋がっていて、その奥に和室と洗面所、トイレがリビングにつながって配置されています。
廊下も意外と面積をとるので、なければその分リビングやダイニングを広くとれると思ったからです。
実際に13年住んでみての感想は、廊下がないため各部屋の温度差がなく、夏や冬に洗面所やトイレに行くのが苦にならないという点がすごくいいですね。年を取るごとにますます感じるようになりました。
イマイチな点はリビングでテレビを見ているときに洗面所のドライヤーの音がうるさいことです。ドライヤーが壊れた時に音が静かなものに買い替えて、だいぶ良くなりました。また来客の時はトイレの音が気になりますね。トイレは洗面所の奥に配置するなど、リビングから扉2枚くらいクッションがある場所に作ればよかったなと思います。
その3 トイレを1カ所にする
2階の寝室の近くにトイレを設けるケースって多いと思うのですが、うちはやめちゃいました。水回りを減らすと設備費が浮くしもちろん施工面積も減るからです。
あともうひとつ理由があって...それは「トイレ2カ所も掃除したくない...」というものでした(^^;
トイレ一か所でも掃除が大変なのに、2カ所になれば時間も倍かかります。できるだけ家事を時短したかったのです。
家族4人ですが、今のところトイレ1台ですっごく困ったということはないんですよ。何とかなるなーという感じです。1台きりのトイレなので負担なく毎日掃除できるのがいいです。
その4 総二階にする
総二階にすると施工費が安く、地震にも強いと聞いて採用しました。外観に憧れやこだわりがある人はむかないかもしれませんが、我が家の場合は外壁の素材を変えたり色を変えたりして、単調にならないように住宅会社さんが工夫してくれました。
実際に建ったのを見てみると、住宅会社さんが頑張ってはくれましたが、外観のオシャレさはあんまりないです(^_^;)外観のデザイン性を優先するか、耐震を優先するか、内装材を優先するか...何を優先するか悩ましいですよね。
その5 パントリーや玄関収納などの大きな収納庫を設けない
収納も大きければ便利だろうけど、施工面積が増えるし、収納庫が広いとかえってモノが溜まってしまうと思い、大型収納庫は設けず、各部屋に収納場所を作る形にしました。
大きな収納庫がないので、常にいらないモノをチェックして捨てるクセがつき、今のところスッキリ暮らせています。
買い物にも便利な場所に住んでいるので、ストックも最小限にして必要になったら買いに行くという生活です。食品スペースは二週間程度の備蓄品が入る位の大きさです。
ただ、予期せぬ頂きものなどを置いておくスペースがないんですよねー。いただいた野菜を外において霜でダメにしてしまったり、玄関において乱雑になってしまったり...。そこが住んでみてちょっと後悔している点ですね。
今回は私が予算内でおさめるために削ったことについて書きました。
1 玄関ホールをなくす
2 廊下をなくす
3 トイレを1カ所にする
4 総二階にする
5 パントリーや玄関収納などの大きな収納庫を設けない
どれも一つ一つは小さな面積ですが、積もれば結構な面積を削ることができました。
もちろん削ることでデメリットもあるので、ご自身のライフスタイルに合うかどうかをよく検討してくださいね。
今回の記事があなたの家づくりのお役に立てたらうれしいです。
ではまた次回お会いしましょう。