木の掃き出し窓からアルミサッシへのリフォーム

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

寒い日が続きますね。冬は寒さ対策のリフォームがやはり多いです。寒い家って辛いですもんね。

今回の現場もそんなリフォームで、サッシの交換です。

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築50年の住宅で窓ガラスが木の建具になっていて建て付けが悪く、隙間が1.5㎝ほど空いて寒さに耐えられないとのご依頼でした。

隙間1.5cmは相当風が入りますよね。寒そうです。

全部の部屋が木の建具なのですが、予算の関係で寝てる部屋だけでもということで、寝室の建具をサッシに変えさせていただきました。

予算を抑えるため、雨戸は既存の物を利用しました。サッシには外付けサッシ、半外付けサッシ、内付けサッシという3種類があるのですが、内付けサッシにするとサッシが外に出っぱらないため既存の雨戸を再利用できるのです。

逆に和室で障子を入れたい場合は外付けサッシにすると中に出っ張らないので障子をつけることができます。

半外付けサッシは洋間に使います。雨が入りにくく枠のサイズも小さくできるので最もポピュラーです。

サッシというと掃き出し窓なのに履き出せないサッシを見かけたことがありませんか?一階はフラットなのになぜか2階は床から10cmくらい立ち上がりがあって、それをまたいで外に出るようになっています。どうしてそうなるのかご存じでしょうか?

2階は住宅瑕疵担保履行法に、バルコニーのある面ではサッシ下から120ミリ以上の立ち上がりが防水の観点から必要とする記載があることにより、掃出し窓を設置することはできません。

そういった理由で基本的に2階のサッシ下には立ち上がりがあるのです。

この段差って地味に辛くありませんか?

2階のベランダは洗濯物を干すご家庭が多いと思うのですが、洗濯機にかけた後の重くなった洗濯物や羽毛布団などの大物を持って、この段差をまたぐのがけっこう大変です。足元が見えず危ないし。

古い家だと30㎝くらい段差があることもありますよね。

床面から15㎝も立ち上がってしまうと掃き出し窓といいながらも室内のほこりを履きだすことはできませんよね。

でも設計の段階で工夫をすれば段差をなくしフルフラットにすることは十分に可能なんです。

タッチハウスでは、このように細かな部分での使い勝手を考慮した設計を、創業40年の経験の蓄積からご提案させていただいています。

これは出来そうもないかな...とあきらめずにぜひ色々とご相談ください。全力でお答えします(^^♪

今回の記事があなたの家づくりの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。