住んでみてわかったLDKの照明の良かった点・残念な点

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

家を建てる時って、設計、建築素材や設備の選択、資金計画などとにかく決めることが多く、頭の中がいっぱいで、正直照明などは提案されたものでいいやとなりがちですよね。

私が家を建てた時も、照明を選ぶ頃は正直色々と決めることに疲れ果てていました(>_<)あまり知識もなかったこともあり、住宅会社さんのおススメ中心に決めた記憶があります。

実際に住んでみると、良かった点もあれば、もっとこうすればよかったという点もありました。

そこで今回はこれから家を建てるあなたが後悔のないように、家を建てて13年の私の経験から感じたことを書きたいと思います。

どんな照明にしようか迷っているあなたのお役に立てればうれしいです。

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良かったこと:光の色を統一した

我が家はキッチン+ダイニングのベースの電灯はダウンライトです。キッチンにはそれに加えて換気扇についた照明と手元を照らすスポット照明、ダイニングテーブルの上にはペンダント式の照明をつけました。

ダウンライト、換気扇のライト、スポットライト、ペンダントライトは住宅会社の勧めですべて電球色で揃えました。

これは料理の色が変化しないという点でとても良かったです。電灯と一言で言っても色んな色があります。その色によって特に料理は見え方が変化します。昼白色と電球色では料理の色が微妙に違って見えるのです。

料理の色を変えて美味しそうに見せるアプリがありますが、あんな感じです。

リビングとダイニングはくつろげるように電球色、料理を作る場所は素材の色がわかるようにと昼白色という考え方もあると思いますが、料理の見栄えから考えるとそろえた方がいいというのが実感です。

というのも私は自宅で料理の写真を撮る機会がとても多いのですが、ライトの光によって写真写りが全然違うのを実感しているからです。

昼白色のキッチンで作り、食べる場所が電球色の電灯だと、せっかく彩りよく盛り付けたつもりの料理が、食卓に出したらあんまり美味しくなさそう...ということになりかねません。

どちらにするかは好みなのですが、どちらかに統一したほうがいいのでは...と思いますね。

よかったこと:ペンダントライト一つで十分に明るかった
残念だったこと:ダイニング照明の位置

我が家のダイニングテーブルは90×180㎝。その中央に直径50㎝のペンダント灯をつけました。テーブルの大きさから考えると直径40㎝を2つか3つつけないと光量が足りないのですが、ダウンライトもあるし、気に入ったライトだったのでひとつだけつけることにしました。

明るさが足りないかもと不安でしたが、周囲に拡散するタイプの照明だったのと、ダウンライトの明かりもあり、じゅうぶん明るくてほっとしました。もしつけたいペンダントライトがテーブルの大きさに比べて小さい場合は、我が家のようにダウンライトと併用すると設置が可能になるかもしれません。

問題は位置です。実は家を建てた当初、テーブルをキッチンに対して垂直に配置していたのですが、暮らしているうちに平行に配置した方がいいということになって、テーブルの配置を変えてしまったのです。

当然ペンダントの位置が微妙にずれてしまいました。我が家のペンダント灯は天井に穴をあけないと移動できないタイプ。位置を動かすのに相当ハードルが高いのです。

家の設計中はまだダイニングテーブルが決まってなかったり、子供が大きくなったら買い替えるというようなこともあると思います。なので、ダイニングテーブルの照明は移動できるようにしておくのがいいと思います。

今は照明の位置を簡単に変えられるものがたくさんあるようなので、住宅会社さんと相談してみてくださいね。

よかったこと:多灯照明でリビングの雰囲気がよくなった
残念だったこと:リビングが暗かった

我が家はリビングが吹き抜けになっているため、天井からの照明がありません。壁に4か所ブラケットライトをつけています。小さな明かりを点在させて空間全体を照らす多灯照明で、とてもいい雰囲気のリビングになりました。

当初間接照明を足す予定で少し控えめな照明にしたのですが、カウンターに置いたり床に置いたりするタイプの照明は、飼い猫に壊されちゃったり、コードが見えてうるさかったり、掃除のじゃまになったりと中々しっくりくるものがみつかりませんでした。

それで結局今は間接照明は足してない状況で、全体に少し暗めなのです。

そのせいか集まる場所はダイニングになりがちで、リビングはテレビや映画をみたり、ソファで個人個人くつろいでゲームやスマホをいじる場所という感じになっています。


照明の暗さを感じるのは年齢によるものもあると思います。50歳をすぎた頃から小さなものが見えにくくなり、より明るくないと見えづらいという症状がでてきました。そこで照明器具をもう少し明るめのものにするか、電球を明るいものに変えるということも考えています。

誰しもが年をとります。加齢により見えにくくなることは十分考えられるので、電球を明るいものに代えても大丈夫な照明や、調光機能のある照明にしておくといいかもしれません。


今回は住んでみてわかったLDKの照明の良かった点・残念だった点について書きました。


良かったこと:光の色を統一した
      :ペンダントライト一つで十分に明るかった
      :多灯照明でリビングの雰囲気がよくなった
残念だったこと:ダイニング照明の位置
       :リビングが暗かった
       
       
どんな照明にもメリットデメリットがありますね。特徴をよく知ってご自身の住宅に上手に取り入れられるといいですね。


今回の記事があなたのお役にたてればうれしいです。

それではまた次回お会いしましょう!

住んでみてよかったと思ったこと5選

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

家を建てるとなると、細かい仕様で悩むことが多いですよね。 コンセントの位置、収納の場所、家電の置き場などなど...。実際に住んでいる状況をイメージするといい、なーんていいますが、なかなかリアルに思い描くって難しいですよね。

そこで今回は家を建てて13年の私が、リアルに住んでみてよかったと思うことを書いてみたいと思います。

これから家を建てようとしているあなたのお役にたてればうれしいです。

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できるだけ引き戸にした

我が家では設計上可能な限り引き戸を採用しました。押したり引いたりするタイプの扉だと、開ける時にスペースを取り、邪魔になりそうだと思いやめたのですが、想像以上に快適でした。

開閉のスペースがいらないというのはもちろん、その他に良かったことがたくさんありました。

☆開け閉めが簡単。バタンとならない
ドアノブを回したりしなくてよく、横にスライドするだけなのでラクです。風や予期せぬことでバタンとしまることがないのも、事故を防げて安心です。

☆開けたままにでき、使い方に柔軟性がある
扉の開き具合で風通りの調節ができ、夏などの風通しを良くしたい時期などはとても便利です

開閉位置を好きな所にできるので、猫の出入りがある我が家にはピッタリでした。

☆室内引き戸だと開けた時に開放感がある
引き戸を開けると部屋と部屋をつながり、一つの大きな空間になり、広々と過ごせます。

引き戸にはデメリットもあります。機密性が保てない、引き戸の引き込みスペースがないと作れない.、引き込む壁は壁として使えないなどです。

メリットとデメリットを比べてご自分の家に合うか合わないか検討してみてくださいね。

コンセントを多めにつけた

近年は便利な家電がたくさん出ています。特にキッチン周りの家電は増える一方!炊飯器、オーブントースター、電子レンジ等の定番のものに加え、フードプロセッサー、ブレンダー、ミキサー、ヨーグルトメーカー、フードクッカー、低温オーブンなどなど便利な家電がたくさん出ているんですよね。

そこで便利だったのが、キッチン周りに多くつけたコンセントでした。作業台、カウンター周りだけでなく、棚の中にも設けたので、家電の置き場を変えたり買い替えの時に柔軟に対応することができました。

また、エアコン用のコンセントを高い位置につけたのも、エアコンがスッキリ収まってよかったです。

ここはつけておけば良かったという場所もあります。収納スペースの中と、洗面所の下の位置のコンセントです。

今主流になりつつあるコードレス掃除機の充電場所と、洗面所のヒーターの電源を取る場所です。

コードレス掃除機は充電する間外に出ていると生活感が出てしまうので、掃除機をしまっている床下収納庫にコンセントがあればよかったなーとしみじみ思います。
今は充電式の家電が多いので、収納スペースに専用のコーナーなんてあると便利ではないでしょうか。

洗面所にはコンセントをいくつもつけたのですが、どれも 腰から上の位置につけてしまいました。ヒーターは下に配置しているので、コードが長々と目立ちます。

ヒーター用に下の位置にコンセントをつけておけばよかったです(T ^ T)


キッチン吊り戸棚をやめた

キッチン上部に吊り戸棚があると収納が増えてイイのですが、圧迫感を感じることも。我が家ではスッキリと開放感が欲しくてやめました。

高い位置だと出し入れしにくいので、使用頻度が低いものを入れますよね。それなら少し離れた場所でもいいかなという判断でした。

そのかわりに手の届く位置に飾り棚を設け、竹の籠や頻繁に使う粉類を透明な入れ物に入れておいています。

結果的にはとてもスッキリして良かったですね。収納を減らしたことで、食器も調理器具も厳選するようになり、本当に気に入ったものだけをキッチンに持ち込むようになりました。

好きなものばかりのキッチンで、料理をするのが楽しくなりました。

モノが多く、片付けが苦手な方は吊り戸棚があった方がいいし、スッキリみせたい方は吊り戸棚を無くすことも考えてもいいかもしれません。

家電が隠れる収納にした

我が家では、オーブン、炊飯器、トースター、フードプロセッサー、ブレンダーなど、冷蔵庫以外の家電は全て、リビングダイニングから見えない場所に設置もしくは収納しています。

家電は色もデザインも色々なので、出しておくとキッチンに色が氾濫し、雑多なイメージになってしまうと思ったからです。

ステキなデザインのものも出ていますが、機能がイマイチだったり、値段が高すぎたりと、ちょうどいいのが見つかりにくいもの。

家電が見えないようにしたので、機能重視で選べるのがとってもよかったです。

キッチンカウンターには何も置かない!を徹底してスッキリしたキッチンになっています。

ただ、オーブンやトースターの位置がカウンターの下なので、かがまなくてはいけないし、フープロなどは使う度に収納から出すので、頻繁に使う方は億劫に感じるかもしれません。


今回は家を建てて13年の私がリアルに住んでみてよかったと思うことを書きました。

よかったことは4つ

できるだけ引き戸にした

コンセントを多めにつけた

キッチン吊り戸棚をやめた

家電が隠れる収納にした

でした。

家を建てるのはとっても大きな買い物なのでできるだけ失敗は避けたいですよね。

今回の我が家の体験談があなたの家づくりのお役に立てたらうれしいです。

ではまた次回お会いしましょう。