私が住宅会社を選んだ決めてベスト3

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

一般的には家を建てるのは一生に一度の大事業です。せっかく家をたてるなら、自分の理想の家を建てたいと思いますよね。そこで大事になるのが、一緒に家を建ててくれるパートナーです。住宅建設会社をどこにするか問題です。

地元の工務店から地域の中規模メーカー、全国展開の大手ハウスメーカーなど、たくさんの住宅会社がある中で、どこにしようか迷いますよね。

私も13年前家を建てる時は迷いに迷いました。みんなどうやって決めてるの?と思ったものです。

そこで今回は、13年前に自然住宅を建てた私が、住宅会社を選んだ決めてをシェアします。メーカー選びに悩んでいるあなたのお役にたてれば幸いです。
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☆営業マンとの相性

ハウスメーカーの場合、直接お客様と接する営業マン、設計者、実際に家を建てる大工さんなどがいます。お客さんは一番初めに接触するのは営業マンということが多いですよね。

営業さんの役割というと、
・住宅性能の説明
・設計者に施主さんの要望を届けること
・工事が始まってからの進捗の報告、相談
・トラブル時の窓口
・施工後のアフターフォロー
などがあります。会社によっては契約したら別の人が担当になることがあるかもしれませんが、何かあった時に頼りにしたいのが、契約時に担当してくれた営業さんですよね。

なので、担当営業さんといい人間関係が築けるかどうかがとても重要です。

例えば私たちは家づくりが初めてだったので、希望があってもうまく伝えられないことがありました。そんな時希望とはだいぶずれた図面ができあがってくることもあったし、上手に汲み取ってくれて希望に沿った提案をしてくれる営業さんもいました。

人によって聞いた言葉そのもので解釈するタイプと、それまでの経験を通して言葉の裏にある思いを汲み取ることのできるタイプがいます。後者の傾聴力がある人の方が希望を形にしやすいんです。

また、中には感性の似てる方に出会うこともあり、いいなと思うものが似ていたりするとすごく話が進めやすいということもありました。

我が家を建てた工務店の担当営業さんがまさにそうで、設計図も希望を聞き取ってくれて一番最初に持ってきたファーストプランでOKだったくらいでした。

営業さんは希望を上手に汲み取る傾聴力やプレゼン能力があり、言葉にできない感覚を共有できる方でないと、特に自由設計の家は満足度が大きく変わってしまう可能性があります。

担当の営業さんと相性が悪い、感覚が合わないと感じたら担当を代えてもらうか、別の住宅会社を検討してもいいかもしれません。

営業さんとの相性が、メーカー選びの決めて1つ目でした。

☆提案力

家を建てる時、私たちにはたくさん希望がありました。住宅雑誌や友人の家、モデルハウスやテレビでのお宅訪問など、色んな建物を見て妄想が最大限にふくらんでいる状態です。

でもやっぱり素人。思いつく発想はどれもピンポイントなもので、全体として見た時のデザインやバランス、機能性への影響など、マクロな視点を持つことはできません。

だからその希望通りにプランを作ってきて下さると、なんとなくちぐはぐな印象を受けてしまうということがよくありました。そして思いました。メーカーとしての提案はないのかな?と。

施主としては、希望どおりの家を建てて欲しいのではなく、プロの手を借りて希望以上の家を建てたいのです。希望はたくさんあっても、素人考えだということは重々承知なので自分の希望を超えるような提案を待っていたのです。

もっとこうしたほうが使いやすくなるとか、こういう作りだと家が長持ちするとか、プロから見てこうした方がいいという提案をしっかりしてくれるメーカーは安心しておまかせできると感じました。

また、初期費用が高くても、長い目で見るとリーズナブルな設備や機能などを積極的に提案してくれるメーカーさんも、きちんと施主さんの立場に立ってくれているのがわかるので安心でした。

目先の金額を安くすることよりも、私たちが実際に暮らすようになってからメリットがあるような提案をしてくれるというのが、メーカー選びの決めて2つ目でした。


☆正直さ

これは提案力の部分と少しかぶるのですが、施主さんの希望に対して、きちんとできることとできないことを正直に伝えてくれたり、できるけどデメリットがあることなど伝えてくれるなど、施主さんの事を思って正直に教えてくれる姿勢があるかどうかです。

中には何でもできますと言ってくれるメーカーさんもありますが、そう言われると逆に、できないと言ってしまうと契約がとれないからなんじゃないかと感じてしまうことも。

提案力の所でも書いたように、私たちの希望はあくまでも素人考えなのでプロの視点から見てデメリットを感じる場合ってあるはずなんですよね。

メーカーの利益ではなく、施主さんの立場に立ってくれるメーカーさんは、できるけどしないほうがいいとちゃんと言ってくれます。


施主さんの立場に立ってデメリットや、やらない方がいい理由を正直に伝えてくれることが、メーカー選びの決めて3つ目でした。


今回は「私が住宅会社を選んだ決めてベスト3」について書きました。住宅はもちろん性能やデザインが大事ではあるのですが、色々と思い起こすと我が家の場合はやはりそれ以上に人が決め手でした。


住宅会社は建てて終わりではなく、建ててからの方がずっと長く付き合うことになるので、住宅性能や会社をしっかり吟味しながら、担当してくださる人となりもしっかりと注目するのがいいのではないかと思います。

今回の記事が、これから家を建てるあなたのお役に少しでもたてればうれしいです。

それではまた次回お会いしましょう!

住んでみたから推したい!和室のおススメベスト5

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

フローリングの家が増えていますが、ちょっと横になってリラックスできる畳のスペースを取り入れたいと思っている方も多いのでは。

リビングと和室をつなげて広々とさせたいという方も多く、そのため現代風の洋風リビングに合わせたモダンテイストの和室や畳スペースが人気のようです。

そこで今回は、リビングと和室を隣接させた家に住んで13年の私が、住んでみて感じた和室のオススメポイントをお伝えします。

和室を作ろうか迷っているあなたのお役に立てれば嬉しいです。

和室のおススメ1 ヘリなし畳

我が家の和室はリビングの西隣に位置し、ふすまで仕切れるようにはなっていますが、普段は開け放しています。
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なので、フローリングのリビングに違和感のないような和室を設計してもらいました。

そこで提案してもらったのがヘリなしの畳。ヘリがあるとどうしても「THE 和室」みたいに和が強調されてしまうのですが、ヘリなしの畳はイグサ色のフローリングといった雰囲気で、違和感なくリビングに溶け込んでくれました。

我が家は普通の畳サイズのヘリなしですが、琉球畳という正方形の畳もあり、それにするとさらにモダンな雰囲気になりそうです。

ヘリがない分傷みが早いと言われていましたが、13年住んでみてまだまだいけそうな感じです。

和室のおススメ2 吊り押し入れ

我が家の和室は6畳ですが視覚的にはもっと広くみえます。それは押し入れを腰高から天井までの吊りタイプにしたからです。
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吊り押し入れの下の部分が窓になっていて、そこから外が見えるようになっているのも、広く見える原因の一つかもしれません。

吊り押し入れの下の部分は、正月飾りやお雛様を出したり、花を活けたりと、季節のものを飾るのにピッタリ。他にもゲストが和室に泊まる時に荷物を置くスペースにしてもらえているようです。

ちょっとした空間ですが、和室のアクセントにもなるし多目的に使えて、つけてとてもよかったのでおススメです。

和室のおススメ3 ふすまの色を一工夫する

我が家の和室は無地の和紙を使ったグリーンのふすまにしたのですが、そろそろ傷んできて張替えようと思っています。こんな風に10年ちょっとで張り替えることを考えると、壁紙やクロスよりも冒険がしやすいなと思います。


我が家の壁紙や塗り壁はシンプルな白なので、差し色としてちょっと違う色を使ってみました。我が家は薄いグリーンなのでナチュラルな感じですが、黒や紺、赤などのはっきりした色をもってくればモダンな雰囲気も出せますよね。

ずいぶん雰囲気が変わり10年スパンでチェンジできるので、ふすまの色を工夫するのは超おススメです。

和室のおススメ4 リビングと仕切れる作り

我が家の場合は、お客さんが来た時は和室に寝てもらったり、風邪で寝込んだ時などは水回りに近い和室に寝たりします。なのでふすま一枚といえども仕切りがあってとっても便利です。

また、ここ何年かは自宅で仕事をするようになったのでワークスペースとして使うこともあります。そんな時は家族としゃべりたい誘惑を遮断するのに、やはり仕切りがありがたいです。

畳スペースもいいですが、個室として使うこともできると用途が広がるのでおススメです。


和室のおススメ5 仏壇スペースの確保

我が家は和室に吊り押し入れがあるという話はおススメ2で言いましたが、その隣にも半間の押し入れがあります。そこは観音開きの扉がついた普通の押し入れなのですが、そこにいずれは仏壇をおこうと思っています。

これはご家庭によって事情が違うとは思いますが、必要な時にスペースがなくて置けないのは嫌だなと思って考えました。

まだ仏壇は設置していないのですが、いざとなればここがあるという安心感に包まれているのでおススメしたいと思いました。

今の時代はインテリア風の小さいモダンな仏壇が販売されていて、リビングに置いても違和感がないものも多いので必要ないかもしれませんが、必要なければないで普通に押し入れとして使い続けようと思っています。

今回は和室のおススメベスト5を紹介しました。

・フチなし畳
・吊り押し入れ
・ふすまの色を一工夫する
・リビングと仕切れる作り
・仏壇スペースの確保

でした。

洋風の家が多くなってもまだまだ人気の高い和室。上手に組み込んでリラックスできるすてきな家を建ててくださいね。

今回の記事が家を建てたいと思っているあなたのお役に建てれば幸いです。

それではまた次回お会いしましょう。