ココから始める資金計画のお話①
こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。
家を建てたい!そんな時、初めに考えたいのが資金計画ですよね。今回からは家を建てる時に無くてはならない資金計画についてお話していこうと思います。
新居での暮らしも左右する資金計画は、無理のないようしっかり検討することが大事です。
今回は
家づくりにはどんなお金がかかるのか、その"総費用"の中からまずは建物本体以外の諸費用、新築にかかる税金などについてお伝えていきます。
家づくりの総費用
マイホーム取得にかかる費用には、「建物の建設費」、「土地の購入費」のほかに、さまざまな「諸費用」が発生します。諸費用を含めた「総費用」をもとに、資金計画、返済計画を立てることが重要です。
土地や建物の価格は比較的、つかみやすいものですが、資金計画から漏れてしまいがちなのが「諸費用」です。
諸費用には、土地の状況で追加になる地盤改良や擁壁、上下水道の引込工事などをはじめ、引っ越しや家財購入、地鎮祭などの費用が含まれます。
また、注文住宅の場合は、「土地売買契約」や、「工事請負契約書」などの契約にも印紙税と仲介手数料、登記費用などが発生します。自己資金から現金で支払うのが多い部分です。物件価格の2 0 %程度が目安になります。
予算内で家を建てるためにも、物件価格だけの検討ではなく、諸費用も盛り込んだ、「総費用」で無理のない資金計画を立てましょう。
支払う先も金額も多種多様な諸経費
注文住宅では、坪単価が表示されているのが一般的です。坪単価に、建てたい家の広さ(坪数)を掛けて家の建築費を算出されている方も多いのではないでしょうか。家づくりには、建物本体の工事費以外にもいろいろなお金がかかります。
建て替えや古家が建っていたら解体・撤去工事、地盤によっては改良工事、給排水管の引込工事、外構工事などの「別途工事費」がかかります。
そのほかにも登録免許税の税金や、住宅ローン、各種契約時の印紙税、地鎮祭や上棟式の費用、引っ越し費用、カーテンや照明器具・家具・家電製品などの耐久消費財(長年使用する家財)の購入費などもかかります。
支払う先も多岐にわたります。ほとんどが手持ちの自己資金からの支払いになります。住宅ローンを組むときの融資額や頭金にも関わりますので、ざっと計算して、物件価格(建築費+土地代)の約 20 %は あらかじめ必要経費として計上しておきましょう。
新居に引っ越してから、支払う"税金"もあります
土地の購入や工事請負契約で交わす「契約書」で印紙税が発生します。
次に、不動産の所有権や、住宅ローンの借入、所有権の移転等で登録免許税が課税。さらに、不動産購入や新居引っ越し 後には、不動産取得税が課税されます。いずれも手持ちの現金が必要になりますので、いつ、どんな税金が課せられるのか把握しておくと安心です。
[ 主な手続の流れと必要な税金・諸経費 ]
建築請負契約/不動産(土地)売買契約
↓ 【印紙税】
登記
↓ 【登録免許税】
住宅ローン申込み(金銭消費貸借契約)
↓ 【印紙税・登録免許税】
【司法書士報酬料】
竣工・入居
↓ 【不動産取得税】
【都市計画税・固定資産税】
相続時
【相続税】
家づくりにはこのように様々な税金があるものです。世界で一番安全だと言われている日本。税金で様々な整備を行ってくれているからなんですね。家にまつわる税金を払うのも、住みやすい安全な住環境の対価と思うと負担感が減るかもしれませんね。
今回は
家づくりの総費用
建物本体の諸費用
新築にかかる税金
についてお伝えしました。
何かわからないことがありましたら、コメント欄にぜひお寄せください!
次回はいよいよ資金計画を大きく左右する土地代と諸費用や家づくりのタイミングついてお伝えしていこうと思います。お楽しみに!
それではまた次回お会いしましょう。