ホンモノの健康住宅をつくるために 2

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

あなたは、どんな住宅を建てたいと思っていますか?

「庭が広い家がいいな」「バリアフリーの家ならおじいちゃんおばあちゃんも安心!」「大切なペットと一緒にすごせる家がいいな」

まだまだありますよね。人気があるといえば、「太陽光発電+オール電化」「省エネのスマートハウス」「自然素材をつかった健康住宅」「地震などの災害に備えた強い家」・・・と、家づくりには、たくさんの夢や希望が膨らむことと思います。

家づくりは、一生に一度の大仕事です。家族全員で、新しい家に対する夢をたくさん描いて、その夢を実現できる住まいにしたいですね。

いろいろな「思い」があると思いますが、今回からは家族の笑顔を守るための住宅、ホンモノの「健康住宅」についてお伝えしていこうと思います。

前回は健康住宅とはどんなものかをお伝えしました。家によって健康を害してしまう恐れのあるシックハウス症候群についてお伝えしていきます。

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こんな症状がでてきたら...

こんな話を聞いたことはありませんか?
新築の家に住みはじめてから、またはリフォームをしてから体調が悪くなってしまったという話です。

体調がどのように悪くなるかの具体例としては、

・なかなか風邪が治らなくなってしまった。
・気管支の病気にかかりやすくなってしまった。
・アトピーや花粉症になってしまった。
・子供が反抗的になってしまった。
・うつのような状態になってしまった。

2003年7月に建築基準法が改正、施行されてシックハウス対策のための規制が設けられました。
シックハウス対策を行っている住宅は、この改正建築基準法にさえ従っていれば、シックハウス対策ができていることになります。

実は、ここに大きな問題があるのです。

ここに潜む問題点はどんなものなのでしょうか?
知っていて家を建てるのと、知らずに家を建てるのでは大きな違いがあります。

「シックハウス症候群」について、一緒に再確認していきましょう。

シックハウス症候群って?

テレビや新聞のニュースでとりあげられている問題ですので、一度は耳にされた方が多いと思います。
ただ、言葉は知っていても、あまり詳しく知らない部分もあると思いますので、もう一度一緒に確認をしていきましょう。

先ほどの症状でもいくつか触れましたが、新築した家やリフォームした家に住む人が、ある日突然、次のような症状に襲われることがあります。

・目がチカチカする。
・のどが痛くなる。
・めまいや吐き気、頭痛がする。

などの体調不良です。

これらの症状の総称を「シックハウス症候群」と呼んでいます。

ここにはあげていませんが、子供が短気になってしまったり、喘息もちになってしまったり、また、アレルギー体質になってしまったり、精神的に不安定な状態になってしまったという症状も報告されています。

シックハウス症候群の原因は?

シックハウス症候群の原因の一部として、建材や家具、日用品などから発散する化学物質が影響していると言われています。
発散された化学物質が室内の空気を汚してしまうのです。

最近の建物は、気密性が向上していますので、換気不足により、室内は汚染された空気でいっぱいになってしまいます。
その中で生活することによって、様々な症状が発症してしまうのです。

原因をまとめておきましょう。

1、住宅に使用されている建材や家具、日用品などから様々な化学物質が発散されているため

化学物質には、ホルムアルデヒドやVOCといった揮発性の有機化合物があります。
VOCというのは揮発性有機化合物、例えばトルエン、キシレン、スチレンといったものの総称です。

2、住宅の気密性が高くなったため

気密性が向上すると、冷暖房費を抑えられるため、省エネ効果があると言われています。
しかし、気密性が高ければ高いほど、室内の空気が入れ替わることがなく、1つめの原因である、発散された化学物質が充満することになります。

3、ライフスタイルの変化に伴う換気不足のため

例えば、夏のとても暑い日のことを考えてみてください。家の窓はすべて閉め切って冷房を使用することが当たり前のようになっています。
家中を閉め切ってしまうということは、室内が慢性的な換気不足になってしまうということです。

いま紹介した、3つの原因は国土交通省で発表しているものです。

大きくとりあげられている原因を3つみてみると、1つめの問題がシックハウス症候群の根源となっていることがわかると思います。

でも、シックハウス症候群の原因となる化学物質は規制されているはずなのにどうしてこんなことがおこってしまうのでしょう?

次回は建材の化学物質の現状をお伝えしていきますので、お楽しみにしてくださいね!


何かわからないことがありましたら、コメント欄にぜひお寄せください!
それではまた次回お会いしましょう。

ホンモノの健康住宅をつくるために 1

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

あなたは、どんな住宅を建てたいと思っていますか?

「庭が広い家がいいな」「バリアフリーの家ならおじいちゃんおばあちゃんも安心!」「大切なペットと一緒にすごせる家がいいな」

まだまだありますよね。人気があるといえば、「太陽光発電+オール電化」「省エネのスマートハウス」「自然素材をつかった健康住宅」「地震などの災害に備えた強い家」・・・と、家づくりには、たくさんの夢や希望が膨らむことと思います。

家づくりは、一生に一度の大仕事です。家族全員で、新しい家に対する夢をたくさん描いて、その夢を実現できる住まいにしたいですね。

いろいろな「思い」があると思いますが、今回からは家族の笑顔を守るための住宅、ホンモノの「健康住宅」についてお伝えしていこうと思います。

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健康住宅って?


あなたが想像する「健康住宅」とはどのようなものでしょう?世の中にたくさんある健康住宅は全て同じなのでしょうか?そもそも健康住宅って?

文字通り、快適な環境で、家族みんなが健康で暮らすことができる、それが「健康住宅」のイメージですよね。

「自然素材」をふんだんに使って、化学物質を使用していない住宅。

室内の空気循環ができているから、温度と湿度も生活するのに最適な状態に保たれて、すごしやすい住宅。

快適に生活ができる「健康住宅」は、たくさんの方が憧れると思います。

自然素材にこだわる理由としては、今、問題になっているシックハウス症候群を防げるということ。

一般的には、ここにとりあげた4つの要素を満たしている、つまりシックハウス対策を行っている住宅を「健康住宅」と呼んでいます。

自然素材を使用・化学物質を使用しない・空気循環・調温・調湿

このような対策がされていると、シックハウス症候群を防ぎ、住む人が健康で快適な暮らしを実現することができるとされています。


「健康住宅」は全て同じなの?

シックハウス対策ができている健康住宅は、家族の健康を守ってくれるものだから、家族が幸せに過ごすことができます。

だとしたら、自分がつくる家は、ぜひ「健康住宅にしたい!」そう思いますよね?

でも、少し待ってください。

ハウスメーカーさんの中には、商品のひとつとして「健康住宅」を取り入れているところが数多くあります。
いろいろなタイプの「健康住宅」がありますが、これは、すべて同じなのでしょうか?

一般的には、「シックハウス対策ができている」この住宅のことを「健康住宅」と呼びます。

シックハウス対策というのは、自然素材を使用している、とか、24時間換気システムを取り入れている家のことです。

でも「健康住宅」の定義というものは、特に定められているわけではないのです。
もし、部分的に自然素材を使用しているだけでも、「健康住宅」と呼べてしまうのです。

それはちょっと怖いですよね。住むなら部分的にではなく、全体的に自然素材を使っている方が安心できますよね。

ではどうしたらホンモノの健康住宅を見分けることができるのでしょうか?

次回からはそんなホンモノの健康住宅を見分けることができる情報をお伝えしていきます。知っていて家を建てるのと、知らずに家を建てるのでは大きな違いがあります。ぜひ次回もお楽しみに!

何かわからないことがありましたら、コメント欄にぜひお寄せください!

それではまた次回お会いしましょう。