ホンモノの健康住宅をつくるために 4

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

あなたは、どんな住宅を建てたいと思っていますか?

「庭が広い家がいいな」「バリアフリーの家ならおじいちゃんおばあちゃんも安心!」「大切なペットと一緒にすごせる家がいいな」

まだまだありますよね。人気があるといえば、「太陽光発電+オール電化」「省エネのスマートハウス」「自然素材をつかった健康住宅」「地震などの災害に備えた強い家」・・・と、家づくりには、たくさんの夢や希望が膨らむことと思います。

家づくりは、一生に一度の大仕事です。家族全員で、新しい家に対する夢をたくさん描いて、その夢を実現できる住まいにしたいですね。

いろいろな「思い」があると思いますが、家族の笑顔を守るための住宅、ホンモノの「健康住宅」についてお伝えしていこうと思います。

前回はシックハウス症候群の原因となる化学物質が木材に使われている現状をお伝えしました。今回は木材以外にも化学物質が使われているということについてお伝えしていきます。
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クロスは貼っては行けないの?

木材以外にも化学物質を使用している可能性があると知ると、いろいろなものが怖くなってしまうかもしれませんよね。
特に心配に思うのは「クロス」ではないでしょうか。クロスはシックハウス症候群を引き起こす大きな原因のひとつと思うかもしれませんね。

クロスを貼ることがいけないのではなく、貼るときに使用するものが何かを知らなければいけないということです。

クロスを貼るときに接着剤を使用する可能性があります。また、防火対策のための「難燃剤」を使うかもしれません。

難燃剤は、防火認定をとるために必要とされていますが、たくさんの化学物質が含まれている可能性があります。

臭素系、リン系、無機系というように3つの種類に分かれている中でも、臭素系、リン系に含まれている化学物質は、前回見ていただいた厚生労働省が取り上げている化学物質にはないものばかりが含まれています。

フローリングにするのは危険なの?

カビやダニを防ぐために選ぶフローリングも使用する建材によっては危険になるかもしれません

カビやダニを防ぐために選んだフローリングには、化学物質を含んだ塗料を使うかもしれません。

もう一つ注意したいのは「集成材」と呼ばれる木材をフローリングに使う場合です。

集成材とは、断面寸法の小さな木材を「接着剤」で再構成して作られる木質材料のことです。集成材には、接着剤が使用されています。この接着剤に「化学物質」が使用されている可能性があります。

規制のある「ホルムアルデヒド」の他に、規制されていない化学物質が使用されているかもしれないのです。

怖いですよね。

これでは、いくら木の家でも、使用する木材の種類によって室内に悪い空気が発生する可能性があります。

使用する塗料に含まれる化学物質はご覧のとおりです。

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使用する接着剤に含まれる化学物質はご覧のとおりです。

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これらの化学物質は、規制されていませんので、指針値を目安にして使用されてしまいます。


それでも、シックハウス対策をしている健康住宅と呼んでしまいます。

壁や床はどうしたらいいの?

クロスやフローリングを避けても壁や床に使用する木材によっては化学物質を使用しています。

断熱効果をあげるために、壁や床に「ポリスチレン樹脂等を使用した断熱材」を使用することがあります。
この断熱材には「スチレン」というものが使用されています。


土台にも含まれる化学物質って?

家の土台となる部分には、防腐処理材を使用している可能性もあります。
これ以外にも、シロアリを防ぐために、シロアリ予防剤や殺虫剤を使うかもしれません。

シロアリ予防剤や殺虫剤には、ご覧の化学物質が使用されています。

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家づくりをしていくために必要な建材には、様々な化学物質が使われている可能性があるのです。
本当に怖くなりますよね?

改正建築基準法では、これらの化学物質の規制ができていないため、悪い空気を外に出すために、義務付けていることがあります。
それが、換気設備の設置です。

では、換気システムがあれば安全なのでしょうか?

換気をしていれば問題ない?
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換気設備設置の義務付けは、化学物質が発散されることを前提にとられた対策です。
24時間換気していなければ、発散し続ける化学物質が室内に滞ってしまいますといっているようなものです。

換気設備の設置は、家の中の空気を循環させるためにも非常に優れたものです。
でも、少し待ってください。この換気設備は、正しく機能しているのでしょうか?

通常の換気設備が機能するのは、床から60cmより上の場所だと言われています。
つまり、60cm以下は空気が留まってしまうということです。

床から60cmの場所で呼吸をする時って、どんなときだと思いますか?

座布団に座った状態が約60cmです。
テレビを見るときに横になってみた場合、これが約45cmです。
赤ちゃんは、約20cmの場所で呼吸します。

くつろいでいる時間や、赤ちゃんの大切な時間に悪い空気を吸い続けることになってしまうのです。

大切な家族に悪い空気の中で暮らしてほしくないですよね。

そんなあなたのために次回は現在の健康住宅の状況と問題点についてお伝えしていきますので、お楽しみにしてくださいね!

何かわからないことがありましたら、コメント欄にぜひお寄せください!
それではまた次回お会いしましょう。

ホンモノの健康住宅をつくるために 3

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

あなたは、どんな住宅を建てたいと思っていますか?

「庭が広い家がいいな」「バリアフリーの家ならおじいちゃんおばあちゃんも安心!」「大切なペットと一緒にすごせる家がいいな」

まだまだありますよね。人気があるといえば、「太陽光発電+オール電化」「省エネのスマートハウス」「自然素材をつかった健康住宅」「地震などの災害に備えた強い家」・・・と、家づくりには、たくさんの夢や希望が膨らむことと思います。

家づくりは、一生に一度の大仕事です。家族全員で、新しい家に対する夢をたくさん描いて、その夢を実現できる住まいにしたいですね。

いろいろな「思い」があると思いますが、今回は家族の笑顔を守るための住宅、ホンモノの「健康住宅」についてお伝えしていこうと思います。

前回はシックハウス症候群についてお伝えしました。今回は原因となる化学物質は規制されているはずなのにどうしてシックハウス症候群がおこってしまうのか、その理由となる建材の化学物質の現状をお伝えしていきます。

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住宅に使われる化学物質ってどんなものがあるの?

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ここで紹介している化学物質は、厚生労働省が濃度の指針値を定めた13物質のみです。
ホルムアルデヒドからはじまり13種類の化学物質がとりあげられ、指針値が定められています。

しかし、実際には取り上げられていない化学物質はたくさんあります。
でも現実には住宅建材に使用される可能性のあるわずか13物質のみをとりあげているだけです。

「でもまあ、危険な化学物質は規制されているってことでしょ。【シックハウス対策ができている健康住宅】なら、少なくともここにあげられた13物質は使われていないんでしょ」

と思いますよね??

実は、改正建築基準法で定められているシックハウス対策のための規制があるのは、この13物質の中の2つだけなのです。
13物質でさえ、多くの化学物質の中の一部だというのに、さらにそれを絞って2つのみです。
その2つは、赤字で記した、①のホルムアルデヒド、⑨のクロルピリホスの2つです。

⑨のクロルピリホスについては、居室を有する建築物への使用が禁止になっているのですが、①のホルムアルデヒドは、使用に規制があるものの禁止になっているわけではないのです。
当然のことながら、それ以外の物質には規制がまったくありません。

その「健康住宅」大丈夫ですか?

ここまでのお話で想像できますか?
「健康住宅」は、シックハウス対策ができているから安全だと言い切れるのでしょうか?
もっというと、改正建築基準法に基づくシックハウス対策を行っている健康住宅が安全といえるのでしょうか?

もう、おわかりですよね? 安全とは言い切れないのです。
改正建築基準法で規制されている化学物質は2つだけです。
そのうちの1つは使用禁止だけれど、もう1つのホルムアルデヒドは禁止ではなく使用量の制限にとどまっています。
規制の対象になっていない化学物質は、指針値を定めただけであって使用を制限しているのではないのですね。

でも、「健康住宅」と呼んでしまえるのが現状です。

規制されている2つの化学物質の使用だけ控えて、それ以外の化学物質を使用していたとしても法の上では「健康住宅」と呼んでも差し支えないのです。

あなたが建てようと考えている家は、大丈夫なのでしょうか?

大丈夫だと言えるように、もう少し正しく理解していきましょう!

化学物質はどこに使われるの?

先ほどから申し上げている化学物質。
目に見えれば、判断もつきますが、それはちょっと難しいですよね。
実際にどこに使われているのかをみていきましょう。

まず。。。。

家づくりに使う自然素材といわれて真っ先にうかぶ素材って何ですか?
いろいろなご意見があると思いますが、「木」が浮かびますよね。
木でつくられた家。まさに自然素材の家です。
「木」は自然素材だから、「木の家」なら化学物質とは関係ないのではないか??

いいえ。実は関係あります。
この木材に化学物質が含まれている可能性があるのです。

もう少し詳しくみていきましょう。

木に使われている化学物質って?

住宅建築に使用する「木材」には種類があります。

例えば、「輸入材」。
これは、木材を輸入する時に腐らないようにするためや、カビが生えないようにするために「防腐剤」、「防カビ剤」が使われる可能性があります。

先ほどの化学物質の表を思い出してください。

防腐剤には、「ホルムアルデヒド」「アセトアルデヒド」などが使用されます。
一方の「ホルムアルデヒド」には、制限が設けられていますが、もう一方の「アセトアルデヒド」には制限が設けられていません。

また、防カビ剤には、13物質の中に取り上げられていない化学物質が使用されている可能性があります。

木材だけ注意していればいいの?

では、木材だけ注意していれば大丈夫でしょうか?

答えはNOです。
木材以外の場所にも化学物質が使われる可能性がある場所はたくさんあります。

例えば、
・クロス
・フローリング
・壁や床
・土台

があげられます。

えー、そんなに??どこをどう見れば判断できるの?...。そんなあなたのために次回はもう少し具体的にお伝えしていきますので、お楽しみにしてくださいね!


何かわからないことがありましたら、コメント欄にぜひお寄せください!
それではまた次回お会いしましょう。