サイディングの貼り分けの効果~メリットデメリットVol3

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

家を建てる時に、外観って悩みますよね。建物自体の形や屋根の形状などはもちろんですが、どんな外壁にするかでもだいぶ印象が変わってきます。

最近特に人気があるのが違う種類のサイディングを張り分ける方法。そういえば最近ツートンカラーの家をよく見かけますよね。

そこで今回のシリーズでは外壁サイディング張り分けの効果やの方法、メリット・デメリットについて調べてみました。

VOL1では張り分けの効果について

VOL2では代表的な張り分けの方法をご紹介しました。

3回目の今回は張り分けのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

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メリット

オシャレ

外観をオシャレに見せるには色んな要素がありますが、張り分けで外壁の色や素材をセンス良く組み合わせることで、ワントーンの外壁よりもオシャレにできる可能性がアップします。

ただ組み合わせ次第ということはあるので、合わせるものを慎重に選ぶことが大事です。

自分らしさを出せる

例えばファッションだったら、カジュアル系、ナチュラル系、ゴスロリ系など、好みのスタイルがありますよね。

家の外観も同じで、シンプル系なのか、ホビー系なのか、ゴージャス系なのか、好みのスタイルがあると思います。

家の形ももちろんありますが、シンプルな形の家の場合外観は重要です。色んな色や素材を組み合わせることで、より自分の好きなスタイルに近づけることができます。

メリハリが出る

外壁を一色で塗るとどうしてものっぺりしてしまいがちです。他の色や素材を取り入れることでメリハリが出ます。

迷った時に組み合わせるという選択肢に救われる

外壁は種類がとても多いので、どっちにしたらいいんだろう...どうしても選べない...と悩んでしまうことも多いもの。

そんな時に複数使える張り分けなら、好きな物をあきらめなくていいのでストレスが大きく減ります。


デメリット

流行遅れになるかも
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ここ5年間くらい都会的でクールな印象のシンプルモダンのデザインテイストが人気傾向です。モダンですっきりとしたデザインで、白、黒、グレー、ダークブラウンなどの飽きのこないカラーが選ばれることが多いのです

デザインがシンプルな分、塗り壁、モザイクタイル、木目、コンクリートなど、色や質感の違う外装を組み合わせてニュアンスのある表情の外観にするのが大変人気なのです。

確かに近年は建売住宅などでも、外壁の張り分けをよく見かけます。

こんな風に多くの張り分けを目にすると、人間のサガとして見飽きてくるということがあります。すると、「あー、こういうの昔流行ったな~」という感覚になってきてしまいます。

個性的過ぎると周囲から浮く


個性を尊重すると言っても、黄色と黒などのように大変目立ちそうな組み合わせなどは、近所の家と外観が違い過ぎて悪目立ちする恐れがあるので注意が必要です。

場合によっては「景観ガイドライン」で色使いが制限される場合もあります。


組み合わせしだいでダサくなってしまう

メリットでもお伝えした通り、センスのいい組み合わせだとオシャレになり、センスのない組み合わせだとダサくなってしまいます。

多くの人にとって家づくりは初めての場合が多く、経験がほとんどありません。そんな中
住宅雑誌やネットなどで付け焼刃で得た情報で選択すると、ハズしてしまうこともままあります。

ご自身の希望を伝えつつ、経験豊富でセンスのいい設計者に託すのも選択肢の一つです。


いかがだったでしょうか?

外壁の張り分けのメリットは

・おしゃれになる
・自分らしさを出せる
・メリハリが出る。
・迷った時に組み合わせるという選択肢に救われる

でした。

一方のデメリットはというと

・流行遅れになるかも
・個性的過ぎると周囲から浮く
・組み合わせ次第でダサくなる

などでした。

昨今大人気のサイディングの張り分け。メリット・デメリットをよく吟味して、プランニングを楽しんでくださいね~!