新築住宅 収納のポイントVOL2

家づくりをする時
『収納の使い勝手』
を考えた間取りにするかどうかで
住み心地は全然違ってきます

せっかく家を建てるなら
収納量が少ない...場所が悪い...と
後悔する家にはしたくありませんよね。

そこで今回のシリーズでは
奥が深い収納について
整頓術から場所別収納術まで
まとめてご紹介します。

これからの家づくりにぜひお役立てください。

第一回目の前回は整頓術についてお伝えしました
第二回目の今回は生活動線から考える場所別収納玄関編です。

生活動線から考える場所別収納 玄関編
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前回の整頓術では
ステップ1で全部出し
ステップ2で使うものと使わないものに分け
ステップ3で使うものをしまう
ということでしたね。

このステップ3の
使うものをしまう
は新居で行うわけです。

元々あったところに戻すのはかんたんですが
注文住宅では収納を自由に設計できるので
どこに何をしまったらいいのか
自由過ぎて迷ってしまいますよね。

そんな時は
日常の生活動線を基準にしてみてください。

動線上の最適な場所に収納スペースを設けると
無駄な動きを抑えられるからです。
必要な場所に必要なものがあると
出すために遠くまで行くというストレスがなくなるし
使う場所としまう場所が近ければ
出しっぱなしになることもありません。

では実際に注文住宅の収納について
玄関からの動線に沿って紹介していきます。

玄関収納

実際に帰宅した時のことを
イメージしてみましょう。

まず玄関で靴を脱ぎ、
カバンやコートをどこかにおいて
洗面所で手洗いうがいをして
それからリビングに行く
という行動をとる人が多いかもしれません。

もちろん一番にトイレに行ったり
買い物帰りだったらキッチンに行ったり
ということもあります。

ご自身のお宅では家族は
どんな行動をとることが多いですか?

カバンやコートを投げっぱなしにして
洗面所やトイレに行くことが多いなら
玄関に収納場所を作れば
部屋が散らからなくなります。

ゴルフやヨガなどを趣味にしている場合は
ゴルフバックやヨガマットが玄関に
置けたりすると便利ですよね。

また小さいお子さんがいる場合は
ベビーカーや三輪車、
子供の習い事のサッカーボールや
野球道具などの置き場所が必要かもしれません。

こんな風に家族構成や生活習慣に合わせて
玄関収納を考えていきましょう。
玄関収納にはこんなタイプがあります。

靴と傘を収納するシンプルな下駄箱
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昔からあるタイプの玄関収納で
壁面収納にすればかなり省スペースで作ることができます。

特に大きなものを収納する必要がなかったり
別に収納できる場所を確保できるなら
シンプルなタイプで十分だと言えるでしょう。

 コートやゴルフバックなどをしまえる収納
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コートやカバン、ゴルフバックなど
大きめのものもしまえる玄関収納です。
玄関にコートやカバンなどをしまえれば
リビングに持っていく必要がありません。

玄関近くの廊下の壁面に
設置できれば省スペースです。

 ウォークインシューズクローゼット
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靴をはいたまま入れるシューズクローゼットです。
大容量なので三輪車やベビーカーも
そのまま入れることができます。
棚などには帽子やマフラーなども置けて
外出に必要な物を備えておくことができます。

鏡を設置すれば
ここで身支度まで整えることも出来ます。

玄関は家の顔ともいえる大事な場所。
キレイに整えておくと運気も上がると言われます。
希望に合わせて収納を自由に作れるのは
注文住宅ならではの魅力です。
ぜひ今回の記事を参考に
スッキリと片付く玄関収納について
考えてみて下さい。

次回は洗面・脱衣所編です。
お楽しみに!

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