きれいが続く!掃除しやすいマイホーム

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

一戸建てを建てると、居住スペースが増えてうれしい反面、広い空間を掃除するのが大変じゃないかって思いますよね。広い家には住みたいけれど、掃除の時間が増えるのは正直気が重いですよね。。

13年前に家を建てた私も、パートで働いていて毎日が忙しかったので、家事が増えるのは嫌だなと漠然と思っていました。

でもせっかくマイホームを建てるならいつもキレイな状態をキープしたい、できるだけ掃除を楽にしたいと思いますよね。

そこで今回は13年戸建て住宅に住んでみた経験から、どういう場所が掃除しにくいのか、どういう間取りや設備を選ぶと掃除しやすい家になるのか、そのポイントを紹介していきます。

新築住宅の間取りや住宅設備を検討しているあなたのお役に立てれば幸いです。

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適材適所に収納スペースを設ける

掃除のしやすさは、まずは整理整頓ができていることが大前提です。散らかったままだと片づけながらの掃除になるのでかなり大変になってしまうからです。整理整頓するためには、どこに何を収納するのかが決まっていることが最も重要です。

それには適切な収納スペースが必要です。適切な収納とは、必要な場所に必要なだけの収納があることです。大きなウオークインクローゼットもいいのですが、使う場所としまう場所が近いほうが、出したりしまったりするのにストレスがないので片付けやすいのです。

片付けは習慣なので、しまうハードルが低いほど習慣化できる可能性が高くなります。我が家は2階のウオークインクローゼットや子供部屋にモノをしまおうと考えていたころはなかなか片付きませんでしたが、リビングやダイニングの小さな収納スペースを活用するようになると、キレイをキープできるようになりました。

モノが整理整頓されていれば、掃除機かけや拭き掃除はとてもやりやすくなります。設計の段階で、畳半畳分くらいの小さめ収納を適切な場所に配置すれば、キレイをキープしやすくなると思います。


窓の数や設置場所を検討する

大きな窓や吹き抜けなどの高い位置にある窓は、日光をたくさん取り入れることができるし、解放感もあっていいですよね。

我が家もリビングには3間の掃き出し窓があり、吹き抜けにも窓があります。

でも窓ガラスって掃除が大変です。リビングのガラスは特に目立つので、冬場でも2か月に一度くらいは拭かなければならないし、夏場はなぜかガラスがやたら汚れるので、さらにひんぱんに掃除しないとキレイな状態が保てないんですよね。

さらに厄介なのが吹き抜けの窓。我が家では年末にいつも長いはしごをかけて拭いているのですが、50歳を超えた夫が磨いているのを見ると「落ちたらどうしよう」と身が縮む思いです。

ゆくゆくは業者さんに頼むことになるのかも...と思うこの頃です。

曇りガラスやモザイクガラスなどを使っている窓もあるのですが、そこは汚れが目立たず掃除の回数を劇的に減らせています。

光を取り入れたり、解放感をもたらしてくれる窓ですが、建ててからの掃除の手間をしっかりと考慮に入れて設置を検討するといいと思います。


内装の色や素材を検討する

内装材の凸凹にはほこりがつきやすいので、できるだけ凸凹のないものを選んだり、色を配慮することで、掃除の手間をへらすことができます。

壁紙や塗り壁は、きめが細かくツルっとした表面のものは、ざらざらした表面のものよりほこりや汚れがつきにくいです。我が家は塗り壁なのですが、リビングはざらざらした仕上げ、水回りはつるつるした仕上げです。このざらざらにはホコリやすすがつきやすく、年末の大掃除では煤払いが大変です。

水回りのつるつるした壁にはほとんどホコリがつかないので、煤払いをしたことがありません。クロスも同じです。我が家は天井だけクロスなのですが、クロスの重なっている場所や貼りムラのあるところに汚れがたまっています。

水回りにはタイルも貼ってあるのですが、タイルの凸凹に意外にホコリが積もるんです。拭き掃除をちょっと怠ると、ホコリがたまってグレーっぽくなってしまうんです。白いタイルなので目立つんですよね。ちょっとしたことですが気になる箇所です(+_+)

また、床も白っぽい畳などは髪の毛やごみが目立ちますが、木の床だと目立たないんです。(目も悪くはなってるんですが(≧▽≦))白っぽい床だと髪の毛系のごみが目立つし、黒っぽい床だとホコリが目立つので、ちょうど中間食の木の色が目立たないというのが実感です。

もちろん、内装材は家全体の雰囲気を大きく左右するところなので、掃除のしやすさだけで決めることはできないと思いますが、わかった上で選択すれば建てた後でこんなはずじゃなかったと後悔することはないと思います。


手入れしやすい設備を選ぶ

掃除が大変な場所というと、キッチン、お風呂、トイレなどの水回りですよね。そこでどんな設備を選ぶかで掃除のしやすさが大きく変わってくると思います。

最近の設備は優れモノが多く、フチの折り返しがなく汚れがたまりにくかったり、使うたびに洗剤を流して自動洗浄してくれるトイレや、ボタン一つで自動で掃除してくれる浴槽があったりします。キッチンでは掃除が面倒な換気扇選も、今は自動でファンを洗える機種も出て来たりしています。

今は私が家を建てた頃に比べてお手入れが楽になる色んな設備が出ていてうらやましいです。予算に合わせて便利な設備を取り入れたり、汚れがつきにくい設備を選べば、だいぶ掃除を楽にできるのではないでしょうか。

キッチンカウンターや収納スペースも、汚れがふき取りやすく凹凸がすくない素材を選ぶことで掃除の手間を減らすことができます。我が家はキッチンの天板をタイルにしていて、定期的に目地の掃除をしているのですが、これもステンレスや人工大理石にすれば掃除の時間は少なくなるので、デザイン性と掃除の手間をてんびんにかけて素材を選ぶといいと思います。


今回はどういう場所が掃除しにくいのか、どういう間取りや設備を選ぶと掃除しやすい家になるのかについて書きました。

掃除がしやすい家づくりのポイントは

〇適材適所に収納スペースを設ける
〇窓の数や設置場所を検討する
〇内装の色や素材を検討する
〇手入れしやすい設備を選ぶ

の4つです。

無理なくキレイをキープできるマイホームづくりに、今回の記事がお役に立てればとってもうれしいです。

また次回お会いしましょう。

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