土地探しのコツ VOL3

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

土地を探すのには、ちょっとしたコツやポイントがあります。コツやポイントを押さえると、安心してスムーズに土地探しを進めることができます。

コツとポイントを押さえて少しでも条件のよい土地を見つけましょう!

というわけで今回は、理想の家づくりのために欠かせない「土地の探し方」のコツや要点をお伝えする土地探しシリーズの第三弾です。

今日の記事を読むと、同じ立地・広さの土地を安く手に入れる方法や、現地見学のポイントなど、知っているのといないのでは大きな差が出る貴重な情報を知ることができます。

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同じ立地・広さの土地を安く手に入れる方法

同じ立地の造成地などでも見られるように、人気の高い土地は価格も高めに設定されています。一般的には、日当たりが期待できる「南と東が道路に接する角地」の人気が高く、よい土地と言われています。

逆に、同じ立地でも価格が安い土地も稀にあります。キーポイントは、「北側道路」と「変形地」です。

例えば、通行人などの道路からの視線をシャットアウトしたい場合には、「北側道路」がお勧めです。建物の南面に庭を設けることでプライバシーが守られます。

また、変形地の中でも注目したいのが「旗竿地」です。文字のとおり、道路から細い敷地(竿部分)の奥に広がった旗竿形状の土地です。静かな住環境を望むのなら、「旗竿地」も選択肢の一つに考えてはいかがでしょう。竿部分の細長い敷地は容積率にしっかり算入されます。

価格も道路に面している部分が少ないことから、近隣の土地に比べて半値ぐらいで出回ることもあるようです。

現地見学のポイント

時間がないからと、おろそかにできないのが「現地見学」です。地図や公図などの情報ではわかりにくい部分は、必ず現地に足を運んで自分の目で確認をしましょう。

その時大切なことは住宅会社の人と一緒に見に行くこと。あなたにとっては初めての土地探しでも、住宅のプロはそれを日常にしている人達。様々な視点から現地を見てもらい、アドバイスを受けることができます。

もちろん、住宅のプロ同伴であってもチェックポイントはしっかり押さえておきましょう。

チェックしたいポイントは

①傾斜の有無
②傾斜が大きい場合は、のり面(※)
③接道との高低差
④道路との接点と状況
⑤近隣地の状況
⑥周辺環境(公園・学区・食料品店など)
⑦最寄り駅からのアクセス
⑧迷惑施設の有無

などです。

忘れずにチェックしたいのが、⑤近隣地の状況です。広い空地や駐車場などは、将来、大きな建物に変わることもありますので注意が必要です。近隣に住んでいる方に話を聞くなどして、できる限り情報を収集しましょう。
(※)のり面とは、切土や盛土により作られる人工斜面のこと。


現地見学は公共交通機関&徒歩で行こう

いざ、現地見学へ出発~! その前に、現地見学に行くときに気をつけたい点を押さえておきましょう。様々な条件で、見落としがないようにチェックしたいものです。

■公共交通機関を利用する
もしできるのであれば、現地への移動は、公共交通機関を使いましょう。最寄り駅の様子や人の流れも見ることができます。

■最寄り駅から(まで)実際に歩く
実際に現地まで歩くことで、周辺環境を見聞することができます。

■何度も行く
人間の情報をキャッチできる能力は限られています。一度の訪問で得られる情報というのは意外と少ないものです。何度か通うとそのたびに新たな発見や気付きがあるのです。

■昼・夜と時間を変えて行く
昼は閑静な住宅地でも、夜に人が集まる場所があったり、通勤、通学路が意外に暗かったり、違う時間帯に訪問することで見えることが多々あります。

■平日・休日も行く
昼・夜のケースと同じように、平日は閑静でも休日になると人が集まったりすることがやはりあります。どちらも知っておくことで、こんなはずじゃなかったを防げます。

■複数の目で見る
一人の知覚能力には限りがあるので、他の人の力を借りましょう。特にプロの目を借りれば100人力です。

■少し先の将来も重ねて見る
例えば子供。今はよちよち歩きの赤ちゃんでも子供はすぐに大きくなります。小学校に行くようになれば朝夕の交通量が気になりますし、高校生になれば電車通学するかもしれません。

また年をとると坂道や階段が登れなくなったりすることもあります。

将来の状況も見据えることで長く住むことができるようになります。

【持っていくと便利なモノ】

①デジタルカメラ

②歩数計

③チェックシート

これらはどれも持っていくと、あそこどうだったっけ?とか、あ、あれ調べるの忘れた!などを防ぐことができます。


土地探しのポイントいかがだったでしょうか。今回の記事では

同じ立地・広さの土地を安く手に入れる方法
現地見学のポイント
現地見学は公共交通機関&徒歩で行こう!

をお伝えしました。

次回は不動産広告の見方や、時々耳にする定期借地権などについてお伝えしていこうと思います。お楽しみに!

それではまた次回お会いしましょう。

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