玄関屋根の改修工事 前編

こんにちは。タッチハウスブログスタッフ平戸です。

毎日暑いですね。夏は暑さも大変ですが台風も来るし、雷雨など天気の急変も多いですよね。

近年は集中的に雨が降ることも多くなり、風雨の災害がとても増えてきた気がします。

特に築年数を経た家に住んでいる場合は、家の中にいても安全ではない場合があるので十分に注意してくださいね。

現在三島市で改修中のお宅も、築年数が40年を超えているおうちです。何年かに渡る雨水の侵入で屋根が崩れてしまいました。

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玄関屋根の右端が崩れています。グラグラしていつ外れて落ちてもおかしくない、大変危険な状況でした。

この屋根を見た山田代表は「もしかしたら風災で火災保険がおりるかもしれない」と、施主さんに問い合わせをおススメしました。

あんまり知られていませんが、実は家を建てる時に入っている火災保険では風災によって生じる損害を補填してくれます。

風災とは、台風や突風、竜巻、暴風などの強い風による災害のこと。

風災による被害にはこんなものがあります。

「強風で屋根が飛んでしまった」「強風で物置が飛んでしまい、隣の家の塀を壊してしまった」「風で物が飛んできて窓ガラスが割れた」「暴風でベランダが破損した」「屋根瓦が飛んで、そこから入る雨により損害を受けた」「強風で自転車が倒れ破損した」「突風でカーポートの骨組みが傾斜した」

この全てで火災保険がおりるわけではありません。

「火災保険の風災」で補償される損害は、強風や台風など風が原因で発生した場合です。

また、火災保険では、保険の対象を建物のみ、家財のみ、建物と家財の3つの中から選びますが、保険の対象をどのように選択するかによって、風災に遭ったときに補償される損害が異なります。

「建物のみ」の場合、建物本体だけでなく、建物がある敷地内に設置されたものは補償の対象になります。床暖房やトイレ、システムバス、システムキッチンなど、建物と切り離せないものも対象です。

「家財のみ」の場合は敷地内の家財全てが対象です、家の中の家電製品や家具の他、自転車なども補償されます。

建物と家財とした場合は、このどちらも補償されます。

ただ、保険会社によっておりる補償金にはけっこう違いがあるんですよ。

今回は特定の台風や集中豪雨の影響ということが認められず、残念ながら補填を受けることができなかったのですが、台風や集中豪雨、大雪などの後に被害を見つけたら、すぐに連絡すると補填を受けられる場合が多いので、覚えておくといいですよ。

火災保険についてつい熱く語ってしまいました(^^;

でも火災保険は家を持っている方なら誰もが入っていて、少なくない金額を毎年払っていると思います。なので困ったときはどんどん使うといいと思うのです。風災かな?と思ったらぜひ保険会社に連絡してみてくださいね。

後編では屋根の改修工事の様子をお伝えしていきますね。お楽しみに!

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