暑い夏でも快適に過ごせる家づくりのポイント

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

夏本番!毎日本当に暑いですね!昔に比べめちゃめちゃ猛暑日が増えていますよね~。そこで今回はこれから家を購入する方にむけて、「猛暑でも快適に過ごせる家づくりのポイント」を紹介していきます。
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涼しく快適に過ごすための暑さ、湿気対策

日本の夏の特徴は照りつける太陽の暑さに加え、何と言っても湿度が高いこと。この湿気で家にいても「蒸し暑くて居心地が悪い...」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

熱中症も、気温がさほど上がっていなくても湿度が高いと発汗できないのでなりやすいと言われていて、自宅で熱中症で倒れる人も年々増えています。

換気をしっかりできないとカビも発生しやすくなります。

温暖化を念頭におくと、暑さと湿気対策を考えた家づくりが必要になってきますよね。


調質効果のある自然素材を使う

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人の体は汗をかいて、その汗が蒸発する時に体の熱を奪い、体温を下げるというしくみになっています。

でも日本の夏は湿度が高いのが特徴です。湿度が高いということは空気に大量の水蒸気が含まれているということ。汗をかいても蒸発した水蒸気を受け入れる余裕が空気にないのです。

なので、夏涼しい家づくりには調質効果のある自然素材を使うのがおススメなんです。

漆喰や珪藻土(けいそうど)などの左官壁材は、壁や天井に厚く塗ると調湿効果が期待できます。

そして無垢の木には、湿度の高い時には空気中の水分を吸湿し、逆に乾燥しがちな時期は水分を放湿する性質があります。

また多孔質で空気を含み熱を伝えにくいため、床に使うと足元がさらりと心地よく感じられます。

熱を取り入れない工夫

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夏の熱気は窓から入ってくるので、断熱性の高い窓は必須です。ペアガラス、二重窓、断熱ガラスなど、性能をあげることはもちろんですが、日差し
逆に太陽高度が低くなる冬はリビングの床面まで光が導かれるので、1年中心地よく過ごせる設計に。

また、窓の外にすだれやタープなどを設置するのも効果的。室外で熱を遮断できるので室内に入ってくる熱を減らすことができます。

見た目で涼を楽しむ

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家そのものの性能を高めることは前提として、五感でも涼を味わえると夏の暮らしが豊かになります。

耳に涼しい風鈴や庭のつくばいの水音、風に揺れる葉音など、日本人は昔から夏を楽しむしつらえや、四季を味わう感覚を大切にしていました。

庭のつくばいの水音はできないとしても、樹を1本植えるだけでも緑陰が生まれ、葉が風にさざめく様子を見たり、その音を耳にするだけで、涼やかな感覚がもたらされます。


今日は暑い夏でも快適に過ごせる家づくりのポイントについてお伝えしました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

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