節分に恵方参り!神様の応援をゲットしよう!

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

もうすぐ節分ですね。今年2021年はその節分が2月3日ではなく、2日になるという珍しい年。
うるう年のように暦が少しづつずれるのが原因で、今回の節分が2日になったのは、124年前の明治30年なんだとか。

そんな節分、恵方巻を食べるのが最近の流行りですが、恵方参りというのもあるのをご存じでしょうか。
家相や気学では宇宙のエネルギーとつながることができると言われる恵方参り。今回は運気をアップさせるという恵方参りについて調べてみました。

もしあなたが今年は
「運気を上昇させたい」
「チャンスをたくさんいただきたい」
「チャンスに自信を持って乗れるようになりたい」
と思っているなら、今日のブログはお役に立てるかもしれません。

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そもそも昔から日本では「節分」は大切な節目ととらえていますが、それは
なぜなのでしょう?

節分とは、季節の始まりである立春・立夏・立秋・立冬の前日それぞれを指す言葉。
日本には季節が4つあるので、節分は正確に言うと4回あります。。

ではなぜ春だけが「節分」行事として残っているのでしょう?

それは旧暦で立春が「元旦」だったから。立春の前日である「節分」は「大みそか」なんですね。

旧暦とは月の満ち欠けに合わせる太陰暦と言われるもので、一か月が28日サイクルになっています。

28日というのは、女性の月の物や作物の生育のサイクルと同じ。
このサイクルにのると体調もよくなってくると言われています。

そんな自然と一体化できる旧暦の元旦は、自然の一部である人間にとっても大切な日だったというわけです。

その大切な日に行うとよいとされていたのが恵方参りです。
恵方参りとはその年の恵方の方面にある神社にお参りに行くというもの。

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今年の恵方は南南東なのですが、この方向で自宅から750M 以上離れたところにある神社、仏閣(お稲荷さん以外)にお参りに行くのが恵方参りです。
いつでも誰でもできるお参りで、お参りすればするほどチャンスが増えると言われているので、チャンスを増やしてそれに乗り運勢を強めていきましょう。

お参りに行ったら、そこで述べる内容も大事です。

基本的に神社はお願いをするところではないということが大前提です。神様は感謝している人が大好きなので、不平不満を言っている人より、いつも感謝している人のことを大事にするのだそうです。

確かに神様じゃなくても、クレクレ族のそばには寄りたくないし、ギブギブ族の周りには自然に人が集まりますよね。

なので、述べる内容はまず「感謝」です。そして次に述べるのが「決意」です。なったらいいなではなく、これをやると決めて神様の前で宣言します。「叶う」という字は口に十と書きます。口に出すことで目標は達成できるからなんですね。

感謝して、自分でやり切るという覚悟のある人を神様は大好き。だから、恵方参りは神様に自分を好きになってもらうためのパフォーマンスの場所だと言えるでしょう。

神様に好きになってもらえば、運勢はどんどん上昇することまちがいなしです。

ちなみに、恵方の方位に神社仏閣が存在しない、今の住まいから恵方の方向は海になってしまう...という方は、お墓参りをするといいそうです。

お墓参りは「地の徳」(その土地や地域、もっと大きな視野で見れば世界や地球全体に貢献することで積まれていく徳)が積めると言われています。

そして自分が今ここにいることに感謝するために、お墓参りがとても大切な行動なのです。

今回は恵方参りについて書きました。恵方参りは初詣の元になっているとも言われ、日本人にはとても縁の深い行事。
上手に活用して神様に愛されるあなたになってくださいね。

2021年、恵方参りやお墓参りを通じて、あなたの毎日が健やかで幸多き日々になりますように!

それではまた次回お会いしましょう!

メンテナンスを想定した家づくり

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

毎週金曜日は友人と1時間ほどウオーキングをしています。以前住んでいた集合住宅で仲良くなった友人達で、ちょうど同じ頃に家を建てました。

私は建てて13年になるのですが、友人達も14年、15年とほぼ同じ。そのせいかどうかわかりませんが、会うと家の修理やメンテナンスの話で盛り上がります。

偶然、一緒に歩く友達3人とも「家に帰れば~」で有名な某ハウスメーカーで家を建てているのですが、

「戸が閉まらなくなった」
「クロスが剥がれてきた」

などのトラブルがまあまあある様子。

大手ハウスメーカーは高性能と信じて建てた友人たちは、いつも腹立ちがおさまらない様子です。いくら均一化されているとはいえ、施工する技術者の腕によって偏りが出るのは仕方ないのかもしれません。

また、水道などの部品やサッシのゴムの劣化など、消耗品の修理交換の工賃が高いといつもぼやいています。

なんでも水栓もサッシもハウスメーカー仕様になっていて、割高になっているのだとか。

彼女たちの愚痴はまだまだ続きます。

「一生塗りなおさなくていいっていうから、高いタイルの外壁にしたのに、コーキングは劣化しちゃうから15年から20年で交換しなきゃならないっていうんだよ。見積りとったら足場も組んで200万以上するんだって。高くない??

確かに相場と比べると高いですよね。ここもメーカー仕様のせい?

大手ハウスメーカーはデータもあるし、たくさんの人が建てているから安心というのがあります。でも、その安心感はメーカー独自に開発してきた工法や部材のおかげで、そのメンテナンスはまあまあ高いということなんですね。

何でも一長一短があるものだなーと聞いていて思いました。
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家は建てるのがゴールではなくスタート。

住んでからのメンテナンスにどのくらいの費用がかかるのか、世界トップレベルの長寿国の日本ですから、しっかりとリサーチしたほうが、間違いなく建ててからの満足度につながります。

こんなはずじゃなかった...というのが一番残念ですもんね。納得してから建てれば満足感は格段に高まります。

私の場合は、内装は無垢の木や塗り壁など交換などの費用のかからないものを選んだり、メンテナンスについても聞いていたので、今のところ想定内なためか、ほとんど不満はないんですよね。納得感、大事です。

住んでみると、間取りや性能と同じくらい大事なのはメンテナンス!というのを実感します。

ただ、メンテナンス費用は契約時に支払うものではないので、契約を急ぐメーカーは契約前にはあまり詳しくは話してくれないんですよね。だから逆にそれをしっかりと伝えてくれるメーカーは信用できるような気がします。自分の利益(契約を取りたい!)より、住む人の利益(トータルでかかる金額を知って納得してから買いたい)を優先してくれるわけですから。

住宅の真価は住んでから10年経ってから。

10年後、20年後を想定して、メンテナンスの計画を立てて費用も提示してくれるメーカーさんは心強いです。そんなメーカーさんに出会えるように、間取りや素材だけでなく、メンテナンスについても色々勉強しておくのを強くおススメします!

ちなみにざっくりと一戸建てのメンテナンスをご紹介しておきますね。金額は一般的な住宅の大きさで計算された、住宅産業協議会「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド(住まいのメンテナンス)を元にしています。


築後5年~10年

防蟻処理:15~20万円(5~10年ごとに処理を繰り返す)

築後10年~20年

外壁の塗装:60から80万円
シーリングの打ち替え:約5万~20万円
屋根の塗装:約60万~80万円
(足場代:25万~40万)
クロスの張替:2000円/m~
給排水器具交換:約5万~15万円
給湯器交換約30万~70万円

築後20年~30年

外壁の張替:約30万~250万円
屋根の張替:約140万~180万円
トイレ便器交換:約20万~40万円
キッチンの交換:約100万~300万円
ベランダの防水パンの交換:約40~50万円
ベランダの防水シートの交換:約30~70万円

随時点検が必要なのもの

ドアやサッシ、網戸、シャッターなどの部品消耗品の交換:一か所1万円~

このほかに和室のある方は、畳、ふすま、障子の交換などもあります。

参考にさせてもらった、住宅産業協議会「住まいと設備のメンテナンススケジュールガイド(住まいのメンテナンス)のサイトがとてもわかりやすかったので、もっと詳しく知りたい方は訪問してみてくださいね。


今回は住宅のメンテナンスについて、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!


それではまた次回お会いしましょう!

山田代表に聞きました!地震に強い家って?後半

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

前回のブログでは、タッチハウスの山田代表に地震に強い家について質問しました。

前回は地震に強い構造や耐震、制振などについての基礎的なことを聞きましたが、休憩をはさんで後半の今回は、実際にこれから建てるならどんな構造がいいのか、リフォームで強化することができるのかを聞いてみたいと思います。

実際に現場で35年家を作り続けている山田代表の、現場のリアルな話を聞き出していきたいと思いますのでよかったら最後までお付き合いくださいね!

前回のブログを読んでいない方はわかりにくい話になると思いますので、前回のブログ「山田代表に聞きました!地震に強い家って?前半」を読んでから後半に入るのをおススメします。

山田代表に聞きました!地震に強い家って?前半

というわけで後半戦です!

平戸「前回は頑丈に固めるだけの構造では昨今の巨大地震では倒壊してしまうことがあり、「制振」という考えが広まってきているという話を聞きましたよね。
制振ダンパーという装置を構造体に組み込むことで巨大地震に耐えられる家になるということでしたが、その制振ダンパーとはどういうものなんですか?」

山田「制振ダンパーとはこういうものです。

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制振システムは躯体の変形量を抑えるのが特徴で、免震のように地震の揺れ自体を軽減するものではありません。
地震が発生すると免振装置の下図の部分が滑り出し、素早く大きなエネルギーを吸収できます。

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従来の耐震構造だと、筋交いなどの耐力壁で地震の揺れに対して力で対抗するので、一度目の強い揺れで破損個所が出来、繰り返しの地震に対して揺れ幅が大きくなっていきます。(下図参照)

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そこにこの制振ダンパーをプラスすると、下図のように地震の揺れを吸収し建物の損傷を抑えることができるのです。」

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平戸「スゴイ!制振ダンパーを加えるだけで揺れ方が全然違いますね。うちにもつけたかったなあ...。」

山田「ただ、制振ダンパーはそれをつけただけでは意味がないんです。
制震装置は各社から出ていますが、建物の耐震性能が有って初めて効果を発揮できます。

耐震プラス制震で、耐震が先なんです。

しっかりとした構造設計と工事管理ができることが必須条件なんです」

平戸「やっぱり構造ありきなんですね。どんな構造が地震に強いんですか?」

山田「地震に強い構造とは、まず第一に家の形が正方形や長方形のシンプルなことです。四角い家は、建物に生じた揺れの力を、6つの面が一体となって耐えるように働きます。

L字型などの変わった形の家は、特に揺れ幅が違いうので曲がった境目部分にエネルギーが集中してしまうので損傷しやすくなります。

また、建築工法の観点からいうと、木造と鉄筋コンクリート造、鉄骨造はどれも一長一短あり、どれが一番地震に強いとは一概にいえません。

工法に関わらず次のようなポイントが押さえられていることが重要です。

● 耐震力が適切な量とバランスで配置されている
● 基礎がしっかりしている
● 結合部分がしっかり接合されている

このようなポイントをしっかりクリアしたうえで、制振ダンパーをプラスしていけば非常に安心できる建物になります」

平戸「なるほど~。制振ダンパーとこのポイントを押さえれば、耐震等級3はクリアできるってことですね!でも高くなりそうです(^^;」

山田「もちろん高くなります(^^;ただ、最近は規格住宅というものがあるんです。間取りや仕様を規格化してあり、その中のいくつかのパターンの中から選択するというものです。

この規格住宅だと、部材を規格化することで大量に発注できるため、仕入れ値を抑えることができるので、注文住宅より大幅に予算を抑えることができるんです」

平戸「耐震等級3の規格住宅があるんですか?」

山田「ありますよ。タッチハウスで今度発表する規格住宅は耐震等級3です。探せば他にもあると思いますよ。ぜひ色々と見比べてみてください」

平戸「そうなんですね!新商品発表会があると書いておきながら、内容を把握してなかったです(^^;チラシできたようですね。こちらです⇓」

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山田「ちなみに、制振ダンパーはリフォームでつけることもできます。耐震が気になる人は取扱店に相談してみてください。もちろんタッチハウスでも施工できますよ。」

平戸「ほんとですか?うれしい!!」

話を聞き、巨大地震が来ても安心な建物が、今は手に届く価格になっているんだと感動しました。自分が家を建てた13年前は、こういう情報に触れなかったので、これから建てる人がうらやましいです。

安心と価格はトレードオフ。こういうことを知った上で、安心をとるのか、設備をとるのか、空間の広さをとるのか、自分にとって何が必要かを、信頼できる施工会社に相談に乗ってもらいながら見極めてくださいね。

今回は前・後編に分けて地震に強い家について、山田代表に聞きました。安心な住宅を建てたいと思っているあなたのお役に立てたら、とっても嬉しいです。

ご質問などありましたら何でもお答えしますので、ぜひコメントくださいね!感想などいただけたら、小躍りして喜びます!

山田代表に聞きました!地震に強い家って?前半

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

お正月はいかがお過ごしでしたか?家を建てようと考えている方は、お休みの間に住宅展示場などに行く機会もあったのではないでしょうか。

私も家を建てる前は住宅展示場巡りが週末の楽しみになっていました。
間取りや材質などを実際に見ることができるので、自分の家のイメージをふくらませるのにすっごく役にたつんですよね。

私のような建築の素人でも、展示場などに行けば見た目のイメージは割としやすいのですが、構造などの見えない部分はイメージが難しいものです。

間取りや内装は、生活しやすさを左右する大事な要素ですが、構造は地震や火災があった時に生き残れるか、家が崩壊してしまわないか、生死にかかわる最も重要な部分なんですよね。

でも、その部分が私たち素人にはわかりにくい...(^^;

特に静岡県は巨大地震が来る可能性が高いと言われている地域です。

実は2011年の宮城県沖地震の際、私の住む富士宮でも震度6強の地震があったんです。
家を建てて2~3年目だった我が家もすごく揺れて本当に怖かった...。
幸い住むのに支障をきたすほどの被害はなかったのですが、あれ以上の地震が来たら...と思うと怖いですね。

これから家を建てようと考えているなら、やっぱり大地震がきても安心な家を建てたいですよね。
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そこで今回は、修業時代を含めて35年以上の大工の経験をもつ建築のプロ、タッチハウスの山田代表に、地震に強い住宅について聞いてみました。

前半では地震に強い構造や耐震、制振などについての基礎知識を、そして後半では実際にこれから建てるならどんな構造がいいのか、リフォームで強化することができるのかなどを聞いてみました。

平戸「住宅展示場に行くとどの会社も地震に強いと言うんですが、そもそも地震に強い家ってどういうものなんですか?」

山田「そうですよね、一般の方にはわかりにくいですよね。それではまず基本的なことからお話していきますね。」

平戸「ハイ(^^♪お願いします」

山田「まずは住宅はどうして倒壊してしまうかというと、地震で大きな力が加わると、大きく変形してしまい、その時に柱と梁や土台が組んである部分が外れたり折れたりするからなんです。

直下型の地震では、縦方向の揺れによって柱が土台から抜けてしまうといったこともあります。

そのため、強度を上げるために筋交いや耐震金物、構造用合板で強化するのですが、この壁が少なかったり配置のバランスが悪いと、
揺れの共鳴が起こり変形が大きくなる箇所が出来、柱や梁がこわれやすくなってしまうんです」

平戸「ふんふん、それはイメージできます」

山田「この耐力壁の量やバランスを取るように、建築基準法では基準を定めているのですが、それはその基準を満たしていなければ危険という最低のライン。
そこからどれだけ耐震性が優れているのか数値にして表示したのが「耐震等級」という指標なんです。数値で見られるので施主さんにもわかりやすいと思います」

平戸「そんなものがあったんですね。何にも知らずに建ててしまっていました。」

山田「そうなんです。2000年に施行されていますので、平戸さんが建てた時にもあったと思いますよ(笑)等級1が建築基準法の耐震性能を満たす水準で、震度6強の地震が1回来ても倒壊しにくい耐震性能。
等級3まで3段階に分けられています。

等級2は1の1.25倍、3は1の1.5倍の強さがあると定義されています。等級が上がるほど柱や梁が太くなり、窓などの開口部は狭くなります」

平戸「壁や柱が太くて多いほど強いんですね」

山田「理論上はそうなりますね。等級1は震度6強から7程度の地震で倒壊や崩壊しないというレベルの建物なので、倒壊はしないけれども損傷を受ける可能性はあるという意味でもあります。

命は助かるけれど避難所暮らしになったり、建て替えが必要になる可能性があるということです」

平戸「なるほど~、そういうことなんですね。命が助かることがもちろん大事だけど、被災後の生活もめっちゃ重要です」

山田「長期優良住宅では、耐震等級2以上が認定条件とされていて、避難所に指定される公共施設は等級2以上でないとならないと定められているんですよ」

平戸「じゃあ3になるともっと強いってことですか?」

山田「3の建物になると、一度大きな地震の力が加わってもダメージが少ないので、多少の修復で住み続けることができ、大きな余震が来ても耐えられるんです。

余震の方が大きかったと言われる熊本地震では、一度目は耐えたけど二度目の余震で倒壊した建物が多かった中、等級3の建物は大丈夫だったんですよ」

平戸「それ!すごくわかります。震度6強の地震の時、余震が大した事なかったのでよかったんですが、また来たらと耐えられるのかなとものすごく不安でした」

山田「そんな不安を持たなくても済むよう、これから家を建てるなら等級2か3の家を建てるのがいいと思います。倒壊はしなくても半壊して建て直しとなれば、その後の人生設計に大きく差が出てきますから。

まして震度6強以上の地震が10年に1回の頻度で発生している最近です。震度6強以上の地震には対応できない等級1では命の保証もできません」

平戸「本当にそうですね。首都圏、東海地方で大地震が起こる確率は70%と言われ始めて、もうずいぶん経ってる...。明日起こっても全く不思議じゃないんですよね。」

山田「実は、近年日本列島を襲う大地震では、耐震等級2の建物も崩壊してしまったという例もあるんです。従来の頑丈な作りだけでは大地震の衝撃を受け止められないということがわかってきたんです」

平戸「うわー、それだけ地震が巨大化してるってことなのかなあ。何かいい方法があるんですか?」

山田「今は「耐震」だけでなく「制振」という考えが広まってきています。

頑丈な建物を作るという「耐震」では、大きな地震の力を受けると強い衝撃が生まれ、構造体が損傷してしまいます。

「制振」というのは、建物が揺れた際に、揺れ続けたり、変形・損傷したりしないように、構造に組み込んだダンパーと呼ばれる装置が変形することによってエネルギーを吸収し、揺れを抑えるものです。自動車などに用いられるサスペンションのようなイメージです」

平戸「それを構造体に組み込むことで、より地震に強い家ができるんですね。なんか希望が見えてきました!

ここまで地震に強い家の基礎知識を聞いてきましたが、長くなりそうなので休憩入れましょう。後半では制振ダンパーについてもっと詳しく聞かせてください!」


というわけで後半もぜひお楽しみに!

家を建てるタイミング

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

新年あけましておめでとうございます。

寒波が来ているそうですね。いつも天気が良くぽかぽかな静岡もとても寒い冬らしいお正月を迎えています。
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コロナの影響で、親戚の集まりも初詣も初売りも自粛ムードのお正月ですが、いかがお過ごしでしょうか。

こんなに家での暮らしが重要になることって今までなかったですよね。旅行や買い物、外食、遊びなどに忙しかった人も、家での暮らしに目を向けるようになってきたのかもしれません。
家族と一緒に過ごす時間が増え、新たに家を建てる人はかえって増加傾向にあるそうです。

家を建てるタイミングというのは本当に人それぞれですが、従来は結婚、出産、子供の進学、子供の独立などを節目に建てる人が多かったのです。

結婚し独立するにあたって賃貸に住まずに家を建てて新居にするパターン。

出産時は、子供を育てるスペースが必要だったり、子供のたてる声や音が近所迷惑になるなど、子供がのびのび生活できる住宅が必要なタイミングです。

子供が小学校などに上がる時も、住宅を建てるタイミングですね。
特に小学校は6年間と期間が長く、途中で引っ越すと転校などの心配が出てくるのでその前に建てようと考える人が多いです。

私も長子が小学校に上がるタイミングで引っ越しをしました。仕事場に近くて通いやすい小学校の学区で土地を探して建てたものです。

子供が独立して夫婦2人になり、移動の楽な平屋でコンパクトに住みたいと小さい家を建てる人もいます。誰も住まない部屋を管理するのも大変ということで...。

従来のこのようなパターンも、コロナで状況は変わりつつあるのかもしれません。

職場も学校もリモートで行われるようになり、人が集まる場所へのリスクが高まる中で、上記のようなタイミングではなくても、家族が毎日を過ごす場所をもっと快適にしたいと積極的に動く人が増えているのでしょう。

狭い賃貸住宅で、親はリモートワーク、子供たちもどこへも遊びに行けないというのは息がつまってしまいますもんね。

国土交通省の調査によると、地価の全国平均価格は昨年比で0.3%下落しました。
そして住宅ローンが今は低金利なので、一時的に住宅価格が下がっている現在は「買い時」といえるそう。

そんな情勢も追い風に、従来の建て時にとらわれず、建てたいと思う気持ちがあればそれを大切にしてはいかがでしょうか。

同じ調査で、はじめて分譲戸建て住宅を購入する人の平均年齢は37.7歳。購入するときの年齢が若ければ、比較的若いうちに住宅ローンの支払いを始められるので、定年頃には支払いが完了しているというメリットがあります。

ただ、転職や転勤のリスクもあるのですが...。まあ、それを考え始めると何もできないですね(^^;

土地を探して家を建てるまでには意外と時間がかかります。注文住宅で建てた私の場合は1年半ほどかかりました。

そんなに待てない!という方におススメなのが注文住宅ではなく規格住宅というものです。

規格住宅というのは、部材や間取りがある程度決まっているので打合せ回数がぐっと減り、工期も短縮できるのです。商品によって特徴が違い、高気密高断熱に力を入れていたり、自然素材が標準になっていたり、耐震に力を入れていたりと色んなタイプの規格住宅が
あるのです。大量発注のため金額も手ごろです。

ちなみに、タッチハウスにも色んなタイプの規格住宅がありますので、ぜひご相談くださいね!

また1月中旬には新商品の発表会も三島で行う予定です。詳細が決まりましたらまたこちらにアップしますね。

思い立ったが吉日という言葉もあるように、心が動いたらすぐに行動に移すことでいい出会いやチャンスがやってくるものです。
新たな年の始まりと同時に家づくりのスタートを切ってみてはいかがでしょうか?

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
本年も、住宅を建てるあなたのお手伝いができるような記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いします。

建ててみて思う工務店のメリット・デメリット

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。

家を建てようと思ったときに、どんな住宅会社で建てるかはけっこう大きな問題ですよね。

テレビでよく見聞きするような大手ハウスメーカー、地域密着型の工務店...。
私も夫と一緒にずいぶん悩みましたが、最終的には、自然住宅を得意とした地域密着型の工務店で建てました。
もちろんハウスメーカー・工務店とひとくくりにはできないし、個々の会社によって違いはあると思いますが、一つの体験談として参考になればと、
今回は、工務店で家を建ててみて感じたメリット・デメリットをお伝えしようと思います。

我が家は家づくりの一歩としてハウスメーカーのモデルハウス巡りから始めたのですが、大手のハウスメーカーは自由設計と言いながら、
使う部材がある程度規格があって制約が多く、意外と好きなように建てられないのでした。
私が家を建てた13年前は無垢の木やぬりかべを規格内にしている大手はなかったので、自然に大手以外の住宅会社を選びました。

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建ててみて思う工務店のメリット・デメリット


メリット

☆カスタマイズできる

個人の要望に柔軟に対応してくれるのが工務店の良さです。大手メーカーは多くの人が満足する最大公約数的な家を得意としていますが、工務店は個人の好みに応じたエッジの効いた家づくりが得意な所が多いです。
私たちは無垢の床板・塗り壁・建具・作り付けの家具...などわりと明確なイメージがあり、それを実現してくれたのは工務店でした。

☆価格が安い

工務店は大手ハウスメーカーより安いというのが実感です。合板やビニールクロスより高価なはずの自然素材をほぼ使って建ててもほとんど変わらないか、少し安いという見積りでした。直接地元の職人を組織できたり、テレビコマーシャルなどの宣伝費をあまりかけていないことがその理由のようです。

☆地元密着なので地域に合わせた仕様を熟知している。

家を建てる環境はとても大事で、風が強いのか、湿気は多いのか、その土地によって全然違います。我が家は静岡にあるのですが、設計者は夏と冬の日照時間、太陽の角度、風向き、などを設計に生かし、夏涼しく冬暖かい家を建ててくれました。


デメリット

☆自分の要望をかなえてくれる工務店を自分で探して選ばなければならない施工された家をみせてもらったりして、自分のイメージ通りの家を建ててくれそうかどうか選ぶので、たくさんの工務店の現場を見て歩きました。まあそれも楽しかったですが(^^♪

☆倒産のリスクが大手より高い

今は大手でもどうなるかわからない時代とはいえ、やはりリスクが高いのは確かで、実際、うちを建てた工務店も10年後に倒産してしまいました。工務店といえば地元密着なので、ちょっとしたトラブルにも対処してもらえるのが魅力でしたので、来てもらえなくなってしまったのは残念でした。


とはいえ、工務店は地元にいくつもあるのでちょっとしたトラブルを見てくれる所には困っていません。
ただ建ててる最中に倒産してしまうのは困りますよね。そんな心配のために、万が一、契約した会社が倒産しても、保証会社が工事を引き継ぐ建築会社を紹介し完成をサポートしてくれる「住宅完成保証制度」というものがあります。

支払った金額分よりも工事が進んでいない場合でも、一定の過払金や追加工事金が保証されるため、施主はより安心して住宅を建てることができるというものです。

私たちはこれを利用して、建てている最中の万が一には備えられたので安心でした。

☆最新技術や省エネ効率は大手メーカーの方が勝っている

大手のように潤沢な資本があるわけではないので、最新技術を開発しているところはほとんどないと思います。

以上が私が家を建ててみて思う工務店のメリット・デメリットでした。

実は家を建てる時に工務店を利用する人は、全体の7割にも上るそうです。実際に私も探すのは難しかったけど、私たちの希望を叶えてくれる工務店で家を建てて満足しています。会社は倒産はしてしまったけれど、家が建ってしまえば面倒を見てくれる大工さんはたくさんいるのでそれほど困っていないですしね。

満足できる家を建てるにはまずは自分たちがどんな家に住みたいのか、具体的にイメージしてみてくださいね。

家族でも話し合い、予算、間取り、欲しい設備などゆずれないポイントをはっきりさせてから、モデルハウスや住宅展示場で情報収集すると、自分たちの希望を叶えてくれるメーカーや工務店がみつかりやすくなると思います。

今回は建ててみて思う工務店のメリット・デメリットについて、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

窓を生かしたお部屋が広く感じる間取り計画

こんにちは、タッチハウス広報の平戸です。

自然住宅を建てようと思っているあなたは、家と外とがゆるく自然とつながるような開放的な間取りを考えたことがあるのではないでしょうか。

家の中と外が自然とつながるというと、縁側やウッドデッキ、そして大きな窓などがありますよね。

特に大きな掃き出し窓は太陽の光をたっぷり取り入れることができ、庭の自然も近く感じられるので、リビングやダイニングに掃き出し窓をつけたいと考える方は多いのではないでしょうか。

でも、大きな窓は寒いんじゃない?掃除はどうなんだろう...?実際の使い心地が気になりますよね。

そこで今回は、リビングの南面に大きな掃き出し窓を設置して13年住んでみた経験から、大きな窓ガラスの良かった点、イマイチだったなと感じる点をお伝えしたいと思います。

リビングの大きな掃き出し窓 良かった点

我が家ではリビング・ダイニングの南側に約2.6mの掃き出し窓を2枚つなげ、合計5.2mの開口部にしています。
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明るく、夏涼しく、冬暖かい

やはり何といっても日差しが入って明るいのがいいですね。曇りの日でも日中リビング・ダイニングの電気をつけることはほぼありません。日差しが入るので冬はとても暖かいです。

ガラス窓は真南に向いているため、夏は太陽の位置が高いのであまり日差しが入ってこないので暑くなりません。こんな風に夏涼しく冬暖かくなるよう光の入り方や風の通り道を設計するのも自然住宅ならではですよね。

「自然住宅建てます」という住宅会社はたくさんありますが、無垢の床板にして塗り壁にするだけという会社も多くあります。でも日本の風土にあった設計にしていないと、せっかくの自然素材もかびてしまったり呼吸ができなくなったりということになりかねません。太陽の光や風を取り入れるのを設計の基本にしているのか、それとも暑さ寒さは冷暖房機器でしのぐように設計しているのかは住宅会社の営業さんや建築士さんとやり取りしていくうちに自然にわかってくると思います。

解放感がある

壁に囲まれてるという感じがなく部屋がとても広く見えます。ガラス越しに見えるウッドデッキもリビングの一部のように目が錯覚するようで、8畳ほどの我が家のリビングですがそれ以上に大きく感じます。

庭の植栽や借景を楽しめる

我が家の場合は窓の外にウッドデッキを設け、その先にほんの少し木を植えています。庭自体は猫の額ほどですが、大きな窓なのでお隣の公園の緑も目に入ってきます。自然との一体感を感じられるような眺めになっています。

一番いる時間が長いリビング・ダイニングの窓から見えるものは結構重要です。どんな景色を見て過ごしたいのか、周囲の景観をどのように取り込みたいのか、施主の考えを引き出して形にするのも建築会社の力量だと思います。住んでからのことをイメージして設計している会社は、きっとあなたの想いを形にしてくれると思います。


リビングの大きな掃き出し窓 イマイチだった点

熱が出て行きやすい

冬は部屋の中まで日差しが入って暖かくなりますが、その熱が出ていくのも窓からです。日が沈むと同時にすぐに逃げていっちゃいます。

シャッターがあればその熱を逃がさないで済んだのかもしれませんが、我が家はシャッターはなくカーテンだけなので、やはり寒い夜は熱がどんどん逃げてしまい冷え込んでしまいます。

設計の段階で寒いだろうとは想像はしていたのですが、予算的な問題と、ズボラな自分は毎日シャッターを開け閉めできないような気がしてシャッターをつけませんでした。後からこんなはずじゃなかったとならないように、大きな窓をつける場合は施工会社さんとじっくり相談した方がいいと思います。


磨くのが大変

大きな窓だけに磨くとなると結構な時間がかかります。

特に湿気の多い時期6月から8月位にかけては窓が汚れやすく、1週間で「もうこんなに汚れちゃったの?」と思う事も。まあ、こまめに拭いているときは汚れも落ちやすいので30分ほどでできるんですが...。乾燥してくる冬場はあまり汚れが目立たない時期です。2~3か月掃除をしなくていいことも。ただ汚れが蓄積するせいか落ちにくくなっちゃいます。


外からの視線が気になる

せっかくの大開口もいつもカーテンを閉めっぱなしではあまり意味がありません。でもカーテンを開けているなら、視線を遮るものがないと外から丸見えになってしまいます。

我が家の場合は目の前が公園になっているため丸見え注意です。公園からの視線を遮る植栽やフェンスなどで、目線を遮るようにしています。

重い

窓が1間半と大き目なため、窓自体が重く、開け閉めが地味にストレスです。ハンドルのついていないタイプの窓なので余計そう感じるのかもしれません。開け閉めしやすいハンドル付きのタイプや軽量のタイプがあったら、そちらにすればよかったと思っています。

テレビを置く場所がない

ソファーに座って正面の場所が窓なのでテレビを置く場所がありません。テレビを置くためにはテレビ台も必要ですよね?もちろんそれも置けません。家具や家電を購入する段階になって大分困ってしまいました。

それで8畳の小さいリビングなのにプロジェクターで映すホームシアターシステムを導入しました。見たい時だけスクリーンを下ろして見ればいいので、テレビを置く場所がいらないからです。

ただ、明るい時間はきれいに見れないし、システムを起動させるのがまあまあめんどくさいので見る時間はとても少ないです。子供が小さい頃はあまりテレビ漬けにしたくなかったのでそれで良かったのですが、まあまあ不便なこともあります(^^;今は小さい卓上のテレビも導入して、それでニュースなどは見ています。

テレビの置き場所はしっかり考えておいた方が良いと思います。

以上が私が感じるリビングの大きな掃き出し窓の良かった点、イマイチだった点です。デメリットの方が多くあがっちゃいましたが、もしもう一度家を建てるとして、窓の大きさをどうするかと考えると...個人的にはやっぱり大きい窓をつけるような気がします。この内と外が繋がっているような解放感はデメリットがあっても捨てがたいな...と。

ただ今はいいけど、もう少し年をとって窓ガラスも拭けなくなってきたら困るなあっていうのは思いますね。自動窓ガラス拭きマシーンができればいいなあ。


今回はリビングの大きな掃き出し窓について、私の超個人的な感想をお話しました。窓ガラスの配置や大きさを考える時に少しでも参考になればと思います。経験の豊富な建築士さんに、窓の向きや大きさ、使いやすいサッシなどじっくり相談してみてくださいね。

ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

木製建具ってどうなの?

こんにちは、タッチハウス広報の平戸です。

自然素材で家を建てたいと検討しているあなたは、無垢の床や塗り壁などに加えて、木の建具なども検討しているのではないでしょうか。

木製ドア、質感が上質でステキですよね。

でも木の建具って立て付けが悪くなるとか歪んでくるとか、よく聞きませんか?
使ったらどんなふうになっていくのか?反ったり、凹んだり、汚れたり・・・色んな事が気になって迷っている方も多いのでは?と思います。
我が家でも、家を建てる時にどんな建具にするか随分悩みましたから...。

そこで今回は、家のドアや収納の建具も無垢ではありませんが木製で作った我が家の、ありのままの13年後の様子をお伝えしようと思います。


我が家は、以前「木製玄関ドアのメリット・デメリット」という記事でも紹介したように、玄関が木製のドアです。
無垢の一枚板というわけではなく、何枚かの板を張り合わせた扉になっています。

室内の部屋の入り口は木製の引き戸、収納は木製の観音開きの扉で、ほとんどがシナ合板という合板で作ってあります。
シナ合板というのは、シナノキ(榀の木)を薄く切った板を表面に貼った木質ボードのことで、シナベニアとも呼ばれます。

まずは
玄関扉

IMG_6149.jpg

以前も書きましたが、木は膨張したり乾燥したりするので、膨張時は扉が閉まりにくかったり、鍵もかけにくい時期があります。
主に梅雨から夏にかけての湿気の多い時期は閉まりにくいです。
とびらの自重で閉まらないので、10分ほどたってから「バタン」と音がして何かと思うと玄関扉が閉まった音だった...ということがよくあります。

室外と室内の温度・湿度が違うのでとてもハードな環境にあるのが玄関扉。しかもピッタリ合わなければ鍵ができないのですから、このくらいで済んでいるのは、収縮率など相当緻密な計算されているのだと思います。
作ってもらうなら、経験豊富な建具屋さんを抱える施工会社でないとですね。
木製ドアは木の狂いなどが計算され、かつオシャレな既製品もあるので、その方が安くて安心かもしれません。

木製ドアのリスクを知り尽くした施工会社さんなら、そういった既製品の木製ドアのこともよく知っているはずなので、
それを尋ねてみるのも、施工会社がしっかりメンテナンスできるかどうかを見極める一つの指針になるかもしれません。

我が家でも、最初の住んで間もなくの頃はドアが壊れちゃった??と心配になり施工会社に見てもらうことがよくありました。
蝶番の具合などを調整してもらったりして良くなったり、こういうものなんだよと木の性質を教えていただいて安心できました。
ドアなどの精密さが求められる建具は、メンテナンスができるという安心感は必須だと思います。


部屋の入り口の戸

我が家の場合ほとんどがシナ合板の引き戸です。

IMG_7348.jpg

引き戸というのは戸袋に余裕があるせいか、合板なので動きが少ないせいか今のところ不都合はありません。

たて付けではありませんが、引き戸の手をかけるところが汚れやすいのが難点ですね。
ちなみに水しぶきもかかると茶色いシミになってしまうので、水回り付近はけっこうぽたぽたとシミがついてしまいます。

ただどちらも水拭きすると取れるので、気付いた時にサッと拭けば大丈夫です。


収納スペースの観音開きの扉

ここもシナ合板です。
IMG_7349.jpg

じつは観音開きにはかなり悩まされました。

扉がずれてきて閉まらなくなる場所が一か所あり、施工会社にも相談して何度か来てもらい蝶番を調節してもらっても、しばらくするとまた閉まらなくなる...の繰り返しでした。
でも何度か見てもらううちに、蝶番のくせみたいなものがわかってきて、わざわざきてもらわなくても自分でも調節できるようになりました。

家の小さな不具合は、慣れると自分でメンテナンスできるようになるのも自然素材の家の特徴かもしれません。
木工ですからね。DIYのようなものです。それでも最初はよくわからないので、やはりメンテナンスしてもらえる施工会社だと安心です。


木製建具 我が家の場合

玄関扉は季節によって閉まりにくくなる

室内の引き戸はたて付けは良いが、手をかける部分が汚れが目立つ

室内の観音扉は場所によって閉まらない

とオールオッケーとはいかない状況です。
こういった不具合というのは自然素材の家にはつきものですので、それを知った上で自然素材の家を建てるのかそれとも狂いのない合板やびにーるッチハウス広報の平戸です。

自然素材で家を建てたいと検討しているあなたは、無垢の床や塗り壁などに加えて、木の建具なども検討しているのではないでしょうか。

木製ドア、質感が上質でステキですよね。

でも木の建具って立て付けが悪くなるとか歪んでくるとか、よく聞きませんか?
使ったらどんなふうになっていくのか?反ったり、凹んだり、汚れたり・・・色んな事が気になって迷っている方も多いのでは?と思います。
我が家でも、家を建てる時にどんな建具にするか随分悩みましたから...。

そこで今回は、家のドアや収納の建具も無垢ではありませんが木製で作った我が家の、ありのままの13年後の様子をお伝えしようと思います。


我が家は、以前「木製玄関ドアのメリット・デメリット」という記事でも紹介したように、玄関が木製のドアです。
無垢の一枚板というわけではなく、何枚かの板を張り合わせた扉になっています。

室内の部屋の入り口は木製の引き戸、収納は木製の観音開きの扉で、ほとんどがシナ合板という合板で作ってあります。
シナ合板というのは、シナノキ(榀の木)を薄く切った板を表面に貼った木質ボードのことで、シナベニアとも呼ばれます。

まずは
玄関扉

IMG_6149.jpg

以前も書きましたが、木は膨張したり乾燥したりするので、膨張時は扉が閉まりにくかったり、鍵もかけにくい時期があります。
主に梅雨から夏にかけての湿気の多い時期は閉まりにくいです。
とびらの自重で閉まらないので、10分ほどたってから「バタン」と音がして何かと思うと玄関扉が閉まった音だった...ということがよくあります。

室外と室内の温度・湿度が違うのでとてもハードな環境にあるのが玄関扉。しかもピッタリ合わなければ鍵ができないのですから、このくらいで済んでいるのは、収縮率など相当緻密な計算されているのだと思います。
作ってもらうなら、経験豊富な建具屋さんを抱える施工会社でないとですね。
木製ドアは木の狂いなどが計算され、かつオシャレな既製品もあるので、その方が安くて安心かもしれません。

木製ドアのリスクを知り尽くした施工会社さんなら、そういった既製品の木製ドアのこともよく知っているはずなので、それを尋ねてみるのも、施工会社がしっかりメンテナンスできるかどうかを見極める一つの指針になるかもしれません。

我が家でも、最初の住んで間もなくの頃はドアが壊れちゃった??と心配になり施工会社に見てもらうことがよくありました。
蝶番の具合などを調整してもらったりして良くなったり、こういうものなんだよと木の性質を教えていただいて安心できました。
ドアなどの精密さが求められる建具は、メンテナンスができるという安心感は必須だと思います。


部屋の入り口の戸

我が家の場合ほとんどがシナ合板の引き戸です。

IMG_7348.jpg

引き戸というのは戸袋に余裕があるせいか、合板なので動きが少ないせいか今のところ不都合はありません。

たて付けではありませんが、引き戸の手をかけるところが汚れやすいのが難点ですね。
ちなみに水しぶきもかかると茶色いシミになってしまうので、水回り付近はけっこうぽたぽたとシミがついてしまいます。

ただどちらも水拭きすると取れるので、気付いた時にサッと拭けば大丈夫です。


収納スペースの観音開きの扉

ここもシナ合板です。
IMG_7349.jpg

じつは観音開きにはかなり悩まされました。

扉がずれてきて閉まらなくなる場所が一か所あり、施工会社にも相談して何度か来てもらい蝶番を調節してもらっても、しばらくするとまた閉まらなくなる...の繰り返しでした。
でも何度か見てもらううちに、蝶番のくせみたいなものがわかってきて、わざわざきてもらわなくても自分でも調節できるようになりました。

家の小さな不具合は、慣れると自分でメンテナンスできるようになるのも自然素材の家の特徴かもしれません。
木工ですからね。DIYのようなものです。それでも最初はよくわからないので、やはりメンテナンスしてもらえる施工会社だと安心です。


木製建具 我が家の場合

玄関扉は季節によって閉まりにくくなる

室内の引き戸はたて付けは良いが、手をかける部分が汚れが目立つ

室内の観音扉は場所によって閉まらない

我が家の場合はこのようにオールオッケーとはいかない状況です。
こういった不具合というのは自然素材の家にはつきものなのかなと思います。それを知った上で自然素材の家を建てるのかそれとも狂いのない合板やビニールクロスの家を建てるのかを選択するのがいいと思います。
建ててみてからこんなはずじゃなかった・・・というのが一番残念ですからね。

ちなみに私は、こういう様々な不具合があっても、やはり自然素材の家にしかない空気感や質感は代えがたいという思いに変わりはありません(^^)


今回は木製建具について、私の超個人的な感想をお話しました。

ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

自然素材の家の大掃除 

こんにちは。タッチハウス広報の平戸です。今日からいよいよ師走。気が重いですが大掃除の季節ですね。

自然素材で家を建てたいと思っているあなたは、自然住宅の年末大掃除のことが気になるのではないでしょうか。

いくら調湿性に優れ快適に過ごせても、汚れがひどくて掃除が大変なのでは導入をためらってしまいますよね。

そこで今回は、13年自然住宅に住み日々家事をしてきた主婦としての経験から、実際に自然素材はどんな風に汚れて、
年末にはどんなお掃除をしているのかを紹介したいと思います。

自然素材の家で特に大きな面積を占めるのが塗り壁と無垢の床板。それぞれどんな大掃除をしているかというと...。

塗り壁

我が家の壁は、珪藻土とホタテ漆喰。

珪藻土はフラットな感じに塗ってあり
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ホタテの方は表面がゴツゴツしています。
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大掃除といえば煤払いですが、この表面の仕上げで煤のつき方がけっこう違うんです。
珪藻土はフラットなせいかほとんどつかず、ホタテの方は天井に近い部分に煤が目立つんです。

なので、大掃除では主にホタテ壁の方を重点的に掃除します。やり方は、掃除機の先端にブラシのノズルをつけて煤のある場所を掃除機をかけます。
高い所なのでちょっと大変ですが、夫がノズル持ち私が掃除機を持って後を追いかけるようにしてコツコツかけています。

吹き抜けの部分はさすがに届かないので、はしごをかけて高い場所まで登り、ほうきに濡れたふきんを巻いたものでなぞるようにして拭きとります。

よくある埃とりのモップは繊維がゴツゴツに引っかかって役に立たないのです。ゴツゴツのない珪藻土の方はコチラで大丈夫なんですが...。

台所付近の壁は、気付かずに食材や調味料が飛んでしまっていたりしてシミがついていることがあります。年末には一応そんなシミもチェックしています。

シミがついている時は水で濡らした白いぞうきん(汚れていると汚れがついてしまうのできれいなもの)でシミの部分を叩いて水を浸透させ、それからごしごし拭きます。

ぞうきんはあまり絞らずに、びしょびしょの状態で使うのがポイント。雑巾で落ちなければ古歯ブラシでこすります。

それでも取れない場合、油汚れっぽかったらセスキ炭酸ソーダを水で溶かした液体を吹きかけてからこすってみます。
ケチャップ系の色素汚れだったら酸素系漂白剤を溶かした液体を吹きかけ2~3分おいてからこすります。これでたいていの汚れは落ちます。

我が家でどうしても落ちなかったのは墨です。これだけはうっすらと残ってしまいましたね(^^;

どちらも最後に水をスプレーして薬剤を拭きとります。

無垢の床板
床板は、住み始めの頃は年末の大掃除で蜜蝋ワックスやオイルを塗ることもありましたが、素足で歩くことが多いせいか(足の油で?)年々塗らなくてもつやつやしてくるようになり、今はほとんどやっていません。

普段は掃除機をかける程度の掃除しかしていないので、年末は固く絞った雑巾で気になる汚れを拭きとっています。
水のシミや調味料が落ちたあとなど普段は気付かないシミも、ひざまづいてみるとけっこうあるもので...。水拭きしたあと乾いたぞうきんで拭くと、濡れ雑巾は真っ黒になってることが多く...(^^;かなりスッキリします。

床ではありませんが、無垢板のダイニングテーブルにはオレンジオイルを塗ります。液体や食べ物をこぼす頻度が床より高いので、汚れが染みこまないように塗り込むようにしています。

我が家の壁や床の大掃除はこのくらいです。自然素材の家だからといって、それほど特別な掃除をしなければならないということはありません。

むしろ自然素材でない合板はつやがなくなってしまうので、ワックスかけをしなければならなかったり、紫外線やカビで変色してしまう壁紙をきれいにすることの方がずっと大変かもしれません。

壁も床も、使う材質によって違いがあるので一概には言えないとは思いますが、少しでも参考になればうれしいです。

今回は自然素材の家の大掃除について、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

自然住宅は冬あったかいってホント?

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

今年は例年に比べて暖かい日が続きますが、もうすぐ12月。さすがに寒さが本格化してくるでしょう。

新築を考えているあなたは、夏は涼しく冬は暖かい家がいいなと思っているのではないでしょうか。
家を建てようと思っていた頃、私もそんな家に住みたいと思っていました。

なるべく冷暖房に頼らずに自然素材の力で快適に過ごせるのが理想で、自然住宅を建ててくれるところを中心に何年も探しました。
自然住宅を作っているハウスメーカーや工務店の資料やホームページでは、自然素材で建てた家は冬暖かく快適だと書いてあったものの、

「実際はどうなんだろう?」という疑問も常にありました。その時思ったのは実際に住んでいる人の話が聞けたらいいのにということ。

だってハウスメーカーや工務店は自分のところで建てて欲しいからいいことしか言わないんじゃない?なーんて疑っていましたからね(^-^;

でもその当時自然住宅に住んでいる人は少なくて中々出会えませんでした。出会えても本音まで聞けるわけじゃないし。

こんな風に、私は家を建てる前に住んでいる人の本音を聞いてみたかったので、今回は自然住宅に住んで13年の私が、本音で冬の自然住宅の体感をお話ししたいと思います。

これから家を建てようと考えているあなたに少しでも参考になればうれしいです。

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最初に言っておくと我が家は「高気密・高断熱住宅」と言われる魔法瓶のような家ではありません。

結論から言うと、

暖かい
でもちょっと寒い時もある

です。

以前住んでいた賃貸住宅は、帰ってくると凍えるように寒く、特に床はスリッパなしではとてもいられませんでしたが、今の家にはそれがありません。
帰ってきても凍えるような寒さはなく、床もさすがに真冬は素足ではいられませんが、靴下をはけば全然大丈夫なレベルです。

その暖かさは素材によるものと、物理的なものがあると思います。

素材によるもの

直接足が触れる床が無垢の木というのはとても大きいと思います。塩ビシートや合板に比べて、無垢の木はたくさん空気を含んでいるといいますが、本当にあたりが柔らかくひんやりしないんです。

足元が冷えないというのは、想像以上に暖かさを感じる要因になります。たまに実家に行き合板の床に上がると、しみじみそれを感じます。

無垢の床材は床暖房が入れられないので、導入を迷う人もいるかもしれませんが、私の実感としては床暖房は必要ないですね~。

もう一つ、自然素材が調湿してくれるというのも大きいと思います。
賃貸住宅に住んでいる時は、冬場は乾燥して朝起きると喉が痛かったり、肌がカサカサになったりしていましたが、
無垢の木や塗り壁の家は部屋が過度に乾燥してこないんです。

湿度と体感温度には密接な関係があると言います。
乾燥していると涼しさや寒さを感じられ、逆に湿度が高いと暖かさや暑さを感じるようになるらしいんですよね。

気化熱というのを聞いたことがあるでしょうか?
人間の皮膚には水分が貯えられていますが、乾燥した状態では皮膚の水分も奪われやすくなり、気化熱によって体温が奪われます。

乾燥によって体温が奪われると寒く感じる、反対に湿度が多いと水分の蒸発が抑えられるので、気化熱によって体温が奪われないので暖かく感じるということのようです。

物理的要因

我が家は総二階なのですが、東西に長い作りになっているので南面が広いんですね。南面は公園で光を遮るものもないので、冬場は太陽の光が部屋の隅々まで入ってきます。住んでいる場所も静岡県なので冬場は天気の良い日が多いのです。

その太陽光が床材や家全体を温めてくれているというもあるかなと思います。
昼間は暑くて窓を開けたいと思う時もあるほどですから。

まあさすがに夜になれば寒いのでストーブはつけますが、和室も入れて28畳+6畳吹き抜け+リビング階段の空間をストーブ一台でまかなえています。

リビングは全部で3間分の掃き出し窓がありそこから大分冷気が入ってきていると思うので、もしかして雨戸をつければもっと夜暖かかったかもしれません。

唯一寒いと思うのはやはり明け方ですね。朝起きる頃にはさすがにもう熱がこもっていないのです。
私の住んでいる所では、一番寒い1月~2月の朝の気温が1~3度くらいなのですが、家の中の温度はだいたい8~10度前後です。ちょっと寒いです。


今回は冬の自然住宅の体感について、私の超個人的な感想をお話しました。
自然住宅といってもひとくくりにできるものではなく、家の建っている場所や、断熱方法などによって全然ちがってくるとは思いますが、
自然素材と合板・ビニール系の素材との違いは明らかに感じます。

ぬくもりのある自然素材を使った家づくりの参考にしてみてくださいね!

ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!

外壁で後悔しない方法とは?前編

自然住宅を建てようとしているあなたは、室内の素材にはきっと非常に真剣に取り組んでいることと思います。

でも外壁はどうでしょう?正直、家の外なら室内環境には直接影響がないから、予算がなければ安いもので仕方ないか、なーんて思っていませんか?

ええ、我が家がまさしくそうでした。

家の中は無垢の木や塗り壁、キッチンも建具もテーマに沿って製作してもらい、自然素材で溢れた室内に...。

そして、そうなんです。使い切っちゃったんですよね。室内だけで予定していた予算を。

本当は外壁も塗り壁や杉板などにしたかったんです。

でも当時は予算ありきで考えていたので自然素材は高くて無理...。

仕方なく外壁は比較的安価なガリバリウム鋼板という材質を選びました。

同じく安価な外壁として、サイディングというセメントを原料にした窯業系の外壁があります。

こちらはタイルや塗り壁っぽく見せることができて、安価だけど自然素材っぽく仕上げることができます。

でも私は似せて作ったものが好きじゃなく、当時は他の選択肢もみつからず、自然素材とは真逆のイメージだったんですが、仕方なく金属系のガリバリウム鋼板にしました。

外壁を決めたのは後の方だったので、正直ちょっと決め疲れもあったと思います。

ガリバリウム鋼板は、10年ちょっとでメンテナンスしなきゃならないと、知っていましたが、総建設費が安くすむということがその時は結構重要で、
なぜかなんの根拠もなく10年後なら払えるような気がしていました。

リアルに想像できてなかったんです。

13年経った今、二人の子供は私立大学に通い、一人はアパート暮らしで更に留学もしたいと言う...。

そんな時に100万円以上する外壁の塗装なんて...無理...(><)

今考えれば、家を建てる時にもっと真剣にメンテナンスのいらない外壁を探せばよかったんです。

あの頃は、メンテナンスフリーの外壁なんてないってあったとしても高くて無理と思っていたけど、10年ごとに100万円かかるならトータルで考えれば良かった...。

予算を初期費用だけじゃなく、もっと長いスパンで見て立てるべきだったんです。新築時ならローンだって組めたわけだし...。ホントに後悔しています。


とはいっても、本当にメンテナンスのいらない外壁なんてあるんでしょうか???

ちょっと長くなってしまったので、次回はそのあたりを、大工歴30年以上の経験を持つ、タッチハウスの山田代表に聞いてみることにしましょう^_^

それではまた次回お会いしましょう!

大手メーカーと工務店の一長一短(自然住宅編)

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

家を建てようと考えているあなたは、メジャーで安心できそうな大手のハウスメーカーと、地元密着型の工務店では、どちらがいいのか考えているのではないでしょうか。

大手メーカーは、モデルハウスで使い勝手を確認出来たり、イメージを膨らませることができるし、営業マンはビシッとしていて頼りがいがあり何でも希望を叶えてくれそう...

工務店は、面倒見がよくアフターケアが良さそうだし、大手より安く作ってくれそう...

人によってイメージは様々だと思いますが、大手のハウスメーカーにも、工務店のどちらにももちろん一長一短があります。

それをよく知れば、自分の理想の家を建てるにはどちらがいいのか選べるようになりますよね。

そこで、今回は自然住宅を建てたくて何年もリサーチを重ねた私が感じた、大手メーカーと工務店の一長一短について書きたいと思います。  

どちらを選ぶのか判断する時の参考になれば幸いです。

まず、長所短所は一般的なものと自然住宅ならではのものがあるので、こんがらがってしまわないように分けてあげていきますね。

一般的な大手メーカーの長所
・モデルハウスがあること
・会社規模が大きいから信頼できる
・建てている人が多いから口コミをゲットしやすい

一般的な大手メーカーの短所
・モデルハウスや営業スタッフの維持費、研究開発費、広告費などが上乗せされるので価格が高い
・独自の設備(サッシやキッチンなど)からしか選べないことが多い

などが一般的な大手メーカーの一長一短です。

ここからが自然素材編です。

自然住宅の観点から見た大手メーカーの長所
・高価だが、イメージや見本と差のない均一な材料で作れる。
・圧倒的なデータの蓄積から材質を厳選している。

自然住宅の観点から見た大手メーカーの短所
・材料は厳選されているがその中からしか選べない。
・規格外への変更は高くつくので、使いたい材料が規格に入っていない場合にはコストアップする。

ハウスメーカーはたいてい規格が決まっています。木造住宅のメーカーでも床材や壁材を自由に選んだりすることはできないので自由度は低め。そのメーカーのテイストが気に入っていて規格通りで作りたいという人向けですね。

大きい会社で情報量も多く安心感がある反面、それに対する対価も高いという感じでしょうか。工務店を選ぶ場合は自分でアンテナを張り情報を調べなければならないのでけっこう大変ですからね~。

さて次は工務店の一長一短です。

一般的な工務店の長所
・大手のような維持費が少ないため、価格が安い
・設計士や大工さんが営業を兼ねていることも多いので、話が伝わりやすく、細かいニュアンスを含んだ希望が通りやすい

一般的な工務店の短所
・小さい会社だと倒産の可能性などの心配がある
・情報が少なすぎて信頼しにくい

などがあげられると思います。

ここからは自然素材編!

自然住宅の観点から見た工務店の長所
・自由度が高い。この中から選ばなければという規格がない場合が多く、自分の好みの自然素材の材料を取り入れやすい。
・無垢の木や塗り壁などを得意とする工務店に頼むと、それがスタンダードなので高くなかったりする。
・木のことを知り尽くした腕のいい大工さんが多い

自然住宅の観点から見た工務店の短所
・デザイン力が弱い工務店が多い
・人手がなかったり、手間をかけたりするので建てるのに大手メーカーより時間がかかる場合が多い。

工務店のいい所はとにかく自由度が高いこと。工務店のテイストが気に入ればおまかせすることも可能だし、こだわりがたくさんある人はそれを形にすることもできます。

それに腕のいい大工さんは、下請け工事ではなく自分の工務店を持ってやっていることが多いので、下請けに大工仕事を頼んでいる大手メーカーより確かな仕事をしてくれます。

自然素材は、大工さんの技術や勘によって適材適所におさめられるもの...と私は思っているので、私は「無垢の木や塗り壁の施工をデフォルトにしている工務店で建てる」ことを選択しましたが、優先するものは人それぞれなので、それを実現してくれる会社を見つけて下さいね~。


大手メーカーと工務店の一長一短(自然住宅編)いかがだったでしょうか。

大手メーカーと工務店では情報量が全然違います。ザイオンス効果という心理効果を知っているでしょうか?単純接触効果といい、接触機会が増えれば好意や好感が高まる効果があるというものです。大手メーカーにはそういうバイアスがかかっている場合もあるので、冷静な視点を持つことも大事ですね。

両方のメリットデメリットをちゃんと把握することが、自分にとって、家族にとって最適な理想の家を建てる第一歩です。


今回は大手メーカーと工務店の一長一短について、私の超個人的な感想をお話しました。ご質問などありましたら何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!


無垢の木に精通した大工さんしか知らない、構造材の話

こんにちは。タッチハウスブログスタッフの平戸です。

あなたはこういう柱を見たことがありますか?

IMG_6886.jpg

これは背割りという加工をした柱。

この加工が、家の強度を上げるのに重要な役割を果たしているって知っていましたか?そしてこの加工技術を知らない大工さんが増えていることも...。

今回は木造住宅に精通した大工さんに聞いた構造材の話です。

まずはじめに背割りとはどんなものかと言うと?

引用 住宅用語大辞典より
背割りとは、未乾燥の針葉樹の心持ち材などにおいて、製材後の乾燥による材面割れ(背割れという)を防止・軽減させるために行う製材工法のこと。 一般に、化粧的価値の低い材面に、材面のセンターから角材の中心に向けて、適度な深さの溝を角材の全長に渡って入れるが、これを「背割り」や「芯割り」という。


心持ち材というのは中心に年輪のある材木のことで、中心部を避けた心去り材よりも腐りにくく、強度があるため構造材として使われることが多いのだそう。

切れ目を入れることで強度が下がると思われがちなんですが、実は入れた方が強度が上がるそうなんです。その理由は...

下の写真を見てください。

人工乾燥材と自然乾燥材.jpg


写真の右が背割りを入れて乾燥した柱です。背割りの部分に割れが集中する事で開いてきます。立てた後もある程度開いてくるので、壁を押してしまい膨らんできて、壁が微妙に狂ってきます。

こんなイメージ。
S__15327279.jpg

写真の右は背割りを入れずに人工的乾燥したものです。表面の狂いはないのですが、柱の芯の部分の密度が高く強度がある部分に割れが生じています。

なので上からの荷重を支える圧縮強度が落ちてしまうんです。でも、狂いがないためクレームが起きないという理由で現在は主流になっています。

このように強度よりも見た目を優先しているのが今の建設業界です。これがスタンダードなのでこういう木の習性や背割りを知らない大工さんも増えているのだそう。

いつ地震がきてもおかしくない日本に住んでいて、こういった木の性質を知らない大工さんに家を建ててもらうのはリスクが高いですよね。

実は私がこの話を聞いたのは最近のことです。私が家を建てた当時は全く知らなかったのですが、無垢の木を使った木造住宅を専門に作るメーカーだったので、木の性質を知る熟練の大工さんが建ててくれたのだと思います。

無垢の木を日常的に使っているメーカーと、集成材や新建材を日常的に使っているメーカーとでは、知識と経験が全く違います。無垢の木や漆喰などの自然素材の塗り壁で家を建てたいと思っているあなたは、ぜひメーカーの営業マンと話す時に今回の背割りのことを聞いてみてください。その受け答えで、無垢の木に精通したメーカーかどうかがわかります。

ちなみに背割りについて最近私に教えてくれたのが、タッチハウス山田代表です。彼はまあ言ってみれば木のオタクですね。木のことなら何でも相談してみてください。

今回は、無垢の木に精通した大工さんしか知らない構造材の話でした。ご質問などありましたら代表が何でもお答えしますのでコメント欄にどうぞ!

それではまた次回お会いしましょう!